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『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』   [映画]



せっかくの景色も、黄砂にやられて鬱陶しい。
321mの小室山に登って見る富士山が好きなんだが。
薄っすらと空は黄色掛かり、もやのように、けだるい景色になる。

心が晴れないのは梅雨以上である。
梅雨には既に情緒も感じられるのだが、ザラザラの黄砂は鬱陶しい。
娘が出張や旅で中国へ行くので言う、黄砂は中国のせいではありませんよぉ~。




『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
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■ 作品データ
 原題/Revolutionary Road
 制作年/2008
 制作国/アメリカ/イギリス
 内容時間/119分
 ジャンル/ラブロマンス/青春
■ 解説 「タイタニック(1997)」のL・ディカプリオとK・ウィンスレットが再び顔を合わせた話題作。いつしか自分たちの夢を見失ったある男女の葛藤を描く夫婦ドラマの佳作。多くの米国人が黄金時代を謳歌した1950年代、“革命の道”という名が付いた郊外の新興住宅街に住み始めた主人公夫妻。しかし、安定した暮らしの行く先に夢も希望も無いという皮肉な状況を意識しだしたことで、かえって追い込まれていく。夢物語のような恋愛ドラマだった「タイタニック」と正反対のベクトルに向いた、シリアス夫婦ドラマの佳作。郊外の生活が破綻をきたしていくとの展開は本作のS・メンデス監督がアカデミー作品賞に輝いた「アメリカン・ビューティー」の発展形とも思わせ、さらなる関心を誘う。


アメリカでも1950年代には、女性の閉塞感が満ち溢れていたのだろう。
見ていてとても息苦しく感じたのは、女性が閉じ込められて当然という大前提。
絵に描いたような幸せに閉じこもらない女性は、はじかれる。

自分はフェミニストと思っていた。
しかし三姉妹の父親になって、娘を通じて未来を見ながら愕然とした。
手に職をつけるという言い回しだけでは全く足りない絶望。

妻も娘たちも本当はもっと息苦しく感じながら生きているのだろう。
個人の時間が増えて、考えることも増え、反省を突き抜けて凹んでいる。
ゴメンナサイ、もう二度としません、そういう心境である。


大河ドラマでは清少納言が女房として昇殿するために夫と子を捨てる決意表明。
朝ドラでは男に隷属させられる女性の反発マグマを露骨に見せつける。
男の子として生まれ育って来て、知ろうとしてこなかった部分だ。

ひどい話だったんだよね。
TVドラマも女性の「自立」に寄せてきている。
特に、NHKは多様性や女性の息苦しさへの反発が扱われ始めた。

どうやればいいんだろう、どうすればいいのだろう。
とにかく、社会の中堅へと巣立った三姉妹が、息苦しくなく生きていける社会。
その方面の開拓をほとんどしなかった自分の人生を悔いている。

いまさら政治に参加しても、もうダメだろう。
自爆テロの手もあるが、後進国ニッポンの改革にテロは不向き。
願い祈り、活躍してくれる人を応援するだけなんだろうな。


1950年代のアメリカ社会では、女性は息狂いし生き方が強要されていた。
評価されず尊重されず、正直、人としての価値など顧みられていない。
自分らしくあるためには、女性だけが自らリスクテイクさせられる。

この閉塞感が息苦しいのだが、2024年の日本ではまだある空気。
働き方改革より昔、男女雇用機会均等法から40年近い時間を過ぎ。
未だに不備な社会、不足だらけに既に、諦めの蔓延が進むのか。

多少息苦しく思えるチェックも受け入れて、老害を減らす作業をする。
大変な時代を生きていく若者、女性の邪魔にはなりたくない。
何かしなくちゃと焦るばかりで、ボンヤリしている。




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昨日、長女がドイツから帰ってきた。
水曜には、シンガポールで学会があり、その後はベトナムへ。
またもや研究作業が続くらしいが、頑張れ。

もう、父さんには理解できないことだらけ、だから、頑張れと言うだけ。
言うのはタダだよと思われないように、冗談を連発して笑わせてみよう。
父さんに出来ることはもう、そんなことぐらい。

寂しくもあり、嬉しくもあり。
日曜には家族のだんらんを演じると思うので、楽しむ。
今夜あなたたちと一緒にいられる幸せに、乾杯!




