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本場でゴンドラを漕ぐ   [旅]



イタリアの話

Wikipedia に「ヴェネツィア」と表記しているので真似る。
ヴェネツィアに行くのは目的があり、次女が交渉してゴンドラを漕ぐこと。
そんな悠長なことを考えていたら、ヴェネツィア水没のニュースが流れた。

サン・マルコ広場が水没して、泳いでるお兄ちゃんが映って、覚悟した
どういう覚悟かと言うと、次女も私も水着とゴーグルの持参である。
ところがどっこい晴れ男のハレオくん、水没の間隙を縫うことになった。




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遠征期間中、雨に合羽を使用したのは一度だけ。
ある意味で、強気に出ることが出来た。
ゴンドラを漕ぐ、次女、交渉である。




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水泳選手を引退後に就職し、趣味でドラゴンボートやカヌーに挑戦。
すでにマイ・オールを持って自室でトレーニングするハマりよう。
7月には天神祭りの奉納で、フィリピンチームの助っ人で漕いだ。

本場でゴンドラを漕ぐ、始めは乗りたいと言ってたのにね。
まあ交渉して、やれるものならと、証拠写真やビデオ持参、スマホにね。
子どものころから挑戦する人だから、漕いじゃったのでした。




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外海では警察がいるからダメだよって。
細い水路を漕ぎ、上手いやんとリップサービスあり。
幾つかの、漕ぎ方指導も受けていた。

乗る前には、ゴンドラの漕ぎ手を観察していた研究熱心な娘。
橋の上ではガイジンが、何やねんと、こちらを見る。
細い水路は、すれ違いの幅が狭く、片方が一時停止して水路を譲る。




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私には、娘のスマホでビデオ撮影と、私のカメラで写真撮影しかできない。
それでもね、こういう体験を一緒にできたから良かったと思う。
そしてそれが親の幸せなんだと思う。

いつか嫁ぐ日にでも、この大成功の旅を思い出してくれたらと思う。
やっぱオレって、イイ人だな。
外の揺れる海の上で、少しお父さんは喜んでいるのでした。



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