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しばらく沈思黙食 [味]
世の中、分断どころではなく、寸断、裁断、遮断されて混迷迷路。
多様性と言い、ちょっと誰か整理してくれないと、困っちゃう。
国力が低下し、公共サービスが低下し、税金は湯水のごとく使う。
何かおかしなコトが進んでいると思う。
今までこうだったと頑なな閉鎖性が私たちを道づれにして、置き去りにされそう。
やっぱり中国に賛成し、ロシアを応援して、北朝鮮支配者の髪型を褒めるべきか。
もう少し、様子を見て、時期が来れば脱藩か。
久々に朝の連ドラ「らんまん」は良かった。
でも最後の2週間の同窓会的な駆け込み詰め込みは、相変わらずだけど。
夏を惜しみながらサマートリュフのアイスを食べた

サマートリュフのアイスクリームとマカロン・ド・サンテミリオン
わたくし史上、一番のアイスはカシスのアイスでした。
それが、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港で最後に食べたアイスが逆転優勝。
なんと、ピスタチオのアイスがこれほど美味いとはと驚き、1位。
日本では圧倒的にピスタチオ量が少ないから絶品域には至らず。
と勝ち誇っていたら、サマートリュフのアイスを食べて椅子から転げ落ちます。
なんじゃぁこれは、この上品な甘さに香りに、大逆転の首位に躍り出ました。
夏を惜しみながら、冷房の効いた部屋で、妻と娘と友と喰い。
これが外食でなければ、娘も私も、ぜーんぶ舐めてしまうでしょうね。
やっぱり育ちがワルいのですが、我慢しましたよ。
夏から秋に向けてのイチジクを食す

夏から秋に向かうイチジクと柿のフルーツタルト
手作りサブレ、フルーツに合うマスカルポーネクリーム、自家製カシスアイス。
こうやって出てくると、3位に陥落したと思えないカシスアイスでした。
イチジクを食べるのは何十年ぶりかだけど、とても美味しく頂きましたね。
妻も、子どもの頃には庭のイチジクを食べる夏休みだったそうで。
大人になって、買ってまで食べることは殆どありませんでした。
何かで出されて食べはしたけれど、実に何十年ぶりかの再会、立派になられた。
このタルト、添えられたディオスピロス・カキも絶妙でした。
神から与えられた植物そのもの、柿の甘味は幸福の味です。
いつかいつの日か、またお会いしたいと思います。
9月末に海に入るのはサーファーと外国人さんだけでした

今年は一度も海に入らなかったことを思い出した。
最近は、プールで泳いだ方が温泉もあるし、楽だし。
あの海水浴あとのベタベタ感が嫌だし、見せる裸体もないし。
でも、妻さえ良ければ着衣のままで、足だけ入るのも一興かと。
そんなことを思っているうちに、富士サンに魅せられて、山男化。
来年も山のシーズンが中心になりそうで、海は卒業かな。
値上げ攻勢の中で天高く食べたきもの多し

江戸川の土手には雑草として咲く彼岸花
情熱は時に猛獣のように暴れ回ることがあり、抑えが効かなくなる。
厄介なものを上手く制御できるようになれば大人と呼ばれる。
知性に支えられた冷静さは教養のように人間の深みを感じさせる。
そうありたいと今日も願いながら、なかなか上手く生きていけない。
夏目漱石先生とて同じのようであり、「草枕」の冒頭に記されている。
かくかくしかじか、とかくに人の世は住みにくい。
検討する、指示をする、言い続けるキシダの予算は執行されておらず。
電気ガス水道ガソリン値上げ、ステルス値上げ順次待機中。
せめて我が心だけは根を上げず、抑制をきかせて、教養、強要。
ファイト!
『水は海に向かって流れる』 [映画]
NHKの6時代のニュースは地方局に切り替わる。
住んでいる場所や旅先の地域のニュースでローカル色が濃い。
特に、ご当地出身力士の「本日の取り組み」が流れ、面白い。
現在、静岡局は大いに盛り上がっており何度も映像を流す。
翠富士が勝ち越しており熱海富士が優勝に絡んでいる。
地方局のアナウンサーのノリは凄いが、楽屋落ちめいて少しだけ引いてしまう。
それでも熱海富士の純情ふうな緊張顔と、嬉しくて笑う顔のギャップが良い。
北斗富士も笑うと可愛いが今は熱海富士の笑い顔が好きだ。
富士山が好きで「富士」を追のだが、我が身を思い、不細工でも可愛い笑顔が好き。
『水は海に向かって流れる』

