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会食の多い4月だった   [ひと]


寒い日が続き上着が必要だったとしても、数日後には暑い日々。
毎日、めまぐるしく気温が変化し、体力の消耗が激しい。
少しばかり体がダル重く、体調が不良へと傾斜する。

相変わらずめまぐるしく時間が過ぎる。
お金が散り消え、羽根が付いてフェザータッチに翔んでけぇ~。
春眠暁を覚えず、ただひたすら眠い。




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統一地方選挙が終了し、一喜一憂を通過した。
千葉県議会議員の候補にプリティ長嶋が昔の名前で出ていました。
大丈夫なのかと思っていたら、結構な獲得票で当選していた。

お笑いものまねタレントではあるが、議員生活の方が長いかもしれない。
苦情を聞いて回り、駅前の段差をなくす活動だとか地道な活動を目にする。
仕事さえちゃんとしてくれるなら、ジャイアンツのユニホームを着ていても可。




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4月も最終日、早いぞ、あっという間の風の如し。
人と会って外食をする機会が多く、パワーランチも幾つかこなした。
長女と蒲田の「とんかつ丸一(まるいち)」で食べたトンカツは過去最高だった。





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自分が3年間面倒を見た最後の生徒との会食は元気が出た。
ケニア遠征の夢はまだ紡いでおり、夢の途中の話を聞いた。
そして、長生きしてねと、余計なことまで言われて、LINEが届いた。
 10年以上アフリカで働くと豪語しながらも、向こう数年はまだ日本での下積み期間が続きますが、最後の巨大市場が本格的に注目される頃には一部地域の周産期医療で活躍していると自負しています。◆先生に手をかけていただいた、頭も良くない、忍耐力もない、高校受験で人生最初の挫折を味わって捻くれていた当時16歳のわたしがどこまでゴールに近づけるか、最後まで見ていて欲しいと思っています。◆情熱大陸に取材された暁には、先生のことをお話ししますので、そちらもお見逃しのないよう、何卒。





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麻布のフグ料理店で働いていた料理人との会食は楽しかった。
何てったって、食べるものを全部解説してくれるのだし。
ふぐ調理師、ソムリエと資格を取り、独立に向けた準備。

5月から浜松に帰り、鰻とスッポンを極めるとか。
彼とは、印旛沼の鰻を食べて、その白焼きの美味さを語り合った。
彼の勧めで栃木産のあきたこまちを買うことにし、雑炊に最適だとか。




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29日の始発で伊東に向かったが、かなりの人出だった。
GWの移動、人出は過去数年を超えるのでしょう。
インバウンドも増加し、C国からも流入してきた。

1週間、山に籠もって読書と調べ物。
来年は年金制度の見直しが入るだろうし、増税の理由付けも始まってきた。
それよりキシダ・ハヤシの軟弱姿勢で韓国への誤った選択をせぬよう、注視。



正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。





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時間がないない  [ひと]



デュッセルドルフ在住のその女性は、日本に生まれ育った。
大学院をパリ、チューリッヒ、デュッセルドルフですごし、研究職に就いている。
大学での講義は英語でおこない、独語で研究発表、映画の字幕は仏語が楽だという。

村上龍が、外国に10年も暮らせばそれだけでリスペクトに値すると言っていた。
おそらくそれは、自立した、真の自由を手にしているということなのだろう。
束縛からの自由ではなく、コミュニケーションの不自由さがない自立した自由。

その女性が言うには、ドイツの慣習の古さは差別との戦いだという。
人種の区別や女性を従属的に見る姿勢と、日々、ヒリヒリするほど向き合う。
平和ボケする暇などない、国境線上の現実的な厳しい生活があるのだった。




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束縛から逃げて大阪を出奔した私には、まばゆいほどの憧れの女性の姿。
そういう女性と少しでも会話が出来る時に、私は最大限のサービスをする。
そう、私に出来ることは笑わせることぐらいだからね。




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娘がドイツから帰ってきた。
何はなくとも寿司だろう、市川市民だから銚子丸へ行く。
3か月の滞在期間、蒲田そして小岩のマンションを拠点に仕事をこなすようだ。

父は空港から第一の拠点、数週間後に第二の拠点への荷物運搬。
本当なら予算があるから業者を使えるのだが、お父さんの仕事、という優しさ。
サガワのイケメンには負けるけど、サービスは十分努力。




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既に家族のかたちが変わり始めている。
適切な距離を保ちながら、それでも時間を共有して新しい記憶の上書き。
ちょっと寂しいのだけど、欲をかいて踏み込めば壊れる脆さがある。




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金曜から妻は学生時代の友人と、4人で伊東へ行く。
女子会をする妻たち、夫相手では不可能なストレス発散を、どうぞ。
東京駅を出発する前に大丸に集合する妻と別れ、私は伊東屋へ。

駅前から歩いて新しいビルを見上げ、不思議な道を通る。
勉強用のノートとインクのスペアを買い、銀座、日本橋を歩く。
その時の少し、都会的な写真を5枚。




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40年前、お父さんにご挨拶に伺った家で、私は一人、数日間を過ごす。
ジプシーのように何処でも仕事が出来るように、Bluetoothは活躍する。
村上春樹が6年ぶりの書下ろし新刊を出した。

新刊に合わせて老眼鏡を作ったが、受け取りはGW明け。
新しい老眼鏡が出来るまで、心を砕いて悩むとしよう。
説明のつかないことや答えを得られないことはある、それが人生だ。



正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。




ファイト!






