SSブログ

のらりくらりはイタリア流   [仕事]



去る12月9日、第200 臨時国会が閉会した。
野党による桜の追求偽装で、多くの議案が審議なく通過した。
税金を最も無駄遣いする野党連中の、憲法論議拒絶は成功した。

実を取れず、印象操作ばかりで、政権支持率を下げて勝利と喜ぶ愚か者。
それほどの巨悪なら、検察、特捜に任せて、それこそ徹底追及すればよし。
優先順位を付ければ最重要でもないことに大騒ぎ、毎年のこと。

そもそも、憲法論議をしなくても良いのか。
反対連呼の愚より、国民を巻き込んで、議論して、勉強しようぜ。
アジアを震源地に、危機が迫り始める前に、議論をすべし。

何でも反対の言論弾圧はもう辞めてもらいたい。
変える変えないではなく、この現代に合った憲法を考えない思考停止が恐ろしい。
そもそも、憲法そのものにルールが明記されており、議論が先だろう。

日本国憲法 第九十六条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。





DSC06263.JPG


映画にも出て来るよねって、長女が言った。
微動だにしない衛兵。
どう考えてもイタリア人気質ではないと、思う。




ただいま仕事中.JPG


ただいま仕事中、ワンワン、ワワンのお巡りさん。
イタリア男子はこうでなくっちゃね、あと、ナンパとおしゃべり。
映画では腐敗した警察がよく出てくるし、どこかの府警。




ただいま仕事中 エリートなんだぞ.JPG


年齢制限、身長制限、カトリックで兵役を経験した、スイス市民!
16世紀から教皇を守るのは、屈強さを誇るスイス人衛兵。
さすがローマにありながらヴァチカン市国、エリートを配置。

エリートたちはさすがに、お喋りも、可愛い娘を見てナンパもしない。
面白い制服を着ているのでサーカスみたいと思ったけど。
これ、ミケランジェロがデザインしたって、ホントかな。



ファイト!





ファイト!(86)  コメント(6) 

飼い犬に手を噛まれたこともある   [旅]



ローマと言えばこれだ、の第5位あたりに位置するものがある。
札幌市西区の石屋製菓、チョコレート・ファクトリーにもこれはある。
長女が里帰りした時、一緒に行って、手を突っ込んで写した。

その写真はボツになったけれど、娘は大学の新聞に記事が掲載された。
大学新聞の中の、ふるさと便りみたいな記事で、写真も掲載であった。
写真は別に撮った白い恋人の座布団を持ってのもの。

世の中のどこにでもあるそれの本物を求めて歩いた。
勿論それは、ローマの休日に登場して、印象的なシーンとなる。
あの時のオードリー・ヘプバーン、可愛かったなぁー。




DSC05008.JPG


札幌のチョコレート工場の方が立派やったな。
それでもこれが御本尊。
もちろん、娘も噛まれ、私は恐る恐る。




DSC05016.JPG


映画「ローマの休日」
グレゴリー・ぺック扮する新聞記者が真実の口に手を入れる。
その後、手を袖にしまって噛み切られたフリをする。

これを見たオードリー・ヘプバーン扮するアン王女は泣き叫ぶ。
何て可愛いんだと思わせる、とっておきのシーンだ。
ふたりの距離がぐっと近づく、お洒落なシーン、パパは驚かさないよ。




いいねだ.JPG


サンタ・マリア・イン・コスメディン教会で手を噛まれた後、礼拝。
敬虔な気持ちで世界平和を祈念し、川沿いの道に出て散歩を続ける。
上流では雨なのか、川の勢いがあり、濁っていた。




誰? 2.JPG


さてと、驚いた。
顔はハシボソガラスなんだけど、着ている服の色が少し違う。
これは参ったと、恐る恐る尋ねる、あなたは誰?




誰? 3.JPG


シカトして歩く姿は、どう見てもカラスやん。
生物の先生がカラスは2種類、ハシブトガラスとハシボソガラス。
違うやん川内先生、気になってしょうがないのですよ。



ファイト!