■ 作品データ
制作年/2023
制作国/日本(ハピネットファントム・スタジオ)
内容時間/123分
ジャンル/青春・恋愛ドラマ
■ 解説 シェアハウスを舞台に《年の差10歳》の2人が綴る、爽やかな“ときめき”と“感動”の物語◆ 通学のため、叔父・茂道の家に居候することになった高校生の直達。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26 歳の OL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷、海外を放浪する大学教授・成瀬)…と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が……。榊さんが恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは・・・?
このポスターの「映画」の所が「小説」になっただけの表紙の文庫本を読んだ。
同名の小説だが、コミック3巻の文字化であり、映画のシナリオ原作でもある。
言い方を変えれば小説を忠実に映画化していた。
大阪へ移動する前日だったか、機内で南海電車で阪急電車で、移動の読書。
軽く読めそうな本を探して、広瀬すずが表紙だというだけで買った。
実際、文庫本はサランラップで巻かれていて立ち読みすらできなかった。
立ち読み阻止の文庫本なら、きっと軽いのだろうと、移動疲れの中で良い読書。
振り返ると「お姉さん」を好きになることが多く、10歳上のバイト先女性もいた。
淡い気分で読んでいたら違っており、少しばかり訳ありだった。
それぞれの両親がW不倫し、家庭は壊れて、それぞれの息子と娘。
娘は母親に対して傷つき時間を止めて、息子はまだ子どもで何も知らない。
娘は26歳になり、息子は16歳になり、出会うのだが。
あり得ない話だろうと思われる個所は幾つもある。
それでも「箱庭に閉じ込めて考える人生」としては、降りかかっている断片はある。
子どもの力ではどうしようも出来ない親の身勝手な不条理、それによる見えない傷。
オレだって引き摺ってんだよと思えるものがある。
我が子にもあるだろうし、教え子たちにも落としてきたかもしれない。
確実に人生が終わる季節の訪れの中で、若い人が傷つくことがないように願う。
それでも訪れる不条理。
自分はどのように闘ったか、誤魔化して来たか。
思い通りにはいかないということだけを理解する、大人の道だったかな。
ドラマ『だが、情熱はある』でオードリー春日の役をした戸塚純貴が良かった。
ドラマ『最高の教師』で優等生役をした當真あみが陸上部で美しい走りをしていた。
というふうに、ドラマ好きが知る脇役たちも好演する映画だった。
暑さ寒さも彼岸までの小休止

海の家が解体されて、サーファー以外は海に入る人もいない。
また来年の夏まで、波に浜も削られるまま、時を待つ。
気温が30℃を割り少しだけ過ごしやすくなったように思う。
ところが長期予報では、10月にも真夏日があるようなことを言う。
水害や熱波の被害を考えるなら、本気で何とかせねばならぬぞ。
と言って私一人の力では何ともできず、習近平を頼るしかないのか。
市会議員が国を動かすのか

市議会議員選挙のポスター掲示板で見た。
それぞれが公約めいた事を書いているけれど、驚きの1枚。
たった一言「マイナ保険証は中止を!」と並び、名前が書いてあるだけ。
お年寄りが多い街では何となくムードで1票を投じるのだろうか。
ほぼ国策のリニア新幹線を止める知事もいる。
最高裁判決が出ても基地工事はならぬと、国連で演説する知事もいる。
自由だ
民主主義だ
平和だ
中国、処理水で邦人の監視強化 拘束検討も

共同通信社の保養施設は瀟洒な建物(いい記事書いてね)
共同通信 9/17(日) 21:00配信
日本政府が2021年に東京電力福島第1原発処理水の海洋放出処分を正式決定して以降、中国でスパイ摘発を担う国家安全部門が、中国の政界や経済界に深く関わっていると見なした邦人に対する監視を強化していたことが17日、分かった。特に放出を巡る日中間の協議に関わる人物らの身辺調査を水面下で進めたという。拘束も検討した可能性がある。複数の関係筋が明らかにした。
親中派の議員さんよ邪魔しないでよ

外国人を人質にするかのような危うい姿勢を見せる中国。
原発処理水の海洋放出処分以来、日本人の拘束も検討した可能性がある中国。
そんな危険な国への渡航に政府(外務省)は警鐘を鳴らさない。
外務省の「中華人民共和国(中国)危険・スポット・広域情報」では、危険視せず。
●新疆ウイグル自治区、チベット自治区 レベル1:十分注意してください。(継続)のみ。
拘束を検討すらされていないアメリカは、しかし、レベル3で注意を喚起している。
アメリカ政府のトラベルアドバイザリー
2023年時点では中国、マカオにおいて米国人が恣意的に身柄を拘束される可能性があるとして治安や感染症上の懸念とは無関係に高いレベルのリスク評価が設定されています。
中国本土及びマカオに対し「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider travel」が設定されています。
アメリカに尻尾振り、中国に擦り寄り、国民を人質に取られる危険を顧みない。
拉致された国民を救出にも向かわず、右見て左向いて、中国、アメリカ。
いい加減に相互主義、依存ばかりしないで、ビシッとやり返そうぜ。
ファイト!
秋すでに訪れり [味]
先週の日曜で夏の富士山は「閉山」した。
怖いから冬山は登らない。
今年は7月と8月、併せて2回登ることが出来て満足している。
3回目の挑戦は娘と一緒にと、登山練習は入念にしたが台風の影響で断念。
霧や小雨は嫌って慎重に、また今度。
おおよその練習と準備の仕方が分かったので、来年はもう少し頑張ろう。

静岡県のローカル放送では有名な人がいて富士山に登りまくっている。
全国放送で流れたかどうかは不明だが、閉山の日に2230回目の登頂を果たした。
御年80歳、42歳から始めた實川欣伸さん、ちゃんとした登山家である。
一日2往復は、危険ですから真似しないでください、とある。
そこまでの狂気はさて、現時点では自信が無い。
ただ、少しばかりだが興味はあるのだよね。
秋が来たのでブドウの食べ比べ