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良い子にしていよう   [スポーツ]



『未知との遭遇』ではないが、嬉し恥ずかしの演説、岸田首相。
米議会で「You are not alone. We are with you!」なんて。
随分と有頂天な語りを聞いて、腰をぬかしそうになった。


さらに腰をぬかしそうになったのは、24億。
水原容疑者が大谷翔平さんの口座から24億円以上を盗んでいたこと。
6億ぐらいと思っていたが、24億、これは私にも痛く感じる金額だ。




■ 他山の石
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シロか、クロか、中学の教科書に載るはずだった水谷容疑者、人生終了。
ギャンブル依存症は病気だからまあ、仕方がないのだが。
この衝撃的なヤミに関しては、中高生への、最高の教材だと思う。




■ 大谷翔平選手の心の処理
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為末大さん曰く 
 私たちが振り回されているのは、事実ではなく、情動です。ですから事実そのものではなく、情動の発生に注意を向けそれが起こらないようにしています。大事なのは、全ての問題を解決するには人生は短すぎて、人間は小さすぎること。問題は主観によって発生すること。これらを理解することだと思います。


北新宿のレストランで妻と出会って40年以上、彼女は上記の説を実践している。
彼女に注意され続けてきた私だが、妻は怒りに任せて行動をすることがない。
おそらく私が牢屋に入っていないのも、妻による良い影響だろう。




■ 自分を制御する策
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悩むというプロセスには段階がある。
 (1)注意が向かい
 (2)想像が膨らみ
 (3)情動が生まれる

このプロセスは(1)がなければ作動しない。
だから、(1)を発生させない作業が必要。
まずコントロールできないものを頭の中で意識的に箱に入れて蓋をする。

解決したり忘却するのではなく『一旦閉まっておく』ことにする。
なぜなら解決したり、忘れることは不可能だから。
それを意識すると、結局とらわれることになるから。

大谷翔平さんは『一旦閉まっておく』という作業が確実に出来るのだろう。
私は妻によく指摘されて、『一旦閉まっておく』ことが出来ずに凹む。
ネクラな私だが、くよくよ悩まないようにするぞ、6億ぐらいなら。




■ 風邪の愚図愚図から脱出したい
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週の半ばから、めまいと咳と、ダダ漏れの鼻水に苦しんでいる。
朝から三食後にはルル3錠、時々悪寒が来ても熱は上がらず。
始めは花粉症を疑ったけれど、食って飲んで寝るのが良かろう。

日ごろの行いが悪いのか、人生の行いが悪かったのか、めまい攻撃はツライ。
暫くアルコホールは飲んでおらず、バランスが狂ったのかな。
あるいはやっぱり老いとやらで、体調も体力も減退しておるのですかね。

そんなときはせめて、妻へのプレゼントを夢想でもしようか。
やっぱりティファニーがイイかな。
そんなことを考える良き夫に、幸あれ。




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とりあえずしんどくも新年度   [ひと]



やっと大谷選手が移籍後の第1号HRを打って、ほっと一安心した。
第2号も出て少しは気が晴れると言うか、安堵感がある。
自由民主党の腐敗や静岡県知事の不快感は、それでも心を淀ませる。

ヤマザキ春のパン祭りに応募する毎年の楽しさ。
それにも増して春の値上げラッシュ、我慢の限界近し。
拍車をかけて苛立たせる諸悪の、何と生きながらえることよ。

静岡県に恨みはなく、お茶も美味しく飲ませてもらっている。
太平洋側からの富士を鑑賞し、その分、高めの固定資産税は払っている。
選挙権がなく知事は選べないが、変な一派の狂気の継承は辞めて欲しい。





 静岡県民と立憲民主党に支えられる川勝知事
■ 億単位の退職金を払うリッチな静岡県
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馬鹿は、ゴメンと言ってまた同じことを繰り返す。
リニア着工を止め、工事を遅らせるという役割を全うした。
すり替えばかりで環境問題だと静岡県民を扇動し続けた、自称頭脳派。

やっといなくなるかと思えば、何でも反対屋の後継者選びとか。
リニア開通も10年以上先になり、私は乗れないで地球を去りそう。
新幹線は、静岡県内に停車するのは2時間に1本に減らしてあげればね。

既にリニアの是非ではなく、巨額をつぎ込んだ仕事、どうせよってか。
ゼロ金利が終わり、借金には利子が付くのだから、さらに負債が増える。
准国策なんだから、人手不足、材料高騰、これ、静岡県で補填するのかね。




