『ナイブズ・アウト』 [映画]
土曜はまるで台風が襲い掛かるような大雨で、横風と雷も奇襲攻撃を仕掛けた。
いくつかの川は氾濫するだろうなと、予測できた。
その濁流を見に行きたくなる気持ちを押さえて、外出をせず、読書とテレビ。
嵐が過ぎ去るには半日以上の時間だった。
網戸をバルコニーに並べておけば、キレイにお掃除できるところだ。
暫く断水の心配はないが、氾濫や浸水を心配する。
おそらく春の花たちは装いを新たに、交代を済ませるのだろう。
散りそうだったハクモクレンは、きれいさっぱり花弁を落としただろう、春よ来い。
梅もミモザも河津桜も役を終え、ソメイヨシノを招き寄せることだろう、春が来る。
『ナイブズ・アウト』
■ 作品データ
原題/Knives Out
制作年/2019
制作国/アメリカ
内容時間(字幕版)/131分
ジャンル/サスペンス/ミステリー
■ 解説 6代目007俳優D・クレイグなど豪華キャストが共演した、話題のミステリー。自身の誕生日パーティーの夜、作家が殺される。犯人は作家の家族にいるのか、それとも……。◆マサチューセッツ州の邸宅である朝、裕福な犯罪小説家ハーラン・スロンビーが喉を切られて死んでいるのが見つかるが、警察は自殺と判断。やがて何者かに雇われた探偵ブランが来て調査に乗り出すと、ハーランの家族がそれぞれ問題を抱えており、誰かがハーランを殺したとしてもおかしくないような状況だったと分かる。やがてハーランの遺書により、彼が看護師のマルタに全財産を与えようとしていたと判明し、一同は動揺するが……。
あら、007の人やんかという程度で見たけれど、面白かった。
殺人事件の謎に私立探偵が挑む正統派ミステリーを久々に見た。
時代がかった設定や、展開、それぞれの視点で角度を付ける妙はあった。
謎解きの楽しさ、どんでん返し、ハラハラもあり、良かった。
遺産相続という、しかも遺言書の書き換えを公証弁護士が発表するとなる。
密室殺人を、どう解いていくのか、A・クリスティーばりの推理も楽しめた。
とんでもない日々に、ちょっとこの疲れを吹き飛ばそうと、試みるのが成功。
重い映画を今は見たくない、3.11.がからんで毎日が重たかった。
脳味噌を、娯楽推理で解放してやれるのが今は救いだ。
■ 元気いっぱいの金融株
キミはいつか白梅だったのか
みずほ銀行のシステムトラブルが続くのだけど、株価は上昇している。
第一勧業、富士、日本興業銀行などの分割・合併で統合したのはいいけれど。
つぎはぎのシステムでは、根本的な解決ができない、いつまでトラブルを続けるのか。
日本郵政が楽天に1500億円を出資し、両社が資本・業務提携をする。
まずは物流、そして基地局、フィンテックへと展開するのだろう。
日本郵政の株価は4.89%上げたし、今月末の配当も4.88%と、不祥事どこ吹く風。
■ 固定電話をなくしてもボクは困らない
見上げてごらんキミは水仙なのか
固定電話を掛けたのも出たのも、ここ数年はない。
詐欺や勧誘の電話が嫌いで、そう言えば10年近く、電話には出ていない。
出るとすれば妻と宝塚の叔母さんくらいで、すでに電話嫌い。
スカイプやズームのような、顔の見えるお喋りはする。
恋人だった妻と、何時間も電話で話をしていたのは大過去のこと。
今の子の概念に、固定電話やそれにまつわる迷惑話は、きっとないのだと思う。
夜にカノジョから電話があり、留守ですと取り次いでもらえない。
そういう管理的な親の強権は、すでに消滅しているだろう。
子どもが裏で何をしているのか、親は見えなくて困っているのだろう。
■ 1年が過ぎ10年が過ぎても変わらないダメ姿勢
あなたは寒椿さんですか、それとも愛?
いよいよ21日に、緊急事態宣言が解除になると報じられた。
しかし、最近の動きを見ていると、反転上昇中ではないだろうか。
それこそ、変異株の威力が増していると考えられるのではないか。
春になれば大丈夫だよと、去年なら言えたかもしれない。
今年は変異株という、また新たな脅威が加わった。
もう少し様子を見てもいいのではないだろうか。
当然のことだけど、来月21日に奈良で予定していた従妹会は中止になった。
皆さん私より高齢ですから、慎重な姿勢です。
ワクチンを打って、街にもワクチン効果が出るまでは、まだまだ我慢かな。
雨あがる 日が差すところ 春の花
爪あと残す 宵越しの風 (朴珍)
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