目を閉じて、出された3種類を適当に食べてみる。
個人的な好みでは手前から順に、1位、2位、3位。
巨峰よりピオーネが好きな自分がいた。
中国が嫌がらせして買わないと、産地の方は困っておられる。
しかし御陰で、魚も果物も安く庶民に降りてくるぞ。
中韓の盗作は不快だが、例年よりピオーネが安いので嬉しい。
秋が来たので菌活

秋到来を食に、炊き込みご飯を作った。
レシピの2倍のブナシメジを入れてミリンも多めに投入。
個人的には一味唐辛子をかけて、おかわり君。
秋になると雲も可愛くなる

洗濯物を干したあと、ベランダで少しばかり目の保養。
PC画面に向かう時間が多いので、遠くを見て目の保養。
秋が行列しているみたいな雲は見ていて楽しく、そして少し日焼けする。
秋になると恋は終わり川には鯉

あと少し先に行くと海だ、という地点。
東海館という、いわゆる歴史的建造物の前を流れる川。
橋から見下ろしていたら大きな鯉がいて驚いた。
彼らは間違って海に入ることはないのだろうか。
そもそも野生の鯉か放流されたか捨てられたのか、フシギ。
模様がついてるので釣っても喰えないだろうし、不思議な光景だ。
秋が始まるから裏山を少し散歩する

新しい登山練習用のランニングコースを探してみた。
人も車もほとんど通らないので片耳でラジオを聞きながら歩ける。
ただ、日が暮れ始めるとイノシシが出てきそうで怖い。
蛇との遭遇は時々あって、道の真ん中を歩くようにしている。
脚力をつけるのはただ、富士サン全てはあなたのために。
まったく儲かる話ではないが、富士山に登るのは直前まで怖くて、でも楽しい。
と、来年の妄想が始まるけれど、体勢を立て直さなくては生活に困る。
倹約を意識して、それでも贅沢に、ピオーネを買ってきて食べる。
さて大相撲、熱海富士が後半どこまで粘れるのでしょう、お楽しみです。
ファイト!
『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』 [映画]
台風が通過しても、暑さは彼岸まで続くのかな。
横綱・照ノ富士の休場は寂しく思うが、若手の台頭を期待したい。
ニッポンを洗濯してくれる龍馬よ出てきて、粗大ゴミ中国も処分してね。
週末は20代の若手と語ることが多くて楽しかった。
おかしいですよねと政治、経済への具体的な疑問と怒りを聞く。
勉強家の若者が身近にもいて、未来への灯り、正しく頑張れよと激励する。
『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』

■ 作品データ
原題/She Said
制作年/2022
制作国/アメリカ
内容時間/130分
ジャンル/ドラマ
■ 解説 大物映画製作者ハーヴェイ・ワインスタインが、何度も繰り返した性暴力を記事で告発した、ニューヨークタイムズ紙の女性記者コンビの奮闘をたどる、実録社会派映画の秀作。◆ 2017年から世界的に注目された、セクハラ・性暴力を受けた女性たちが抗議の声を上げる“#MeToo(私も)”運動。そのきっかけになったのがワインスタインの一連の事件。これらを入念に取材したM・トゥーイーとJ・カンターがピュリツァー賞に輝いた実録小説「その名を暴け‐#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い‐」を映画化。被害者の女性たちの悲痛な告白、その代弁者になるべく全身全霊を注いだ記者コンビの苦闘に心が震える。
被害者たちを脅迫したり口止め料を払ったりして真実を隠していた。
というようなことは容易に想像できる。
カネと人事を握ったパワーを権力と呼び、権力者は逃げ切る。
権力者が手を汚していても気づかないふりをし、諦めに慣れてしまう。
おそらく、身近な場所で泣き寝入りをしている人もいるのだろう。
怖いのは、大なり小なり自分も加害者側に居たのだろうと思う昭和人間。
最近、やけに急激に色々なことが変わって戸惑うことも多い。
それでも新しい時代が少しでも明るく良い方向へ向かうように願っている。
告発者を支える視点や姿勢を持ちたいと思った。
大上段から振りかぶって大朝日、大毎日が展開する糾弾がむなしい。
英語発信のニューヨークタイムズはネット配信も伸びを期待できる。
衰退する大朝日が嘘を書かなければなと、映画を見ながら思った。
不思議なことに、映画では新聞社でも活躍しているのは女性、要職にも女性。
世相を反映しているのだろう、息苦しく感じる日本の女性も力強くあって欲しい。
映画の中の論理が正しいとは思うが、日本では通用していないのかもしれない。
出来ることは少ないけれど、しっかり考えようと思う。
ささやかではあるけれど、家庭の中の女性を尊重する。
うん、ママを大事にする、それしかできないのが現状だ。
■ 映画を見ていて思ったのは名誉のこと

