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気負うなアスリート魂   [考え方]



一昨日の、7時のニュースは夜学のため見なかった。
妻が言うには、7時のトップは何だか知ってる?
池江さんだったんだよ、と。

急性リンパ性白血病で2月に緊急入院した池江璃花子さん。
10か月の闘病を終え、退院したというニュース。
退院までこぎつけたことが嬉しい。




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正直言って、今年の水泳、日本選手権も世界大会も、つまらなかった。
池江さんの存在の大きさを思い知ることになったが、今は回復に専念。
豪州の友人、デイブくんだって寛解しても、まだ体力は戻っていない。




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アスリートといえども、病院生活10か月。
筋肉が衰えたのはもちろん、内臓もダウンしてしまっている。
彼女が5年後のパリ五輪に向けてと言ったのが、正しくて嬉しい。




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代表になると背負っちゃって、気負っちゃって、無理するな。
自分の娘たちも競泳をしていた親として、その精神的苦痛も知っている。
いつも思うのだ、結局は楽しめているかい? と。

競泳を引退しても、その世界に残るなら、背負うべきものもある。
しかし、オリンピックなんてものは、楽しまなくっちゃね。
東京五輪でマラソン3位だった円谷幸吉の、悲しい最期を知っている。

だからこそ、イケイケ池江に、重たいものは背負わせたくないんだ。
ディズニーシーに行って、ゴンドラに乗って、漕ぎ手の歌を聞いてくれ。
水泳だけじゃないんだよとまで、おじさんは言いたいのよね。



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