ファイト!(83)  コメント(8) 

トレビの泉   [旅]



イタリアの話

ローマ観光の定番であるトレビの泉。
娘とではあるが、行った。
本当なら妻と一緒がいいんだけど、今の妻に長いフライトは禁止。

妻の代役で、トレビの泉にも行きたい、と行く。
まあ、ここは「恋」だとか「愛」がテーマだから、オヤジの場所にあらず。
女子の方が多かったね。




DSC03814.JPG


イタリア遠征期間中、合羽を着たのは一度だけ。
20年近く前の、コンサドーレ札幌の応援でもらった合羽。
胸にでっかく、「白い恋人」と印刷されている。

街をそのカッパで歩いていると、日本人は確実に反応していた。
白い恋人の赤いカッパ着用オヤジがSNSに登場していたら、それは私。
見られている感満載だったし、撮られてもいた、石屋製菓の回し者。

傘の山をかき分けて、娘と最前列に向かう。
そして泉を背にして、コインを右手に持って左肩越しに、正しく投げる。
コインを1枚、確実に投げたから、またやってくるのだろう。




DSC04591.JPG


ハレオくんパワーで雨をやませた翌朝。
コインの威力で、またやって来る。
しかし、コインを投げてはいけません、ダメよダメダメ(昔の流行語)。




DSC04593.JPG


コインを回収中ということで、ざっくざく。
年に1~2億円程度の収入らしいが、全て寄付となる。
教会に寄付され、貧しい人へと配分。




DSC04600.JPG


昨年からこの回収した金は、教会へは回らず市の収益に計上される。
この雑収入がどのように使われるか、不明。
よその国のことだから関係ないが、ある種の不労所得である。




DSC04599.JPG


コインを投げた翌日、再び泉に戻って来たから、伝説通りだった。
しかし、再び通ったら、掃除中でコインは投げられなかった。
延々とコイン回収作業を見ていてもつまらないから、コインを投げずに通過した。

1枚投げると、ふたたびローマにもどって来られる、らしい。
2枚投げると、ふたりの愛が永遠に結ばれる、らしい。
3枚投げると、ふたりが離婚できる、らしい。

もう戻ることはないのかと言うと、そうでもない。
こころの道はローマに通じ、食はイタリアにあり。
イタリア男の仕事ぶりは、どこか肩の力が抜けていて、ナンパ目線が多かったなぁ。



ファイト!





ファイト!(96)  コメント(5) 

35回目は珊瑚婚式   [旅]



私たち夫婦は35回目の結婚記念日を迎えた。
珊瑚婚式と呼ぶらしいが、子育てもほぼ終了し二人住まい。
ちょっとノンビリしようか、どうせなら被災地でお金を使おうと。

南房総の温泉ホテルに泊まり、私たちにしては贅沢な部屋で過ごす。
部屋に温泉風呂があり、海を見ながら、ふたりでバカな話をして笑ったり。
ただ、夜は海も暗くて温泉につかるだけ、それでも楽しかった。

貴景勝と炎鵬なら、仲良く一緒に入れるサイズ。
もちろん、私たちは足を伸ばして、お肌がすべすべするねって。
ふたりで、わが子の自慢話、良く育ったね三人ともって。




room03a.jpg


あとどれぐらいこの人と一緒に過ごせるのかな。
いとおしい人よと、言葉に出して甘える。
他人が聞いたらバカヤローって、水をかけられそうだけど、好きなんだもん。




DSC06773.JPG


千葉県南房総、台風15号の被害は深刻だと思った。
干物を買った店で記念写真を撮るふりして、盗撮。
場所によってはブルーシート村があり、車で走りながら驚いた。

毎回の帰路、高速に乗る場所に、道の駅保田小学校がある。
訪れて驚いたのは体育館が破壊されていて、臨時店舗で営業だった。
いつものように花を買い、飲食し、今回は米も買った。