東京駅丸の内南口を出て左にあるKITTE
漢文の授業、司馬遷の史記で「伯夷叔斉(はくいしゅくせい)」をやる。
すると「天道是邪、非邪」(てんどう ぜ か ひ か)が付随してくる。
天道(天の道理)という者は正しいのか、間違っているのか、というタイトル。
仁徳を積み、行いを清らかにする伯夷・叔斉は、餓死してしまった。
罪のない人を殺し暴虐で勝手気ままな振る舞いをした者が、天寿を全うして死ぬ。
もし天道があるとすれば正しいのだろうか、間違っているのだろうか。
司馬遷の境遇を考えれば、当時あってはならない疑問を差し挟むのは納得できる。
それから2100年が過ぎた現在も、変わらない人間社会という世界。
映画ではないが、悪い奴ほどよく眠る。
■ 映画を見ていて思ったことはジャニーズ

台風直前の江戸川の土手を歩いた
この映画を見ていて思った一つがジャニーズ事務所の問題。
おそらくTV放送では「どのようなこと」かは語れないでしょう。
同性に対する性被害という歪みが、権力を盾になされた事実は大きい。
だが事務所は、ファンを重視して被害者を無視した更生を企画する愚挙。
長年にわたり少年の夢と人生を踏みにじり騙した代償は大きいのだが無自覚。
ニューヨークタイムズのような正義がこの国にはなかったと言うこと。
映画の加害者プロデューサーは合計40年近い禁固刑が言い渡されている。
彼は獄中死するしかなく、敏腕の名誉も剥げ落ち、苦しむのだ。
だがジャニー氏は温かく見送られ名誉の中に消えて、天寿を全うした。
加害者が生きているうちに正せなかった日本。
こういうのを見せられながら思うことは、晩節を汚すことなく生きると言うこと。
いい人ぶるつもりはないけれど、いい人でありたいと思う。
ファイト!
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』 [映画]
久しぶりに伊東に来て思う。
蝉の鳴き声も少なくなり、ヒグラシの鳴き声は聞こえなくなった。
かわって夜には秋の虫たちの鳴き声が聞こえる。
日陰や山の斜面を吹く風には涼しさが混じっていて、秋を感じる。
それでも日中は直射日光が暑く、残暑も彼岸までのことだろうよ。
早くも9月、この先どうなるのかしらボクたちとニッポン。
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』

■ 作品データ
制作年/2023
制作国/日本
内容時間/130分
ジャンル/ドキュメンタリー
■ 解説 2021年12月、誰よりも野球を愛し、選手を愛する指揮官・栗山英樹氏の熱き魂の全てを捧げる日々がはじまった。目標は2023年3月開催「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」での3大会14年ぶりの世界一。史上最強にして最高と言われる侍ジャパンがいかにして誕生したのか。完全密着したチーム専属カメラだからこそ撮影できた試合だけでは見ることができない貴重映像とともに侍ジャパン世界一への軌跡を振り返った完全密着ドキュメンタリー映画。
HOTCOOL さんのブログで知った、Amazonで見られるって。
Amazon Primeで映画を見るのは初めてだけど、ドラマは見ていた。
早いもので9月といいながら、半年前の出来事が大昔に感じてしまう。
FIBAバスケットボール・ワールドカップを見ている。
8月27日 (日)、フィンランド戦の大逆転を妻と見て涙を流した。
このWBC侍ジャパンの記録映画も妻と見終わって、涙を流した。
困ったもんだが涙腺が緩んでいるのだろうけど、共に戦ったのだ、疲弊。
ギリギリの戦いの舞台裏、スーパースターたちの緊張感が伝わる。
今の時代、こんなんことを言っちゃいけないが、源田選手は男を上げたなぁ。
頑張るなんて、たやすく言うものではないと思う。
妻がポツリと言うのは、ダルビッシュも大人になったね。
日ハム時代のヤンチャな停学少年が、円く優しく素敵になった。
映画終了後、妻が台所へ行く。
クレジットロールも終わった時、映像が数秒流れる。
この落ちが面白いから、ママを呼んでそこを再放映、面白い。
野球、ドラマ、スポーツ好きには必見の映像だと思う。
まだこれから年末にかけて、地上波でもやるのじゃないかしら。
少なくともWBC特番は、視聴率が稼げると思う。
■ 中国への理解は示さない

成田空港で隠れていた
中国から電話がかかり、一方的に(普段通り)甲高く喋る。
中国に用はないからすぐに切るのだが、おまえら迷惑だ。
声に出して言わないが、生きてる間に中国の崩壊が見たい。
迷惑な「汚染水」イジワル電話。
むかしの日本人も似たことをやってるから何も言わない。
ただ、日本人には羞恥心があり、同じ日本人の馬鹿ぶりを恥ずかしいと思う。
ただ、かの国は世界中に迷惑をまき散らして、大きな顔をする、無知。
ロシアの国民と同じく情報が統制され、「本当のこと」が手に入らないようだ。
そういう情報難民、無知、そのうえ金があるという最悪の現在である。
一党独裁国家、負債がまったく見えない中で、金利が下げられないでいる。
焦げ付きまくっても数字が出ないので、ヤバいよヤバいよ。
不動産投資、恒大集団株は日本の年金機構も買ってるわけだけど、ヤバいよ。
中国の若年(16歳から24歳)の失業率が右肩上がりで下がらない。
6月には21.3%になり、7月から統計は一時停止になった。
日本を叩きまくればいい、中国の言う汚染水以上に、負債が膨れ上がる。
■ 台風12号は熱帯性低気圧になると言うが

