大室山を攻めてみようか [旅]
生きていると思いもよらぬ災いに見舞われることもある。
でも、人生には奇跡が起きることだってある。
大切な人との思い出が、一歩、また一歩、人生を前に進めてくれる。
大切な人を亡くしてしまった経験が増えている。
そしてこれからも、大切な人を失っていくのだろう。
それでも悲しみ以上に、新しい出会いを恐れないでいようと思う。
怖気づくことなく新しい人と出会い、一期一会を飾る。
あと少しなのかもしれないし、恐れるな。
まだ見ぬ水平線の先を目指していく。
■ かっぱえびせんを食べたいとトビがピーヒョロロロ
メンタルがやられっぱなしと自分で言うか。
そう、もう言っちゃって、慰安の時を作る。
贅沢じゃないかと人から言われても、だってシンドイんだもん。
再会も含めて、最近は、人との出会いが多い。
コミュニケーション能力を疑われながらも、人が合わせてくれている。
感謝しながら、遊びの中に自分を癒す。
■ 海から見た大室山に誘われたから登ろうと思う
余談ではあるが、バカ息子を持たなくて良かった。
キシダがバカな息子を育てただけの話だけど、KO大学卒だからノックアウト。
バカ息子を秘書にして、勘違いを加速させ、茶番であるから言葉が出ない。
KOじゃなくて良かった、うちの娘は。
大隈重信賞を取って100万もらっとるから、あそこまでバカではない。
いや、うちの娘の思うには、パパお願いだから事件は起こさないで!
■ 門脇埼灯台から大室山を見るとやはり登りたくなる
さて、さてさて。
寛解して再就職が決まったDaveが仕事直前休暇で日本に来る。
スカイツリーに登りたい、新宿御苑に行きたい、富士山に登りたい。
ヨッシャ任せとき、連れてったる。
でもなぁ、台風が来るだろうし、どうなることやら。
彼の、美味しいものは先に食べる楽観姿勢が好きだ。
■ 4000年前に城ヶ崎海岸は大室山の噴火で出来たらしい
まあ、雨でもここなら大丈夫だろう。
死の淵から帰還したトモダチをおもてなし、下見を着々。
雨は私が晴らしてしまおう、六根清浄、お山は晴天!
■ 山頂で噴火口跡を周回するお鉢巡りを楽しんだ
標高580mの大室山には直径300m、深さ70mの大きな噴火口跡があり、真ん中がくぼんだ形になっています。 山頂では、この噴火口跡を周回する「お鉢巡り」ができます。 1周約1キロで、所要時間の目安は約20分。お鉢巡りの道からの景色は遮る物がなく、道のどこからあたりを見まわしても絶景です!
サッカー部の監督時代にここで合宿したら、毎日、選手を走らせただろうな。
だって、本部で見ていれば全てを監視できるぞ。
と、考えはいつも手抜き大作戦。
■ 大室山の山頂近くに咲くアザミを朝ドラ気分で撮る
だんだんと、声も小さくなっていくけれど、オレはここで生きてるぞ。
名もなき花が名付けられ、そこに存在し、忘れられ幾年月、大室山山頂まで飛来した。
私には次の世代に残すものなど何もないが、動ける時間を楽しむ。
だからまた、メンタルがやられそうになっても、前を向く。
イッテコイと人は言い、妻は人生プラスマイナスゼロと言う。
でもなぁ、オレ、まだまだ強欲に夢は見ているの。
ファイト!
重岡建治氏に会いに行く [ひと]
彫刻を見て重岡建治氏の作品を意識したのは、伊東に来てからである。
オレンジビーチを歩き、なぎさ公園のブロンズ像を楽しむ。
隣接する按針メモリアルパークのウィリアム・アダムス像を見て、オレの好み。
山路を歩き、海辺を散歩する時間を持つ。
伊東の街にはあちこち、重岡建治氏の作品が点在する。
立ち止まっては眺め、妙な浮浪者に見られるのだろう。
5月2日の日経文化欄もあり、彼が伊東を拠点に活動を続けていると知る。
大室山の麓にあるアトリエが開放されていると、あるいるさんも言い。
調べた挙句、よし、会いに行こう!