■ 娘の手料理で大満腹だった
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娘が期間限定のチャレンジ休暇を取得したようだ。
テーマは「両親に料理を作っておもてなし」だそうで、嬉しい。
市川の家に親子3人で家族部会、久々の三女の料理に舌鼓。

手前の鮭のタルタルは、豪州土産のクラッカーにのせて頂く、最高ぅ~。
右上の鱈の香草焼きは、十分に店頭販売に耐えるぞ、うまし。
私は娘や妻の手料理が極上で、それだけで嬉しく、よし、お返しはフレンチだね。




■ 福山雅治とは無縁
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kome さんの写真のグループ展があった「さくら坂」は提灯だけが満開。
「君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ」と目的地へはこの坂を上る。
でも福山さんの桜坂は田園調布、ここでは歌うだけのボク、うぅーイェー。


■ 昭和第2ビルには昭和の香り
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写真展の会場へ階段を上がりながら、むき出しの引き込まれた電線。
まさに昭和の香りで、探偵事務所がありそうな雰囲気だった。
松田優作は出てこなかったけれど、もうすぐ取り壊しとか、惜しい。




■ 渋谷が顔を変えていて驚く
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写真展の帰路、渋谷を散歩して驚いた。
噂どおり大開発に大発展だった。
ある大群衆に驚いたのは、ハチ公前。

とにもかくにも外国人観光客の群れ様でした。
ほぼ行儀よく並んで、ハチ公と一緒に写っていました。
世界は平和だの象徴国ニッポン、リニア新幹線に乗りたい!




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昭和のビルに紛れ込んだ   [妄想のネタ]


市川に戻りノートPCを使う。
何とかうまくやろうとするが、動作も遅い。
いやいや、遅いのは自分の動作、困ったもんだ。

春の嵐が来たり、日差しが暑くなったり、困ったもんだ。
値上げも4月からガンガンやってくる、困ったもんだ。
それでも、飯が食えてるから、まあいいや。




■ 上手くやれないものか
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久々に市川に戻って思った。
驚いたことに防災公園の木の枝が殆ど刈り取られていた。
どうしたことだ。

鳥が大量の糞を落として迷惑だと、誰かが吠えたのだろうか。
確かに鳥がうるさいかもしれないが、方法はあるのだと思う。
少数の大きな声が罷り通ると、おかしなことが起きる。

リニアの完成ががさらに10年近くの時間を要することになった。
自然主義と言って島崎藤村も日本に変な文学を持ち込んでしまったが。
上手くやるための話し合いと工夫を、政治で出来はしないものか。






■ 生活を楽しむ程度のお金は大事
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5年ほど前に娘とイタリアへ行った。
ミラノのドゥオーモに入る際、トラブルが発生した。
自動発券機で切符が出てこないじゃないか、どないすんねん。

対面式の窓口で切符が出てこない旨を申し出て、対応を迫る。
英語対応のできる人がおらず険悪なムードの中、奥から呼び出された青年。
たどたどしい英語と、たどたどしい英語に加え気の弱い青年の対決。

恥ずかしながら交渉は圧力と、北朝鮮並みに「何じゃあワレぇ~」と。
チケットを再び購入して入場したが、クレジットでの返金手続きもした。
そんなトラブルをすっかり忘れて半年近く、入場料が返金されていた。

さて、さすがに6億円も私の口座から引き落とされたら、慌てます。
でも、サラミスライス作戦ではないが、800円とか1200円抜かれても気づかない。
ただ、「-3204 (円)」と見慣れない「返金」は面白くて、記録に残してしまう。

大谷翔平氏の脇が甘いとか、大人として失格だとか。
たしかに人様を糾弾するならそう言える。
どう考えても私の口座から60円抜き取ったようなレベルで、騒ぐのはバカ。

人様の口座残高を心配するより、老後2000万円問題のほうが大事。
騙されたとか、詐欺にあったとか、盗まれるだけ裕福なんだよ。
ギャンブル依存症は病気、大谷さん勉強してね、以上。

そんな話より、裏金の嘘つきどもこそ許すまじ。
国体を維持するためにも自民党しかないのだけど、ダメだ。
解党的な生まれ変わり以外に救えないが、批判票を投じる先もない悲劇。




■ サクラ坂をのぼる
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指示された通り渋谷駅西口を出て歩道橋を渡り、サクラ坂を進む。
一つ目の角にある昭和第2ビル、403号室へ赴く。
kome さんたちの写真展を見てきた。