富士山8合目を過ぎてジェト機を目で追う
台風12号は暴風域を伴わないまま次第に勢力を落とすという。
4日、月曜までには日本の南で熱帯低気圧に変わる見通しだ。
しかし、気になるのは登山への影響。
12号発生までは9月8日、9日の富士山に晴れマークが出てくれた。
しかし12号発生後、雨マークが連日、点灯してしまった。
9月10日、日曜に富士山が閉山となる。
なぜか心が病みかけた者にとって、富士山こそが救い。
今年の登り納めは娘と一緒にと予定しているが、さて。
ギリギリまで天気予報と睨めっこである。
■ 48年という時間

伊東市役所 正面玄関
FIBA WC2023 17-32位決定戦 グループO
昨夜のバスケットボール、どのようにして勝つかだったが、最後は焦った。
それでも、結果が出せてよかったし、48年ぶりに五輪出場だという。
48年ぶりと言われても、自分には振り返る過去が十分にあり、驚く。
思えば長生きをしたもんだと、バスケは妻に付き合いで応援している。
部活で顧問もやった経験もあり、本気で日本代表を応援した。
かまいたち(山内)に似た富永啓生選手の3ポイントは圧巻だった。
3Pが入るたびにTV解説者が叫び、さかなクンがなぜ解説しているのか不思議。
解説者は女子代表の馬瓜エブリンさん、さかなクンの声に似ているだけでした。
さてこうなると、次はラグビー。
インカレ水泳も終わり、大相撲9月場所が楽しみになってきた。
若い人の活躍を楽しみながら、生活の終了を整えていく。
ファイト!
2回目もキツかった富士サン [旅]
そこに山があるから。
とても短い表現だが、語り尽くさないがゆえの含蓄がそこにはある。
ただそれだけのことだった。
しかし最近思うのだ。
自分もそこに山があるからと。
なんでこんなに富士山に登りたいと思うようになり始めたのか。
理由はよく分からない。
しかしそこに富士山があるから、それだけのこと。
景色もいい、でも空気は薄い。
ただ、登りながらあの山の稜線を見上げた時。
なんだか幸せな気分になっている。
しかし、とても恐れてもいる自分もいる。

ケルンと呼べば聞こえは良いが、こういうのには参加しない。
今回は2回目の須走口からの登山だが、ルートには丁寧な道標があると知っている。
余計だなぁと思うのは、落石が危険だと何度もアナウンスされているのに。
6合目も過ぎれば樹木はなくなり、露出した岩肌、凝結した溶岩である。
歩いている時でさえ注意しなければ、小さな凝灰岩を蹴り落とす。
滑落しようものなら事故を起こすことになるから、石を積み上げるのは危険だよ。

5月にデイブと来た時、彼が買ってくれた手袋を着用。
何度も岩をつかんで大きな段差を一歩、踏み上がる。
手袋は必需だと、今回は持参した。

忘れちゃならないのは紫外線対策。
ところが無防備だった首回りが焼けて痛くなってしまった。
サングラスも着用しなくては、雲の上の紫外線が直撃する。

リュックは腰ベルト付きで、負荷を分散させるもの。
ストックは足の疲労を軽減させ、後半に底力を発揮。
須走下山道はストックなしでは何度も転ぶことになる。

登るにあたっては山頂と麓と3か所の天気予報をチェックしている。
いつも登山用のカッパは持参しているが、使わないに越したことはない。
雨予報が少しでもあると登山を回避し、雨に濡れることがないようにする。
ダウンの防寒具も用意しているし、着替えも持参。
それでも低体温を恐れ、寒さ対策には配慮する。
太陽直撃での汗対策、ワークマンで買った汗で濡れない長袖シャツで登った。

雲の中を歩く。
なかなか楽しいもので、景色の中に自分も含まれてしまう。
富士山は大きすぎて、取り込まれている自分を感じる。
こういう瞬間が好きだ。
比較的、利用する人の少ない須走ルート。
ノンビリ楽しめるのが好き。

須走ルートはほぼ駆け降りるような、凝灰岩が砕けた砂利道。
だから金剛杖やストックが必需で、滑るのが怖い箇所は踏ん張りながら下山。
この先を折れると一気に走る場所で、下山時に写真を撮ることはなくなる。
トレイルランニングの若者が一気に駆け降りていく。
そしてさて困った、と思った。
はるか先に、動かない人がいて、自分に救助の余力はなし。
人通りが少ないルートだけど追い越す人はいて、でも誰も声をかけない。
自分に人を助ける余裕はなく迷ったけれど、声をかけた。
こういうのって余計なお世話かもしれなくて、勇気がいるの。
私も足がキツくて何も出来ないけど、このまま座ってたら、山だからすぐに暗くなって、あなたの装備(スニーカーに半袖ポロシャツ、手ぶらでストックもなし)じゃ危ないですよ。このまま、もう少しして立てなけりゃ遭難救助を呼んだ方がいいですよ。
この先まだありますか、と問われるので、今の様子だと2時間かけても無理だと思うし、そこからバス乗場まで数時間はかかる、と教えて、出来ることはないけど、救助を頼むのがいいと思う。と言って、私は勝手に下山。下に奥さんがいて、先の旦那さんから連絡があり、救助を依頼した様子。
バス乗場まで行くと、ちょうど救急隊が来たから、遭難者の状態と場所を「的確に」教えた。
そして、オレって偉いなと思いながらバスに乗ったの。