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永遠の嘘をついてくれ   [日常]



伊東にて登山靴を履いて夏目漱石のように
山路を登りながらこう考えた
智に働けば角が立つ

情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
とかくに、人の世は住みにくい




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ふと思い出す。
自分が現役高校教師時代、最後にはスライドショーづくりが楽しかった。
学校生活の節目に作っては生徒や親と作品を楽しんだ。

いちど、自分が鬱屈とした気分の時のこと。
こだわって「永遠の嘘をついてくれ」をBGMに作ったことがある。
中島みゆきの曲だが、吉田拓郎が歌うもので。

自分自身が飛び出したいという欲求に包まれていた頃。
なにかがうまくいかなくて、悲しい気分だったと思う。
別れが重なった頃。



永遠の嘘をついてくれ(1995年)

若者よ体を鍛えておけ革命のその日まで
そう言って去った奴は今どこで何をしているか
そんなことを思わせる曲




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和歌山でキシダ首相が襲われた。
どういう理由でかは分からないが24歳の若者が容疑者である。
特殊詐欺でもそうだが、一線を越えたら人生を失うのだ。

大きな力に抗うという深刻さより、個人的なものを感じる。
単発でテロと呼ばれることが繰り返され、大きな力が武装する。
SPよりそばにいた漁師さんの猛烈タックル、からだを鍛えておけということか。




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明日、ドイツから一年ぶりに長女が帰国する。
午後には成田へ迎えに行き、荷物を受け取る。
娘が蒲田の方に借りたアパートへ、父は陸送便。

娘の役に立てるなら嬉しいのだ。
3か月ほどの日本滞在で、あれこれ仕事をこなすのだろう。
空いた時間を探して、遊ぶのは楽しいだろうと妄想する。




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世界も日本もめまぐるしい変化の中で、立ち位置が分からなくなってきている。
自分の仕事も勉強も、とめどなく苦しいものになってきた。
それでも、小さいながら望みがある限り戦えるのだと思う。

緊張と疲労の後に、娘と遊ぶ時間を確保する。
体力の低下だけが気がかりだが、もう少し楽しんでいく。
期日前投票の理由は旅行として、早めに済ませてしまう。



正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。




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終末に向けて猛ダッシュ   [日常]



慌ただしい生活になってしまったのはトシのせいか、緊張からか。
長女が「仕事」で日本に帰ってくるので楽しみだけど、一瞬で終わるのかな。
カネにならない仕事が、カネになる仕事より多くなって少し、イライラ。

平常心を保つために、できるだけ普段通りに生きる。
ところがその「普段」が少しばかり壊れたようで、修復もある。
世界平和に貢献している時間がなくなってきたぞ。




■ ニコラ・シュヴロリエ(Nicolas Chevrollier)
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最近よく来るようになった店。
新富町にあって、「アド街ック天国」で見てから通っている。
お誕生会には良いかと思う。

アスパラガスのムースとホタルイカとアスパラガスのサラダ。
自分で作ったホタルイカのパスタ以上に美味かった、さすがプロ、と難癖。
ここで使われたアスパラガスが東京産だとは、腰を抜かした北海道人。


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趣向を凝らした料理が出るけれど、フォアグラの揚げ出し豆腐が美味かった。
これで白ワインが進む君、結局8種類のワインを堪能。
もちろん、妻のケーキが出る頃には単なる酔っ払いでしたね。




■ 最近お気に入りのCM「JR東海」

新幹線を利用する頻度が増して、乗る時の気分がCM曲に似ている。
東京発、京都もしくは新大阪が多かったが。
最近は、東京から熱海に移動する時にも使う。

このCMで、乗車後2つめの景色、東京タワーの次の景色が好き。
カラフルな住宅が並ぶ景色、いつも良いなと思うのが一瞬。
妻と同乗する時も富士山側だから、教えたいけれど空振りばかり。


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東京を出てすぐあたりはスピードも出ていないから目視可能。
CMでも一瞬だけど、場所は分かる。
こだま707号(7時57分発)に乗ると、約3分後にチラって。


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新横浜を出てすぐと思っていたけれど、かなりの時間が経過した。
東京駅を出て27分後だが、小田原より手前。
時間差を覚えておいて、こんど妻に言う、カラフルだ! (バカみたい)