そういう買い物をするだけなんだけど、祈りながらね。
元気になってね、頑張ってねって。
90分ほどのドライブだから、また来ようって思った。




sapporoビール.JPG


イタリアの話

このテントを見た時、サッポロビールがスポンサーかなと思った。
マラソン会場や遺跡の周辺で、軍隊がいる場所に必ず常設のテント。
軍隊と書いてあるけど、この星のマークを見ると、サッポロクラシック。





classic_350_m.png


亡くなった先輩がこのビールが好きだった。
うちに来るときは必ず用意して待機したもんだ。
この星のマークの刷り込みが強く、イタリアで軍のテントにビールを思う。


おらがイタリアで、羽生結弦クンが負けた。
おばさんたちの悲鳴も聞こえるが、次が出て来ない日本。
ロシアの女子はものすごい勢いのフィギュアスケート。

組織的ドーピング国家だから何か秘訣があるのだろうか。
中国の、北朝鮮の、ロシアの、なんか怖い国々の闇。
来年、台湾で総統選があるが、その前にお食事に行くかな、怖いもん。



ファイト!





ファイト!(86)  コメント(13) 

一帯一路の人権弾圧   [考え方]



野党のバカ加減とマスコミの志の低さに幻滅している。
幻滅は大袈裟だ、やっぱりこいつらバカだと決めつけている。
平和ボケの加速である。

桜を見る会、勝手にすればよく、追及も断罪も大事だろう。
悪いことは悪い、だから安倍やめろか。
薄っぺらな正義を振りかざしやがって。

ウイグル族弾圧のこと、こういうことに本腰を入れてモノを言えよ。
100万人規模のウイグル族を収容所に入れ、洗脳する中国共産党。
たしかに職業訓練センターで収容と共産党は言い、人権弾圧はないと。

福井県立大学名教授のR氏などは、天安門事件がなかったと宣言するお方。
ウイグル族への人権弾圧もないと、言う。
さてと、マスコミも共産党も、ここを深掘りせぬのは、他人事だからか。

中国共産党は、香港の締め付けを緩めないだろう。
その陰で、チベット族、ウイグル族への人権弾圧は大規模に継続だ。
それが共産党の正体で、怖れを共有できない政治家どもよ。

一帯一路、世界征服への道が着実に進んでいる。
桜を見る会問題? それも重要なのでしょうね。
でもね、やがて日本も共産党にかき回されそうで、怖い。




1 水没しちゃって.JPG


サン・マルコ広場、ここが水没する映像があり、泳ぐ若者に驚いた。
ハレオくんパワーで、水も引き、普通に歩けたが痕跡は残っていた。
膝ぐらいの高さまで水没があったのかな。




2 世界征服ですか.JPG


共産党御一行様は、どうも神経が違うようで近づけない。
前近代的だが、さて、どういう意図での我が物顔の記念写真か。
御一行様に悪気がないのは分かっていて、迷惑臭をまき散らしてるだけ。




3 世界征服.JPG


記念写真用の横断幕、見るからに、世界征服と思えてしまう。
遠くから離れて見させてもらいます。
ただ、共産党の人権弾圧に、声を揚げようとしないのかね、与野党諸君。

露骨に無茶苦茶なことをやり抜く行為を、それこそ糾弾してほしい。
先進国の、マットウな民主主義国家としてのコメントは、出ないのだろうか。
こんな大事な話を、マスコミが本腰を入れないのは、どうしてだろうか。



ファイト!





ファイト!(81)  コメント(5) 

愛国心のこころ   [旅]



イタリアの話

ぼちぼち疲れてきたので、ぼんやりした話。
普通にある教会のステンドグラスが美しく感動したり、市民ランナーに手を振ったり。
ピスタチオのジェラートに溜息をついたり、のんびり散歩は楽しい。

別にこれが江戸川べりでも良かったんだけどね。
それでも次女がゴンドラに乗りたいと言い、漕ぎたいに変わり。
それが実現すると、この旅の残りはもう、余生みたいなもんで、無欲。




1 雨が降らないようにハレオくんが祈る.JPG


11月24日(日)、この日は三女が「第39回 つくばマラソン」を走った。
私と次女は、「第36回フィレンツェマラソン大会」を応援した。
石畳は濡れると滑るので、雨が降らないように、ハレオくんパワー全開。