すれ違って話した救助隊は3人いたかな。
レンジャー服だけど、体を鍛えてるのは見て取れた。
おそらく彼ら3人が、交互におんぶして下山したのでしょう。
そんな風にならないように、足腰を鍛えて今年は2回登った。
その鍛え方もまだまだ納得がいかず、鍛錬に工夫を入れて健脚作戦。
あわせて、装備の準備も知識として充実はしていく。

12000段の階段があれば富士登山練習ができる。
ないから、江戸川の土手で駆け上がる練習を繰り返すしかないようだ。
そういうコツコツと積み上げる先に、富士登山がある。
平らな道の健脚自慢だけじゃ危険だと知っている。
だから臆病な私は、坂道、階段を求めて走り回る。
9月10日の閉山までに、お天気次第ではもう一度と中毒症状が出ている。
ファイト!
『安倍晋三 回顧録』 [読書 本]
2つの台風が前線を刺激しまくって、あちこちで大雨を降らせた。
お盆休みを直撃し、多くの方が惨憺たる休暇を過ごされたようだ。
働き方改革と称しながら、結局はコロナ前と変わらない大移動、だぜ。
いろいろな手続きの遅さにはインド人もビックリ。
財務省が支配する政府は、言いなりになって減税が出来ない。
ついにガソリン価格が抑制できず、あらゆるものの値上げに波及する。
出来もしない異次元の少子化対策より、やるべきことがあるのだが。
中東が元栓を絞めてガソリン価格が急上昇した。
そして全ての価格に影響するガソリン価格は、更に円安で高騰する。
風が吹けばではないが、秋にまた値上げを覚悟しなくてはいけない。
値上げできた会社の株価は上がっているから、躊躇しないだろう。
また、ふりかけの食事が増えるだけのことだけどね。
『安倍晋三 回顧録』 安倍晋三/中央公論社(2023年2月10日 初版発行)

何でも反対の方には嫌われた首相であった。
尻軽のマスコミにあおられて軽率な言動をし、勿体ないこともした。
グレーゾーンが広すぎて、陰の権力者(財務省)に刺されたのが勿体ない。
キシダは国内政治で力を発揮できず、外交に活路を見いだそうと、あがく。
しかし既に財務省のがんじがらめになって、ひたすら増税カードをチラつかす。
予想通りガソリン価格が高騰し無策、まだまだ上昇中。
故安倍元総理に冷や飯を食わされた財務省が、さらに徹底抗戦。
悪い奴ほどよく眠るではないが、安倍亡き後、国政を託せる政党も先細り。
本気で日本が危ないと、意識してしまう本書であった。
政治の裏側を知ると、ウォッチャーとしても参考になる、やっぱりな。
さて、書の中の予言、台湾総統選の時に誰が総理大臣をやっているか。
おそらく、政治的空白の瞬間を突こうとする輩がいるのが怖い。
■ 地球温暖化での甲子園

甲子園球児の戦いが坊主頭と頭髪自由の戦いのようになっていて面白い。
大阪の高校時代「制服制度の自由化」「頭髪の自由」を叫んでいた、オレ。
半世紀も前、かなり過激に戦ったが夢破れ、退学後には自由の波があった。
そもそも論で人権の侵害だが、校門で先生が見張って髪を切らせる。
おかしな世界があったけれど、なぜか高校野球の同調圧力、全部坊主頭。
私は短髪が好きで時に坊主頭だが、自分で好きにやっている。
生徒たちが、教師や監督や大人の言いなりになる時代はとっくに終わっている。
そろそろ「聖地」なんて言わず、元の西宮球場かドーム球場でやればいいのに。
選手だって応援する人だって、健康第一だと思う。
■ 静岡県民ショー

床面積が広い分、伊東市には少し多めの固定資産税を支払っている。
伊東市の公共施設の整備、介護・福祉などの行政サービスに使われる。
少なからず、静岡県に属する伊東市には貢献している。
だが市川市民だから、お騒がせの静岡県知事を落とすことが出来ない。
川勝知事と一部の旧民主党崩れの取り巻き、無免許運転代議士が居座る。
JR東海への怨念で、リニア新幹線の開通は延期が続いている。
1964年開通の東海道新幹線、盛り土だから大雨のたびに運休する。
リニア新幹線なら、窓がないぐらいだから、雨など関係ないのに。
静岡県民に選ばれた知事が意地を張り、ほぼ国策の損失はデカい。
■ 富士サンが呼んでいる

暫く、富士山のお天気予報を見続けている。
快晴のマークが出ることがない。
この土日月の3日間だけ最高気温が10℃前後、あとは20℃越え。
最も雨の可能性が低いのは今日を除いて、暫くない。
母の法事の前にもういちど登ろうとするなら、今日しかない。
そういう状況だから、来週、どのような報告になるのかしら。
ファイト!
『ザリガニの鳴くところ』 [映画]
禁句を「暑い」と決めても暑いのだから暑い。
地球温暖化だとかそういうレベルではなく、線状降水帯は雨を降らせすぎる。
矢継ぎ早に台風が熱風を送り込み、暑さ爆発である。
下界ではキレやすいオッサンが危ない眼で捌け口を物色している。
近づかないでおこうと思っても、むしゃくしゃして、突っ込んでくるバカもいる。
暑い日には不要不急の外出はせず、映画を見る。
『ザリガニの鳴くところ』