毎年5月開催の、伊豆高原五月祭。
それに合わせて、重岡建治氏のアトリエが開放されていると言う。
直接、作品に手を触れることも出来、木目を体感できるのだと言う。
五月祭の地図は全くのアバウトで、辿り着けない。
基本的に伊豆高原の別荘地を彷徨うのだから、細い道に困る。
瀟洒な別荘から出てきたマダム、BMWに乗り込むところを尋ね、そこですよ。
お孫さんでしょうか入り口に女性がおり、挨拶をして見学の許可を貰う。
写真も宜しく、触れても宜しいと、触り魔には随喜の涙。
2階建てのアトリエの、一部は吹き抜けになっており作業場だと理解する。
作品の細かい場所や、作りかけのものを覗き込んでいたら後ろから声がかかる。
重岡建治氏であるとすぐに分かり、挨拶をし、作品への自分の感想を述べる。
最初に好きになった作品のことを上手く説明出来た気がして、満足だった。
大阪から今回が3回目だと言うオジサンと共に質問をし説明を受ける。
これはクスノキで宇佐美の農道を作るとき抜かれ、乾燥に20年かかった。
家具には向かないし、本来は芯を抜くけどこれは抜かず、裏側に工夫を凝らした。
重いから家具には向かない。
家具なら手間がかかり値段が上がる
昔の旅館なら扱っただろう。
木の芽に沿って逆らわないで彫る。
木に対して従順に素直になって彫る。
粘土なら好きに出来るけれど、木に対しては素直に従うしかない。
イタリアの彫刻家は職人上がりなんだ。
ボクのモクチョウ(木彫)の先生も16からやってる。
職人の技術があってこそ出来ることですよ。
右目がほとんど見えなくなってね。
86歳の作家は、こともなげに言う。
後ろのはプラスチックの型なんだけど、見やすいように白に塗ってるんです。
30分ほど説明を受け質疑応答をこなしてもらった。
ちょうどフランスから訪ねた予約客と挨拶が始まったから2階を見せてもらった。
いわゆる過去の作品が眠っているのだけど、触り魔にも許可が。
水泳家族には北島康介が受け取ったトロフィーの原形、康介クン、不要なら頂戴。
不埒なことを考えながら、創作意欲が溢れる86歳に、多大なエネルギーを貰った。
先の大阪人、ちっちゃい先生が大きな作品を作りまんな、同感だが反応はせず。
雨の日、予想どおり来場者が少なく、自分には満点の時間だった。
帰り際の挨拶は、今夜はいい夢が見られます、と頭を下げる。
あのね、小岩の駅前にもボクの作品あるから見に行ってね、と言われた。
ファイト!
増税に耐える体力をつける [勉強]
人とぶつかって唇が切れてしまったよ、ちょっと腹が立ったけどね。
どんな生活をしようとも、傍らに聞く人がいる。
笑ってその日が終えられれば、それで人生は上々だ。
■ 揺れて揺れてまた揺れて
地震が相次ぐ中で、直下型の房総半島では驚いたことでしょう。
伊東で早起きの仕事をしていたら何件かLINEが入った。
丁重にお見舞いの礼を言い、こういう時代だと思った。
未明から仕事をしていて、ただの勉強だけど、心地よく揺れた伊東は震度2、市川、江戸川区は震度3だったようです。テレビでは騒いでいますが、いま朝風呂を終え、血圧を測定し、再び勉強開始です。
能登半島で揺れ、九州で揺れ、房総半島で揺れ、沖縄県でも揺れた。
短期間に震度4以上の大きな揺れの地震が相次いだのには驚いた。
なんだか、日本沈没の再放送かと思ってしまう。
■ 法人税を払わないNHKは天下びと
無借金経営で純資産1兆円のNHKは怖い物なし。
高給取りを抱えて法人税を払わないのは公共法人だからだね。
負債、銀行借り入れもなく、厳しい取り立てをするけど、デカすぎる。
民営化しろよと思うけど、先生たちは怖くて言えない。
菅元総理ぐらいしか虎の尾を踏む総理はおらず、キシダじゃ無理だな。
来年の増税と、年金制度の見直し(減給)の前に、法人税を取ろうゼ!
■ お金を楽しく使えるのは幸せなことでもある
50年前の新婚旅行で行ったハワイ!
ガマンの糸が切れて、子や孫も全部連れてっちゃう!