気が小さいのでお声がけはしなかったが、雰囲気を見て取れた。
いちばん気に入ったのは、その古めかしいビル、良かった。
どこかに探偵事務所があってもよく、松田優作が出て来そうな感じだった。




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ネット接続の不具合   [道具]



現役を離脱してしまっているのでSOSは発しない。
ただ生活の、少し危機的状況の中でも、不具合が続く。
山ごもりと称していても解脱しておらず、不具合に泣く。

ネット接続が悪く、8つほどのテストを試すも改善なし。
PC自体はしっかり仕事をするが、YAHOOが遅く苛立つ。
水曜に市川へ帰りノートPCを持って来ることで応急処置とする。


週に何度かだが、必ず見に行くブログに訪問できないのが不満。
その人の見方や考え方に興味があるのだが、訪問しないのが残念。
書き込まない事に慣れ、面倒でブログを辞めるのもいいが、辞めない。

PCの不具合から派生し、電脳空間より実人生を取る人もいる。
何らかの転機でブログを辞める人もいて、寂しいが仕方ないこと。
ただ、自分の現在からすると、電脳空間からの離脱は老いを加速すると思う。

情報を取りに行く場所が電脳空間にある。
探しに行って講義を聞いて、読んで、箸休めのように休憩する。
そのとき定番のブログを見に行く、その程度だが、少し生活に彩りが出る。




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先週、「チコちゃんに叱られる」の再放送を録画で見た。
ずっとそばにいて当たり前だった娘たちが、遠隔地で生活する。
社会人として、親以上に立派に生き、自分の人生を生きている。

自分が子どもだった頃に知らされていた、親子や家族の風景。
老いて、それとは全く違う風景に置かれている自分。
その違和感に、一抹の寂しさを感じている。

しかし、これこそが自分の願った子どもたちの姿だから悔いはない。
言葉の不自由なく外国で暮らし、仕事をし、社会に貢献する。
私の夢を実現し実践する子どもたち、でも、ただ少しだけ寂しい。

番組の計算では、私には子どもとの時間は、残り10日もない。
しかし、妻と出会えたことで十分な上、美人三姉妹と出会えた幸せ。
人生で総取りはバチ当たりさ、寂しさより、「吾、唯ダ足ルヲ知ル」だ。




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そこに愛はあるんやな   [スポーツ]



調子を崩した1週間だった。
快晴になり雨が降り続き、再び快晴。
その繰り返しで気温が乱高下し、日中汗ばんでも夜は肌寒い。

貧血のような状態が続き、倦怠感が襲い、とにかく動けない。
花粉症のような症状が出てきて、目薬を欲するし鼻水だ。
愚かな自民党や静岡県知事への不快感で、毎晩吐き気がするし。

イラついて寝付けない時の吐き気は川勝知事や自民党青年部のせいか。
それとも、女性であることがリスクになってる世相のせいか。
大谷翔平さんのニュースだけを見て、私は貝になりたい。




■ そこに愛はあるんかい
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不快感を減らすために、御尊顔を半分にした。
勝手を言う昭和の左派だが、当選させた連中の責任は大きい。
リニアでも、工事費、やがては運賃にまで悪影響を及ぼす抵抗だけ勢力。

「男の子のスポーツマンシップはお母さんに育てられているから」
「サッカーをするために藤枝東に入ったから勉強よりボールを蹴るのが重要」
ジェンダーギャップがバレないのは、地方ニュースでしか流れないから。

こういう人を選ばせた立憲民主党の手腕。
選挙権がないから落とすことはできないが、選んだのは静岡県民。
この顔が出てきただけで不愉快になるのだけど、愛はない。




■ そこに愛はあるんやろ
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あえて目を合わさないのは、そこに愛がないからか。
いえいえ、昔の人は言いました。
俗諺(ぞくげん)ではありますが「嫌よ嫌よも好きのうち」と。

この俗諺を悪用する昭和のオヤジたちは積極的に錯覚して、悪さをしました。
ボク? だって紳士だもん、あ、いや、でも、反省はしておく。
さて、ワン公に「本当に嫌?」と問うても、返事はない。




■ そこに愛はあるんやね
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ひと様の配偶者評論家になり下がるつもりはない。
ただ、やっぱり大谷翔平さんの奥様には興味津々、雪は降る。
はい、思った通り、物静かな、チビは黙ってろの世界の方ですね。