■ 作品データ
原題/Where the Crawdads Sing
制作年/2022
制作国/アメリカ
内容時間(字幕版)/126分
ジャンル/ラブロマンス/青春・サスペンス/ミステリー
■ 解説 アメリカの女性動物学者D・オーエンズが初の小説として2018年に発表し、全世界で累計1500万部を超える世界的ベストセラーとなった作品を映画化。人気歌手テイラー・スウィフトが本作のサントラのために新たな楽曲を書き下ろしたことでも話題を呼んだ注目作。◆ 1969年、米ノースカロライナ州の湿地帯で裕福な家庭に生まれ育った青年チェイスの死体が発見され、殺害容疑が、ある少女の身に向けられる。彼女の名はカイア。〈湿地の少女〉とも呼ばれる彼女は、6歳のとき、家族に見捨てられて以来、自然豊かなその地で生き抜く術を身に着け、学校にも通うことなくたったひとりでたくましく生きてきたのだった。人々の好奇と疑いの視線を浴びながら、カイアは法廷で自らの半生を語り始める。
HOTCOOLさんが以前、ブログで紹介していて、やっと見ることが出来た。
本の表紙写真と、本屋大賞のコメントくらいしか予備知識はなかった。
見終わって、なるほどそういうことかと思った。
見終わってから暫くたつと、味のある作品だったなと思うのだ。
いわゆる流行りの「伏線回収」に忙しい映画ではなく。
ある時代の、ある場所の環境設定をこまめに描く努力があった。
映画の結末は想定通り、そして、なるほどであった。
生態系を守る動物としてのヒトの、本質的で原始的な「愛」を見る。
見終えてからしばらくの時間の中で、ジーンと、しみじみと残る。
本編に無関係だが、年齢差からこの世を去るのは私が先だと思っている。
でももし万が一のことがあって、妻を見送ることになれば、私は即死だな。
お別れのための準備の時間を、ちゃんと持たないとな、と思った映画だ。
この原作は動物学者の手によると言われて、納得する。
作品はそういう視線で描かれていたと思うが、作者69歳の処女作。
その年だからこそ、この作品世界を掘り下げることが出来たのかなと思った。

ドレッシングが切れていて、スーパーへ買い出しに行った。
伊東という小さな温泉街にしては、驚くほど物凄い人で、腰を抜かしそうになった。
按針祭り 海の花火大会ということで、人の流れが海へ、海岸へ。
伊東市の人口はたったの 6万6千人、この花火大会には例年 24万人が来るという。
先日の江戸川の花火大会で、市川市側は 49万人というのを知っているのだが。
往復4車線、中央分離帯ありの国道135号を封鎖して、歩行者天国になっていた。

さらに驚いたのは、沖に豪華客船が錨泊して、花火見物。
相模灘は初島のすぐ沖で水深1000mとなり、大型船も通航可能。
手の届きそうな沖合に、5万㌧クラスの船がいたのには驚いた。
今回の花火大会に合わせて、2泊3日の「伊東花火クルーズ」があった。
豪華客船「飛鳥Ⅱ」(総トン数 50,444トン)が来ていた。
ツアー代金は、149,000円~723,000円と格差社会。
壊れそうな物干し台に上がって、「いいねぇ~」と言っていた市川市民。
まさにこの世は格差社会だが、来年はママと洋上鑑賞も可能だ。
200人乗りの300㌧クラスの高速船、3000円のツアーもあることを知ったから。

防波堤や洋上、5カ所からの打ち上げ。
市川の時は川を挟んで小岩からの打ち上げだった。
伊東では、海岸からだと見上げる花火が多く、これも良し。

消防隊員も、たまには楽しんで仕事をしておくれ。
ハヤブサ消防団なら事件が起きるのだが、伊東にはない。
ドレッシングも買ったし、野菜を食べるために帰宅する。

帰宅ついでに、屋上バルコニーに上がってみた。
20人ほどの方が鑑賞しており、さすがに海岸より音の振動は少なかった。
下から、上からと花火は見たし、花火鑑賞ボートに乗って見てみたいと思う。
台風が気になる。
キシダの舵取りも危うく、機密情報ダダ漏れの日本、アメリカが怒っている。
ミサイルも台風も、アメリカから貰う情報の方が精度が高いってどういうことよ。
お盆明けまで、映画と室内プールとジムで二十日鼠のように暮らす。
ハルキ村上のように規則正しくはないけれど、生活を刻んで。
そのうち良い方向へ変化があれば、ジャンボ!
ファイト!
書道展と花火見物 [趣味]
言っても仕方がないことだけど、とても暑い。
この暑さの中をどう対処すればいいのだろうか。
食事をしっかりとる、睡眠をしっかり確保する、それぐらいか。
食が細るという自覚はない。
むしろ積極的に食べていると思うが、バランスが大事だろう。
そして眠い、虚脱感、暑さのせいにしておく。