2 asics.JPG


次女は高校時代からアシックスの人が、この水着使ってみてと支給された。
使うこともあったが、例の高速水着に父は魂を売っていた。
親バカ父さんは、高速水着に数十万円使ったかな。




3 asics.JPG


それでも外国で、アシックスがスポンサーをしていると、嬉しくなる。
何だか日本の優良企業が、世界のアスリートを支援しているみたいで誇らしい。
ナイキの靴を履きながら、そんなことを思う身勝手。




4 メヂカルの連中はどこでもお喋り.JPG


メディカル班の方々は、救急車と共にあちこちに配置されていた。
そして共通する光景は、絶対にお喋りをしていること。
そういうノンビリ感が、日本にも適用されるといいな。




5 世界征服の手.JPG


「ギブ・ミー・チョコレート」は屈辱的な映像だった。
それでも、タダでもらえる応援グッズは、もちろん両手に貰い、土産になる。
おそらく日本のスポーツ大会でも持参し、トランプに逆らってしまうのかな。




6 1345年に再建されたという橋、ポンテ・ヴェッキオ.JPG


ポンテ・ヴェッキオ。
外から見ると確かに、1345年に再建されたという橋、という感じがする。
応援する大勢の人もいて、落ちないかなこの橋。




7 給水地点.JPG


門限が近づくと撤収準備も始まる20㎞給水地点。
この右側山の手に、ミケランジェロ広場があり街が見下ろせる。
快晴だとインスタ映えがしたのだろうね。




8 cleener.JPG


北海道マラソンでは、緑色の薄いスタッフ用ヤッケが配られて今でも使っている。
たしかサッポロビールと書いてあったかな。
アシックスのカッコいい防寒コートなんて、貰ってない!

と、恥ずかしいくらいの乞食根性の J-Boy 。
フィレンツェスタッフにも「日本人みたいに」せっせと働く人、あり。
えらいなぁ、と思って「ご苦労さん」と言っても、聞こえない、スルー。



ファイト!








ファイト!(86)  コメント(4) 

車椅子マラソン応援   [旅]



イタリアの話  

第36回フィレンツェマラソン大会の応援。
物見遊山ではあるけれど、マラソンより車椅子マラソンに興味があった。
応援し、彼らのものすごい頑張りに、感激した。

先月、東京オリンピックのマラソンは、札幌に変更となった。
今後コース選定をするのだろうが、北海道マラソンのコース検証はイヤだった。
去年の3月まで、新川通り沿いに住んでいたが、新川通りには何もないと酷評。

元住人としては、何もないから手稲山が見えるんやないか、と不快だった。
東京コースでは名所めぐりのコースだったらしい。
今後、札幌のコースも工夫されるのだろう。




第36回フィレンツェマラソン大会 スタート地点.JPG


13世紀末から600年かけて造られた建物(ドゥオモ)の前がスタート地点。
ゴールはこのすぐ右裏になるのだけど。
こういう場所からスタートするのは、見ていても楽しいやんと既に感激。




1 応援の太鼓部隊も楽しむ.JPG


川沿いの道には太鼓部隊が待機して、盛り上げている。
川沿いコースも新川通りよりはるかに距離が短いから、良いのかもしれない。
ドラムに合わせて激励するのは、参加気分。




2 車椅子マラソン舐めるな.JPG


車椅子マラソンを舐めるな!
ものすごいスピードで駆けるが、その腕の筋肉たるや。
五体不満足でも、アスリートやんけ!




3 仕事中もおしゃべりで楽しむ.JPG


ボランティアC班は、おしゃべりをしながら仕事。
マラソンは上位陣だけが真剣モード。
車椅子(自転車?)は、全力で打ち込まなければ止まってしまう。




4 ハーフ地点の関門.JPG


ハーフの関門だけど、川沿いは走りやすい道路。
すぐに街の中に入ると、直角に曲がったり上り坂だったり、石畳だし。
毎年、筑波マラソンに出てる三女に勧めたら、石畳は足を壊すだと。