ポ~ンと音がするお話だった。
お金はあるに越したことはないけど、お金は天下の回り物だからね。無いなら無くても生きていくことは出来る。家族の幸せはみんなで食卓を囲めて日々のパンが買えればいい。肉を食べてもスイーツを食べても、家族が不仲だったら美味しくないからね。◆家族が健康で団結して仲良くいることが何より大切なこと。若い人の中には忘れている人もいるけど、本当はこれが一番大事なことじゃないかな。
イタリアの小さな村で農業に携わるジュゼッペが言う。
ジュゼッペ・ジャコマッラ 70歳、元気に急斜面の畑を耕す。
そんな番組を見た翌日、ハワイ旅行の話題を見て少し驚いた。
■ ビタミン幸せを注入する鰻の蒲焼きと白焼き
老いたなと思う。
物事がこなせなくて、忙しいと思えるほど暇になった。
やれやれだぜと言いながら、鰻を食べたい体調になった。
来週にはフランス人夫妻と鰻を食べて、富士山を見るツアーを企画した。
再来週にはメルボルンからDavidが来るから、鰻を食べて富士山を愛でる。
なぜだろう、鰻を食べてると幸せな気持ちになるんだ。
■ 蝿か蝉か蜂か顔か
高級食材を扱う修行中の料理人と、フレンチに行った時のこと。
彼がナイフをじーっと見つめるから、どうしたの、と尋ねた。
これシャトーラギオールですよねソムリエナイフなら4、5万円はしますよね。
さて、そんなことを年下の男の子に聞かれたらボクはどうするかな。
そうだねと、とりあえず答えておいて検索ですよね先生は。
さてさて、蜜蜂のマークなんですが、いろいろに見えてしまうのでした。
正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
ファイト!
重岡建治と付き合っている [ひと]
人は皆、バトンをつないでいく。先祖が培ってきた生きる知恵を学び、自分なりに工夫を重ねていく。そしていつの日か、息が切れる日がやってくる。しかし時を経て、思いのギッシリ詰まったそのバトンは、必ず次の世代が受け取っていく。今日もあたらしい風を受け、時は流れていく。
■ らんまん
子どもの頃「絢爛」が読めなかった。
だが、「爛漫」は何となく当てずっぽうに読んでいた。
初夏の風に当たり、春爛漫を今年も堪能できたことを嬉しく思う。
そして今、NHK「連続テレビ小説」が久々にマトモな作品を放送していると思う。
最近の作品は伏線回収などとばかりに気を取られ、浅はかな作品が続いた。
しかし、現在の「らんまん」は武者震いをする時がある。
恋のワクワクは心を軽くしてくれるが、それが主ではない。
大昔にバニーガール姿で「愛の水中花」を歌っていたあの松阪慶子がド迫力だ。
何かを選ぶことは 何かを捨てることじゃ、鬼気迫る松阪慶子の真ん丸顔。
実在の人物を扱うと、ちゃんと作れるやないかと思う。
人とぶつかって岐路を選んできた自分の人生を思い起こしながら見ている。
親の思い、恩師の思い、先輩の思い、人々の思いを振り返っている。
■ 彫刻家 重岡建治
伊東の浜、オレンジビーチの隣りに「なぎさ公園」がある。
そこには重岡建治の24基の彫刻が設置されている。
写真は、アダムス像とサン・ブエナ・ベンツーラ号の碑(按針メモリアルパーク)
5月2日(火)付、日経の文化欄に重岡建治氏の記事が載っていた。
彼の作品は街のあちこちで見られるが、伊東市役所にもあるという。
見に行かなくっちゃ。
■ 伊東市役所
市役所と市議会になるのだろうか。
GWのさなかに訪れたので庁舎には入れなかった。
なかなか美しい設計で、しばし見とれ、今度は中を見学に来ようと思った。
■ 大地より生ずる(1995年)
この作品は、イタリア中部のリエーティの街に重岡建治は寄贈した。
と、日経には書いてあり、その都市の市役所を飾ってもいるとのこと。
そう言えば、イタリア共和国ラツィオ州リエティ市が伊東市の友好都市と聞いた。
リエティ市の「樽乗り競争」と伊東市の「タライ乗り競争」で、姉妹都市になったとか。
昭和60年に樽とタライで友好都市提携を結んだという。
去年も7月にタライ乗り競争をしていたが、なるほどの世界である。
■ 白旗
妻の実家には、時々「赤旗」の「お試し版」が入る。
読んでみると、あまりの偏りに腰を抜かしそうになるが、頑張っているんだね。
どうぞご自由に、朝日新聞も月額を500円値上げして焼け石に水を掛けるようだ。
何でも反対ばかりして足を引っ張り時代も読めない政党が陥没を始めた。
無法国家の侵略が起きた際に、自国民の安全をどう確保するのか、議論がない。
来年の増税を隠し、年金制度の見直しも煙に巻くキシダ政権には怒りを持つ。
悪い奴ほどよく眠る。
滅び行くものたちは元気よく文句を言う。
バランス感覚を失った厚顔無恥が消滅を始めているが、知ったこっちゃない。
正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
ファイト!