国立新美術館へ行き、毎日書道展を堪能してきた。
広すぎる空間を冷房していて、ある種の過ごしやすさはある。
しかし、消費する熱量が半端じゃない。

1階、2階、3階と見て回った。
書道展だから仕方はないが、量が多すぎた。
それでもくまなく見て歩き、万歩計は21000歩を越えた一日だった。
直感的に気に入った作品は、自分の傾向でもある。
ボケる自分より、感性を豊かにしていたい。
線という一瞬の芸術、書道、でもボクは字が下手なのが悩み。

こういう字体のフォントがあったように思うほど、ユニークな字体。
女子高生が流行らせたような、特殊な字体だと思う。
こういう字体で学級通信を毎日出していた教師がいた。
そこまですることはないのだが、彼なりの愛情表現。
T先生、退職後は農業をすると言っていたが、生きてるのかな。
女子高生みたいな字と、あれこれ思い出す。

個人的な一等賞、特別賞を授与するけど、副賞も賞状もなし。
だって、書道教師は学校関係の賞状、特に卒業証書の氏名を書きもする。
鈴木鶴聲という鹿児島の方の作品 「憧れの舞台」。
少年は夢見た舞台、こじんまりとまとまった作品である。
それでいて躍動感や清涼感を抱く。
おそらくワールド・ベースボール・クラシックのせいだろう。

3年ぶりだろうか、市川の花火大会があった。
厳密に言えば江戸川花火大会か、市川では打ち上げていない。
対岸の小岩で打ち上げており、市川市民はタダ見。
それじゃあ不公平だから市川市も金を出せよ、ハイ出します。
そんな感じで続いてきて、コロナで連続休止をしていた。
50万人の見物客をさばく誘導員、警備員、ものすごくたくさん居た。

多くの方が、くっそ暑い中を場所取りされていて、お疲れさま。
妻の実家の特権は、場所取りなしで花火が見られる。
物干し台に上がって、妻と眺めていた時間、幸せであったと思う。
ちょっと忙し過ぎたボクたち。
ヘロヘロになっているのだけど、復活する。
台風が来るならTVっ子に変身し、室内ジムとプールだけで運動だ。
ファイト!
富士山ナメたらアカン [旅]
何となく富士山に登ると口走ったのは、そこに富士山があったから。
5月だったか、デイブが行きたいという富士山5合目まで行った。
そこは須走口で、山小屋のお嬢さんたちと談笑し、7月に登りたいと話した。
色々と情報を得て、その気で練習を積んだ。
小学2年生の夏休みに家族4人で登っているが、あまり記憶にない。
かつ、ご来光を拝むという渋滞に巻き込まれるのはイヤで昼の登山。

ワークマン女子で装備を揃え、万端の準備をしたが重装備だったか。
夜の登山を避けたので、経口補水液も準備し、計算をして水分は4㎏。
軽食はゼリー状のものと、スティック状の固形物にした。
羽毛で軽量の防寒具、リュックごと覆うカッパ、着替え3着。
長袖シャツで汗を吸い、すぐに乾かすスポーツシャツが快適だった。
汗をかいてベタベタにならないので良かった。

須走口5合目から登った。
環境保全料の1000円を払い、暫くは緑の中を歩いた。
やがて岩を登るようになり、富士山は登り続ける山だと思い知る。
(写真の向こうは須走を滑るように降りる人たち)

スマートウォッチが振動し、高度の変化を教える。
酸素飽和度に注意しろという。
山頂が近づいてきたあたりで目まいや頭痛がし、酸素飽和度が84%になった。
登りは6時間から10時間と教えられていた。
脚の動きが鈍化したので、思いっきりゆっくりと登った。
常に退却する心の準備も用意していたが、休みながら進む。

天候状態はめまぐるしく変化すると聞いていた。
いちどだけ、冷たい横風が吹き込み、着替えるかどうか迷った。
しかし、頭上の太陽が寒さを感じさせなかったので、牛歩戦術で登った。
呼吸が苦しいのでいつになく仏顔が、眉間に皺を寄せてしまった。
言ってしまうと、登ると、とても素敵な景色だった。
見上げても雄大だったが、登っても雄大で、また来たいと思った。

下りは3時間と教えられていて、須走、たしかに走らされる。
山頂では時間的余裕がなく、神社や標識の証拠写真を撮って終了。
ヘッドランプも用意し、中国人親子とオランダ人家族と、走る、滑る、降りる。

先週の日曜日に登ったのだが歩数計は25000歩だった。
登山と下山に要した歩数は2万歩ほどだが、平らな道ではない。
練習の方法を変えることで、もう少ししっかりと歩けるはず。
山路を登り続けるのだから地面を蹴る練習を中心にした。
既に下山4日目から来月中旬の練習に入り、坂道ランニングを導入している。
次回は前日によく眠るために、軽く泳いでから登ろう。
今回の登山では、かなり緊張して前日の睡眠は浅かったようだ。
スマートウォッチの記録を確認して、睡眠が良くない時は登らない。
来月が楽しみで、今度こそ、完全快晴の山頂から「ヤッホー」をする。
馬鹿げたことだけど、暫く登山家でいようと思う。
登山の面白いところは天下国家ではなく、視野の狭いことを熟考できる。
自分を掘り下げるには、いい機会だと思うのだ。
ファイト!
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