5 とにかくボランティアも楽しむ.JPG


日本のマラソンで、ボランティアがお喋りに専念すると怒られるでしょ。
少なくとも、笑顔で通行規制をやったりはしないと思う。
心底、いつでも人生を楽しむ人種なんだと、妻のルーツを見た気がする。




6 川沿いは車道だが石畳の上を走るのがキツ.JPG


下り坂は楽そうに見えるけど、直角に曲がり切れなかった車椅子女子がいた。
勢いが止まり、坂道を泣きながら腕に力を込めて、頑張っていた。
手を叩き、声を上げ、「みんな」で応援しながら、涙が出た。




7 ランナーも楽しむ.JPG


1345年に再建されたという橋、ポンテ・ヴェッキオを駆け抜ける。
たしかに高速コースではないけれど、走るのも楽しいかもしれない。
少なくとも、応援するのは楽しかった。

さわれるほど近くを、国籍は違うけれど、頑張って走る姿。
簡単に感激してしまい、特に苦悶の表情の車椅子には、その頑張りに敬服。
ボーっとしてられないなと、思うのだった。

レースを終えた車椅子の人、家族と談笑している。
通りすがりに、チャオ! って、タッチをして、笑顔を交換した。
そういう通りすがりが、嬉しかったんだ。



ファイト!





ファイト!(81)  コメント(6) 

本場でゴンドラを漕ぐ   [旅]



イタリアの話

Wikipedia に「ヴェネツィア」と表記しているので真似る。
ヴェネツィアに行くのは目的があり、次女が交渉してゴンドラを漕ぐこと。
そんな悠長なことを考えていたら、ヴェネツィア水没のニュースが流れた。

サン・マルコ広場が水没して、泳いでるお兄ちゃんが映って、覚悟した
どういう覚悟かと言うと、次女も私も水着とゴーグルの持参である。
ところがどっこい晴れ男のハレオくん、水没の間隙を縫うことになった。




DSC00773.JPG


遠征期間中、雨に合羽を使用したのは一度だけ。
ある意味で、強気に出ることが出来た。
ゴンドラを漕ぐ、次女、交渉である。




DSC01351.JPG


水泳選手を引退後に就職し、趣味でドラゴンボートやカヌーに挑戦。
すでにマイ・オールを持って自室でトレーニングするハマりよう。
7月には天神祭りの奉納で、フィリピンチームの助っ人で漕いだ。

本場でゴンドラを漕ぐ、始めは乗りたいと言ってたのにね。
まあ交渉して、やれるものならと、証拠写真やビデオ持参、スマホにね。
子どものころから挑戦する人だから、漕いじゃったのでした。




DSC01378.JPG


外海では警察がいるからダメだよって。
細い水路を漕ぎ、上手いやんとリップサービスあり。
幾つかの、漕ぎ方指導も受けていた。

乗る前には、ゴンドラの漕ぎ手を観察していた研究熱心な娘。
橋の上ではガイジンが、何やねんと、こちらを見る。
細い水路は、すれ違いの幅が狭く、片方が一時停止して水路を譲る。




DSC01434.JPG


私には、娘のスマホでビデオ撮影と、私のカメラで写真撮影しかできない。
それでもね、こういう体験を一緒にできたから良かったと思う。
そしてそれが親の幸せなんだと思う。

いつか嫁ぐ日にでも、この大成功の旅を思い出してくれたらと思う。
やっぱオレって、イイ人だな。
外の揺れる海の上で、少しお父さんは喜んでいるのでした。



ファイト!




ファイト!(90)  コメント(9) 

便座エース  [旅]



イタリアの話

外国に出て困ることは各国のトイレ事情。
メルボルンでは困ることがなく、Dave んち近くの駅トイレも使用可能で紙もある。
トイレ不安がないメルボルンは、移住可能な街だと思っている。

以前、私が住んでいた札幌市北区。
エルムの森公園というのがあって、よく、タクシーが止まっていた。
運転手さんが休むのと、トイレを使うためだろうが、無料、使用可能。

パリやNYやLAでも、トイレは我慢することが多かった。
有料トイレを利用したし、レストランにはトイレのために入店した。
子どもが小さい頃、サンフランシスコでは頭の中にトイレ地図を作っていた。


イタリアでも無料トイレの場所が見つからないと、1~1.5€ 払ってトイレを使った。
デパートで無料トイレを確保し、カフェやレストランでは無料トイレ、使う。
しかし、ただ驚いたのは、場所によってはトイレに、便座がない!