以前に誰かが「女子アナじゃなくてよかった」と仰り、同感の賛同でした。
自分を演出する事にたけた軽薄な方はやめてほしいので、ボクの翔平に。
お写真で見る限り、ハイ、聡明感があり頭の良いカップルと映りました。

もう、よそのお家をほじくり返すのは下世話なことで、野球に集中。
デコピンも気になるけど、大人しく冷静に、善人であることに注力。
うふふ、善人ぶってたら10/3093の確率で「当たり」だから、善行を積む。




■ そこに愛はあるんやな
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三女がMelbourneで滞在先の休暇を利用してCountrysideに出向き、写す。
家族のLineに登場したこの写真に、「怖い」と反響があった。
む、む、想定外の反応に驚いたが、過去の経験や慣れなのか。

馬に蹴られる犬に嚙まれる、それを想像すると怖い。
でも、牛にツノがない限り突進しかないのだし、この距離は怖くない。
あのザラザラの舌で舐められると、さすがに快感はないが。

牛の目が好きだなぁ。
牛の眉間の毛並みが好きだなぁ。
思わず食べちゃいそうだな、そこに、愛はあるんやな。




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そこに愛はあるんかい   [卒業生]


北風が冷たい。
そう感じるのは生きてる証。
良かった良かった。


ガザ地区の病院で点滴を受ける乳幼児をTVで見た。
白いミイラと呼べるほど痩せ細っており、虚ろな目で横たわる。
全ては栄養失調で、生理食塩水以外の点滴もなく、餓死を待つ。

義姉が拒食症で27㎏まで体重を落とした。
その亡くなる直前と同じだと妻は言い、餓死の恐ろしさを想像する。
義姉はアメリカで荼毘に付され、ガザの乳幼児は布にくるまれたまま。




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東京では「雪が降る」と大騒ぎし、電車も計画運休。
ちょこっとだけなんだけど、雪国とは違って雪に弱い。
ニュースでは歩き方まで伝えており、お世話様ですな、と思う。


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雪の後の外出注意中に、美術館へ友人の作品を見に行く。
文部科学大臣賞を取ったと言うので、嬉しかった。
腐れ縁だから、勝手に喜ぶのだ。

目が覚めると蒲団の淵に霜が立つ酷寒の朝、とあり彼の詩。
私にも経験があり、道北の公宅で冬の朝、驚いたのだった。
あの寒さの中の彼の野心を感じて、さらに頑張れよと思った。




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罰金1万円、自転車を置いてそれかよと、取れるのかな。
1万円で脅してるのか、1万円なら置いて良い営業か。
この罰金は非課税なのか、国庫へは行くのか、気になる。

昭和の頃は、「立小便禁止」がそこら中に貼ってあった。
中には赤い鳥居の絵を描いたりして、それでも金はとらなかった。
今は正義も金で換算するのか、あるいは無断駐輪を動かせば窃盗なのか。




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ロクなことをしない国会議員を養うために納税するのではない。
世界に対して恥ずかしい現状を是正することなく、保身と裏金。
トランプじゃないけど、国会を襲撃したくなる、やんないけど。

自民党はどうしようもない状態で、他党はさらにレベルが低い。
手を打つべきことが山積するのに、キシダと来たら。
春から、各輸入品の再値上げでまたオレを苦しめるとは、襲撃ぞ。




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40年あまりの時間の中で人口が半減し、2,700余名。
現在の高齢化率は38%と、全国を10%近く上回る町。
そんな町で地元を支える教え子が何人もいるのだが、頭が上がらない。

ふるさと、地元を選び、支える人たちがいる。
政治の目が届かない場所で、直面する喫緊の課題を解決しようとする。
牛を育てるのも、魚を売るのも、老人の介護に携わるのも、仕事。

明るい話題を生み出し、助け合う形を捻出する、自助と互助。
教え子と言うのはエラそうだけど、誇らしい生き方をしている。
キシダには届かない場所で、苦労を買って出ている人たちがいる。


相変わらず気分は晴れないのだが、世の役に立つ行いこそ、善。
善行を積む人たちに、光が届きますように、良いことが起きますように。
近所の犬は振り向いてくれないけれど、明日こそ、希望は捨てない。




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『BBC Earth 2024 地中海 再生するいのちの物語』   [TV]


