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茶だんご   [味]





京阪電車の「宇治・伏見 1dayチケット」
茶だんごを食す。
そして、思う。


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京阪宇治駅前の駿河屋で、茶だんごを買う。
食べる、うまし。
妻や次女が居れば、どれほど喜んだことだろうか。


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橋を渡って宇治橋西詰めの駿河屋、店の前に立ちて思う。
以前、この店で何かを買って食べたが。
と、電脳写真庫をあさり、見つける。


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2004年12月18日/駿河屋前にて
私の祖母が12月14日に亡くなり、18日には宇治で長女の大会があった。
葬式を終え、大会を応援だが、家族総出である。
もしJRを使わず京阪を使っていれば、橋の東側の駿河屋で茶だんごを食ってたな。


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2004年12月18日/立命館宇治高校にて
第3回 鳳凰杯 全国中学生英語スピーチコンテスト
確か長女は5位か6位だったように思う。
優勝したら春休みにカナダ招待で、アメリカ遠征と衝突するなぁ。
そんな不謹慎なことを考えていると、優勝を逃すものなのだった。

この大会は第14回を、平等院鳳凰堂でおこなって、最終回となった。
中学生あたりに刺激を与える大会は未来投資なのだが、この国はショボイ。
消えていく良きもの、もったいないなと思う。

同じ名の、駿河屋。 同じ名でも、売り物が違っていて、ケンカか?
13年前、私たちが京阪を使って移動し、茶だんごを食べていたら、人生変わってたか。
あの年、宇治川にかかる宇治橋を渡っていても、うーん、何も変わらんかったか。

年を距てた写真を見ながら、茶だんごを知らなかった自分を悔いている。
これはこれはもう、美味しかったんだから。
13年間、美味い物を知らずに過ごす不幸。

どうでもいいことを、思い考えてしまっている。




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