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トレビの泉   [旅]



イタリアの話

ローマ観光の定番であるトレビの泉。
娘とではあるが、行った。
本当なら妻と一緒がいいんだけど、今の妻に長いフライトは禁止。

妻の代役で、トレビの泉にも行きたい、と行く。
まあ、ここは「恋」だとか「愛」がテーマだから、オヤジの場所にあらず。
女子の方が多かったね。




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イタリア遠征期間中、合羽を着たのは一度だけ。
20年近く前の、コンサドーレ札幌の応援でもらった合羽。
胸にでっかく、「白い恋人」と印刷されている。

街をそのカッパで歩いていると、日本人は確実に反応していた。
白い恋人の赤いカッパ着用オヤジがSNSに登場していたら、それは私。
見られている感満載だったし、撮られてもいた、石屋製菓の回し者。

傘の山をかき分けて、娘と最前列に向かう。
そして泉を背にして、コインを右手に持って左肩越しに、正しく投げる。
コインを1枚、確実に投げたから、またやってくるのだろう。




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ハレオくんパワーで雨をやませた翌朝。
コインの威力で、またやって来る。
しかし、コインを投げてはいけません、ダメよダメダメ(昔の流行語)。




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コインを回収中ということで、ざっくざく。
年に1~2億円程度の収入らしいが、全て寄付となる。
教会に寄付され、貧しい人へと配分。




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昨年からこの回収した金は、教会へは回らず市の収益に計上される。
この雑収入がどのように使われるか、不明。
よその国のことだから関係ないが、ある種の不労所得である。




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コインを投げた翌日、再び泉に戻って来たから、伝説通りだった。
しかし、再び通ったら、掃除中でコインは投げられなかった。
延々とコイン回収作業を見ていてもつまらないから、コインを投げずに通過した。

1枚投げると、ふたたびローマにもどって来られる、らしい。
2枚投げると、ふたりの愛が永遠に結ばれる、らしい。
3枚投げると、ふたりが離婚できる、らしい。

もう戻ることはないのかと言うと、そうでもない。
こころの道はローマに通じ、食はイタリアにあり。
イタリア男の仕事ぶりは、どこか肩の力が抜けていて、ナンパ目線が多かったなぁ。



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