■ 地震活動続く千葉県東方沖で「スロースリップ」
最近、よく揺れると思ったら構造的に問題があるようで、危惧。
横にゆらゆら揺れているので騒がず落ち着いて、様子を見ている。
縦に突き上げてきたら大変だけど、地震大国の日本だ、仕方なし。

この地震はまだ暫く続きそうだから、震度5までは覚悟しよう。
怖いのは停電、他力本願ではなく、打開策の準備を始めるかな。
首都圏がやられたら、キシダに対応は出来まい、と自力本願。




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知らん顔をされるのに慣れてきた。
試しにローアングルで写してみた。
目を合わさないのなら、カメラを私の視線より下に置き、挑戦を続ける。




■ 『BBC Earth 2024 地中海 再生する生命(いのち)の物語』
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紅海を通過する貨物船が増え、地中海の海、自然が死にかかっている。
そういう警告のドキュメンタリー(50分×)6話を見た。
なかなかの感動もので、どうやって撮影したのだろうと思っていた。

第6話は、とても興味深く勉強になった撮影の方法と裏話である。
オジロワシが速すぎて撮影はレース用のドローンを使った。
どのように写したか、それがわかるのは面白い

第6話はまるで、メイキングビデオである。
シュバシコウ、オジロワシ、フラミンゴ、アカウミガメと。
それぞれに工夫があり、第6話に至るまでの後、種明かし。

シュバシコウ担当は、ドローン。
赤ウミガメ担当は、ロボット。
アザラシは、潜水夫。

200㎏から300㎏あるマグロ。
それが千数百匹集まって同じ方向に回るぐるぐる回る。
洗濯機の中のように大きな渦ができ、それに吸い込まれたら終わりだ。

常識外れの撮影もあり、迫力が生まれる。
ドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜる手法。
こんなの見たら、地中海に出向きたくなるではないか。




■ 激震 大谷翔平さん結婚
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驚いたけれど、彼の爽やかさをまた、垣間見た。
メディア対応も彼の強い意思が伝わり、あっぱれだった。
マスコミの下品さが通用しない、品格の盾を感じた。

言うべきことを言い、プライベートを守る。
野球に専念する、その環境への配慮をさせる強さ。
大谷さんに、廃校になった小学校の、名を知らぬ花を贈ろう。




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サラミ・スライス戦術   [新聞から]


ちょこっとずつやったら、分からへんやろ。
ちょっとやん、まあええやん。
そのうち厚顔無恥に開き直り、ええやん、ちょっとやん。

サラミ戦術  敵対する勢力群を、まるでサラミを薄くスライスしては食べることで、ついには全部たいらげてしまうようにして、少しずつ滅ぼしていく戦術・戦法である。また外交手法の一種で、議題や措置を出来るだけ細かく少しずつ出して交渉相手から対価獲得や時間稼ぎを行う手法も指す。サラミ・スライス戦略、サラミ・スライシング戦略とも。比喩を使ってその本質を指し示す用語。



トランプに振り回されたアメリカは、ウクライナなんて知らんぷり。
まる2年の時間の中で、侵略者プーチン軍は、人海戦術の屍の上に勝利近し。
ちょっとだけよが征服者となり、栄華を極めるのだろうか。

習近平も先月から愛国教育法を施行し、徹底的に国民の記憶を上書きする。
徹底的に「入脳入心」、共産党礼賛から、神よ習近平。
10年前に制定の「抗日戦争勝利と南京大虐殺の記念日」で毎年再確認する。
  (9月3日=抗日戦争勝利記念日、12月13日=南京大虐殺犠牲者国家追悼日)


既に決めたことだと不具合も隠して、おかしなことが上書きされていく。
どうも浮かれた気分になれないのは、あいつらのせいだ。
おかしな国とは付き合いたくないのに尻尾を振る連中、鎖国をしてほしい。




■ 聞こえは良いが
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たしかに環境を守ってくれよと、動物病院で山羊さんがメェ~。
裏金とは違って何に使うか明確だと言う、森林環境税。
たしかに、世界に合わせていかなくちゃならない、森を手入れしよう。

でも、今まで放置してきたのは誰だ。
農林水産省っていったい何だ。
そちらで賄えないなら、説明が先でしょ。

森林環境税  2024(令和6)年度から国内に住所のある個人に対して課税される国税であり、市町村において、個人住民税均等割と併せて1人年額1,000円が徴収されます。 その税収の全額が、国によって森林環境譲与税として都道府県・市町村へ譲与されます。


でも、まあ、一人年に1000円か、いいじゃないか。
そういうことか、川勝知事のせいでリニアの工事費、膨らんどる。
余計な無駄をバラ撒きまくって、あっちが足りないから税金って。

いつも思うけど、環境省の役人が天下る窓口づくりでしょ。
邪推はいけないか、でもなぁ、世界は帳尻が合うのだろうか。
腹が立つから勉強するかなオレ、休日だから飲めるんだけどね。




ファイト!