確かにバカみたいな話だけど、自分の感性が認められたみたいで嬉しいの。
東京駅を出て東京タワー、カラフル住宅、富士山と3つがCMに選ばれていた。
弁当なり軽食に珈琲を済ませるまでの、自分の車窓と同じで安心、さあ読書。




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BSでやっていた番組が地上波でも流れたのは良かった。
世界史の学び直しをやっていると分かるけれど、ロシアは怖がりな帝国主義。
ロシアとウクライナの、それぞれの事情を知りたいと勉強中。

ロシアの蛮行とウクライナの現状が、世界経済を狂わすのだから、勉強。
○か×かの番組ではなく、「歴史」を紐解くのは大事なことでした。
この長引く戦いにどう終止符を打ち、世界の経済が持ちこたえられるか。




■ 地政学リスクと言うは易し
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世界でのアメリカの影響力が低下した。
断末魔の中国は衰退が始まる直前に、活路を見いだそうとする。
虎視眈々、インド、ブラジルが覇権争いの時期を見ている。

中東の火種がイスラエルにあって、ネタニヤフ首相が暴れん坊になりそうで困る。
イランのウラン濃縮度が90パーセントを超えたら、強硬措置を辞さぬと。
台湾有事も心配だが、その前に、思い出したように中東がキナ臭い。

大リーグの大谷さんのイイ話、良い結果は聞きたいし知りたい。
それ以上に知りたい中東の動向を伝えるメディアが少ない。
周回遅れの月刊誌では遅く、そーだ! ChatGPT に聞いてみよう。




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『魔女と過ごした七日間』   [東野圭吾]



しまった!
隠していたものが見つかった時の定番だが、言い訳も考える。
言い訳をする必要もないのだけど、脳が子ども時代にもどりつつあるのか。

隠していたものは、東野圭吾の100作目となる新刊。
小さな旅の途上で読もうと、雑誌の下に「隠して」おいたけど妻に見つかった。
簡単だから読みやすそうと、妻は試読を済ませている模様。





『魔女と過ごした七日間』 東野圭吾/KADOKAWA(2023年 3月17日 初版発行)
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今月半ばには長女も仕事で帰国するから、妻はその前に読みたいのか。
三女は興味があれば読むだろうが、読書は個人の好み。
『Le Dévouement du suspect X』なんて読み方の長女も、日本語版は回し読み。

さて、妻が言うように読みやすい簡単な設定だった。
量産体制が終了した東野氏だが、少し先の時代を描いていた。
感動こそないが、楽しい連続ドラマのような時間を過ごせた。

人間の時間が有限だと感じるのは、ずっと付き合ってきた作家の筆が枯れること。
いわゆる古典的文学作品は枯れることもなかろうが、波長の合う現代作家は枯れる。
村上龍、村上春樹、東野圭吾が枯れたら嘆くなぁと、己の枯れを自覚していない。

書斎にこもって読む本ではなかった。
文体は生理、波長の合う作家の文章が旅の連れに、ほど良い軽快さだ。
ファンだけが100個目のスタンプを押すように、読む。




■ 事故はいつでも悲しい
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市川の土手は散歩コースである。
しかし金曜の朝は騒々しく、ヘリやドローンが上空を舞う。
木曜夕方に江戸川沿いの公園で、3歳の男の子が行方不明になっていたそうだ。

東野圭吾の最新作でも河原を大勢で捜索する場面があり、既視感を持った。

満開を過ぎて散り始めるソメイヨシノ、上を見ていて子どもを見失ったか。
両岸には消防車が20台ばかり、消防隊員が激しく走り回っていた。
東京側の川岸で男の子が浮いていた模様、少子化対策、子どもを大切に育てよう。




■ 選べない
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選挙が近づいて既にポスターが張られ、古臭い連呼、絶叫の騒音だ。
ポスターが貼られる前に、宝塚で見た看板に驚いた。
市議会議員、ここに40枚も貼られては、短期間に私なら選べないなぁ。




■ 散る散る 見 散る
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散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)
花は桜木人は武士、と言うように自分も潔く人生を終えたい。
そんなことを常々考えながら、生きにくい場所になったこの現代。

予算案が参議院を通過した。
予算審議は隠され、全く無意味な「追求」を楽しむ野党。
あの野党への不快感以上に、誤魔化しだらけの予算が腹立たしい。




■ あの頃は良かったと言ったら負け
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東京駅の丸の内側に出て左を見ると、東京中央郵便局があった。
その左端に「郵趣会」があって、地方では手に入らない記念切手が売られていた。
同じ手紙を出すにもと、ここでお洒落な記念切手を買っていた。

下手糞な字は隠せないが、せめて封筒に貼る切手ぐらいは、お化粧。
そんな本局が消え、新しく建った集合ビル KITTE が10周年になるらしい。
思えば遠くへ来たもんだ、と思う、私にとっての1つの記念碑だ。

それでも置き去りにされないように、この1週間を真剣に楽しむ。

正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。




ファイト!





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