便座なし.JPG


日本で街歩きをしていても、トイレの不安はない。
コンビニや駅で、普通に利用して、そこそこキレイし安全である。
写真の窮屈な個室は、フィレンツェのジェラート屋さんのトイレ。

フィレンツェでマラソンの応援をした時に借りた。
サン・ジョバンニ広場がゴールになるが、すぐ横のドゥオモ広場にある店。
店の前の椅子に座って娘がジェラート、私は珈琲を飲む。

トイレ借りとこか、C国のご一行が去った後、借りる。
娘が使い、そのあと遂に、感激の便座なしを見るにつけ、驚く。
む、難しいやんけ、使われへん。




便座がないなんて.JPG


噂には聞いていたけれど、男女区別なし、おまけに便座なし。
ウォッシュレット派だから、無理、使えない、常に正露丸を携行する旅人。
謙虚に二人で使わせてもらったが、個別相談対応だった。

賑やかすぎるC国ご一行様は、断られるだろうな。
店の奥にあり Staff only、ついたてで隠されていた。
使用方法はいつか誰かに教えてもらうが、ボクは座らない。

有料トイレは入り口でオジサンかオバサンがいて、お金を取る。
指示されたボックスを使うが、日本のような男子トイレではない。
基本、男女共用でサムライには困った空間である。




DSC06442.JPG


フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港/ローマ)。
手洗い場所で、乾かす風までセンサーには驚いた。
街のトイレに便座がない国なのにと、この設備には不思議だった。

便座を付けないメリットって何だろうか、と思う。
衛生面だろうか。
こんど知識人に聞いてみよっと。




DSC06324.JPG


サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン市国)にて、ボクの天使様。
今日も一日、トイレ事情に不具合がなかったことを感謝します。
日本って潔癖症の国だなと思う旅でした。

半世紀前は平気だったタバコの煙、トイレの汚さ、駅のホームに痰壺があったし。
汚い人生を歩いたくせに、何だか不衛生を嫌悪し始めた自分。
良し悪しは不明だけど、便座のないトイレは不安だったなぁ。


昔、居酒屋へ連れてったガイジン客、トイレにおどろいていた。
スマホのビデオに撮って見せてくれたのは、入ると自動的に便器の蓋が開く。
多くのイタリア人も驚くに違いない日本、凄い国だぞ。



ファイト!





ファイト!(86)  コメント(12) 

煙が目に染みた   [旅]



イタリアの話

乏しい経験ながら言える第一は、煙たいということ。
おそらく法律で屋内から喫煙行為を締め出したのだと思う。
外で吸う人が、ものすごく多いということ。

歩きながらや、立ち止まってやら、男子も女子も。
煙草を吸ってない人がいないくらい、猛烈な喫煙。
歩いていて、時には、息苦しくてむせてしまった。




表紙か.JPG



私もかつてはヘビースモーカーだったが、息苦しかった。
副流煙だとかそんな優しいレベルではなく、歩き煙草には辟易した。
イタリアの街を歩くときは、マスクが必需品かもしれない。




DSC05283.JPG



考えてみれば昔は新幹線の中でも、もうもうと煙っていた。
そういえば最後のパンアメリカンで米国遠征した時、機内で吸っていたオレ。
周囲の人たちは苦しかったんだろうなぁ。




DSC03316.JPG



それでも時代は嫌煙権の時代に入った。
日本では喫煙者が追いやられているが、イタリアでは正々堂々、正義の味方だった。
どちらの国が良いのかは分からぬが、煙たいのは息苦しいと痛感した。

次回イタリア遠征するときは、マスクを大量持参する。
都会は排気ガスより煙草の煙が苦しかった。
まあ、清潔を意識し過ぎた日本に、慣れてしまったのかな、オレ。



ファイト!





ファイト!(85)  コメント(9)