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『お別れホスピタル』   [ドラマ]


腹の立つことが多くて、ズルいけれど社会から離脱したい。
何様か知らないけれど静岡県の川勝知事、ほぼ国策を振り回し。
イチャモンばかりつけてリニア新幹線の工事費高騰、オマエのせいだ。

裏金の連中もそうだけど、誰が投票しておるのかしら。
パリでもソウルでも、普通に10万人規模のデモが起きる脱税的裏金。
中国やロシアなら怖くて騒がないが、私たちは平和裏に黙るしかないのか。




■ 『お別れホスピタル』がキツい
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この番組について(NHK) 高齢化が進行し、癌が国民病と化した現在の日本。7割以上の人が病院で最期を迎える。そんな病院の中でも 、末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、在宅の望めない人を受け入れる療養病棟。そこはまさに医療のセーフティーネット。◆その最前線に立つ看護師は、意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず、そこでの日々が最善であるよう努める。ただ苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「限りある生のかたち」を求めて日々奮闘する。そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。


中学時代の大阪の友人、後藤クンが還暦前に亡くなった。
私が、札幌でまだ仕事をしていた現役時代。
なぜか札幌の家に、彼の友人が電話をしてきた。

あんなぁ、無一(後藤クン)がなぁ、チャック(私)に会いたいて言うてんねん。
突然の電話で驚いていたが、末期癌で、桃谷のホスピスに入院していると言う。
もう残り時間がないと、おフジ(共通の友人)が粘っこい大阪弁で言う。

GWの高額チケットで、緩和ケアを実施している病院へ飛ぶ。
着いた時には既に意識も朦朧とし、苦しむとモルヒネの投与。
看護師さんも、会いたがってましたよと言うけれど、彼と会話は出来なかった。

彼はまだ意識があるうちに、自ら大学病院に献体の申し込みをしたらしい。
到着した翌朝に彼は亡くなったが、大学病院が遺体を受け取りに来たのは夕方。
回復して退院することのない病院で、看護師さんもメンタルやられるだろうな。

そんな中で、後藤クンは冗談ばっかり言ってたらしく、あいつらしい。
言葉も交わせなかったけれど、献体の手を打つのは後藤らしくあり、納得した。
死を迎えるにあたり、彼は自分のカラダを献上する、中学時代と変わらぬ哲学。

おそらく彼の信条が、看護師さんにも十分に伝わっていたのだと思う。
お見送りするときに、一緒に泣いた。
後藤クンのお姉さんは、お葬式もでけへん、と少し怒っていたけれど。

潔い男だった。
そして彼が去った部屋にはすぐに、次の方が。
ドラマを見ながら、やはり最後をどう生きるか、考えちゃうんだよね。




■ 相変わらずの知らんプリン
相変わらずの知らんプリン.jpg

頑固と言うか、強い意志を感じる。
かなり近づいて、カメラで狙っても、やはり目を合わそうとはしない。
この耳の向きを見れば、かなり意識しているのはわかる。

陥落の日は近いのか。
絶対にカメラ目線にさせて撮影するぞ。
もう、オレの生きる目的だ!




■ 蜜を吸うのかい
蜜を吸いまくってやがる.jpg

飢えた鳥が蜜を吸いまくるのが面白い。
大量に来た鳥が蜜の吸引をしまくる図は、せわしない。
この鳥が雀でないことは知っているけれど、鳥と呼ぶ。


さて、2月が終われば3月だ。
三女はメルボルンへ行き、やがてそのパートナーはタイへ行く。
それぞれ仕事だと言うが、よし、その間、日本はオレが守っておく。

4月になれば長女もシンガポールで仕事、その合間に日本に来るとか。
私も鳥のように、どこかへ飛んでいく気力、それは全くないかな。
今は美味いものを食べることだけを楽しみに、春季キャンプだ。




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