ふっくら焼いた鮭を食べたかっただけ [日常]
用があって錦糸町駅で降りた。
いつも電車の中から見るだけの駅だけど、久しぶり。
20年近く前、夜の大井競馬で遊んでからデイブと長女を連れて、総武線利用。
昨日、錦糸町駅を降りて、にぎやかだなと思った。
札幌のデパートは丸井今井だが、ここは〇I〇Iの丸井である。
少しだけ、東京に来たという感じがした。
ちゃんちゃん焼きを食べる馬力はありません。
でも、ふかふかに焼いた生鮭を、どうしても食べたくて買いに行きました。
市川から快速で2つ目、車内暖房の暑さに苦しむ時間も短くて済みます。
やる気満々の魚屋さん、魚屋さんの活気が好きです。
すぐ近くに、JRAのビルが何本か立ち、場外馬券売り場もあります。
そう言えば昔、カノジョが働いていたけど、懐かしく思います。
大事な話があって、今国会で審議中の水道民営化。
これは確実に地方切り捨てが始まってしまう、重要な法案。
何でも反対や、クイズで人をコケにする野党は対案も出せず、議論も出来ない。
地方では、黒板五郎だけが生き残るサバイバルの時代になるのでしょう。
税収も含めてこの国にはもう、お金がないのだと、感じさせる今国会です。
野党の方はクイズやストの練習だけでなく、しっかり勉強してもらいたいぜ。
恩恵のない納税は、賛成できかねます。
ファイト!
貧しさなら卒業したい [ことば]
「お互い結婚を卒業しようということで、2人で決めました」
元貴乃花親方がそんなことを言っていた。
結婚を卒業する、どうも不可思議な表現で気色悪い。
結婚生活にも「メンテナンス」や「リフォーム」が必要なのは分かる。
しかし、結婚生活を終えるなら、離婚する、ではないのか。
しかも離婚届を出したなら、結婚を卒業するのではなく、どうしても離婚だ。
変わった言葉が闊歩するけれど、シンプルに事実を言えばいい。
言葉を誤魔化してばかりいたら、気づくべきことを見落としてしまう。
エラそうなことは言えないが、元貴乃花親方は離婚したに過ぎない。
(3枚の写真はセントキルダ ビーチにて/メルボルン)
連日のようにいろいろな方々が離婚している。
暴力問題や不倫、すれちがい生活が理由のようだ。
離婚がブームになって、妻に迫られたら困る、絶対に困る。
連日のように、著名人が亡くなる。
身内も知人も、今年はたくさん亡くなっている。
喪中につき年末年始のと、今年も舞い込み始め枚数が増え、気が重い。
もっと楽しくて夢のある新年を迎えたい。
さすれば、師走を楽しんで、忘年会をセットして楽しむかな。
今日はまず、食を楽しむために、美味しい鮭の切り身を手に入れるとするか。
さあ、行くぞ、無限の彼方へ!
ファイト!
『ボヘミアン・ラプソディ』余話 [映画]
映画『ボヘミアン・ラプソディ』での話。
映画の後半でフレディ・マーキュリーが真っ当な方向へ改善する。
そのきっかけが、元フィアンセ(妻?)の、雨の日の訪問。
彼女を外に送る時、ドアに貼ってあった金閣寺のお札が気になって仕方ない。
フレディ・マーキュリーは大阪公演のあと、金閣寺に行ったのかしら。
そんなことを気にしていたので、ちょっと集中が切れてしまったのは事実。
(メルボルンの市場で犬用の骨が売られていた/値段は㎏/1AUドル≒80円)
『ボヘミアン~』は通常上映の他に、応援OK上映をしている映画館があるらしい。
字幕に歌詞が出て、観客も一緒に歌えるようだ。
発声も足踏みもペンライトもOKと言う。
(働き方改革/休みまくっている豪州でも問題視!)
応援上映は新宿・日比谷・日本橋あたりで毎日各1回やっているようだ。
あと、応援以外だと爆音上映もあるらしい。
参ったな、参った、字幕読めるかな老眼鏡がいるのかな、参ったな。
映画館で歌うなんて魅惑的だけど、怖い人が居たら嫌だな。
あるいは、自分が狂って、ポップコーンをまき散らしたら嫌だな。
せっかく封印した自分の狂気が解き放たれたらどうしよう。
ファイト!
『ボヘミアン・ラプソディ』 [映画]
昨日は妻が久々の休日で、映画に行こうかと行った。
人混みを嫌って、映画はWOWOWが定番の我が家。
でもこれって、大音量の映画館しかないと思う。
市川で映画を観るなら、ニッケ コルトンプラザかな。
ということで出向き、観る。
『ボヘミアン・ラプソディ』
■作品データ
原題 Bohemian Rhapsody
製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 135分
映倫区分 G
■解説 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演し、フレディの恋人メアリー・オースティンを「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントンが演じる。監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。
まいったな、わざわざ観に行って良かったと思うが、まいったな。
映画が始まり、エピソードにまつわり彼らの曲が流れる。
いわゆる成功への階段を上がっていくのだけど。
そういう曲を聞き、涙が出始める。
隣りの妻に見られぬよう、気づかれぬよう、手で隠す。
肘をつきながら見ていて、どうして涙が出るのだろうと考えていた。
魂を打つなんて言葉は安っぽい。
でも、涙が出てしまうんだ、我慢するから、目頭が熱いまま。
人生なんてこんなもんだぜと、涙が出る。
できたら、ノリのいい連中と見たかったな。
静かに鑑賞するお行儀のいい日本人グループで見ました。
良かった。
YouTube で「Queen Perform Live at LIVE AID on 13 July 1985」を観た。
今回の映画『ボヘミアン・ラプソディ』はこのコンサートがピークとなる。
このコンサートの入場から、回想シーンが本編だった。
おそらく役者さんはこのコンサートビデオを完全コピーしたのだろう。
違和感なくフレディ・マーキュリーだった。
噂では1年がかりの役作りだったという。
ノリのいいガイジンと、一緒に見に行こうと、妻に言った。
すると、歌詞が出なきゃハミングしかできないわよ、と言われた。
知ってるとこだけ歌うのじゃ、ノリじゃないのかな。
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遅れても進む [道具]
昔の東京中央郵便局の跡地にKITTEというビルが出来ている。
郵趣会の大規模店があって、全国で発売した記念切手が売られていた。
使うためだけど、気に入った絵柄の記念切手を東京在住時代によく買った。
大手町の日経新聞でセミナーがあったから参加した。
ちょうど、KITTEにクリスマスツリーが設置されたようなので写した。
妻にも見せたいと思ったが、付き合ってくれるかどうか。
酔うと動きたくなくなる、という妻をなかなか飲みには誘えない。
そういうことで、お食事に誘うことになるのか。
若いころなら突撃なんだけど、年食うと、配慮が先行する。
現在、月に3回ほどある「夜学」で、大いに勉強しまくっている授業がある。
その授業で先生が、ツイッターで発信していますと、教室にQRコードを貼った。
このクラスでトランプさんより年上の人はいないでしょ、・・・これが決め手。
QRコードはコンデジで写しておいた。
何となくそれさえあれば、対応できるだろうと。
ぬけめなく、執拗に、「先生」の追っかけ。
政府の、クレジットカードで5%ポイント還元に、猛反発する人。
文句を言って生きてられる人はいいけど、オレは省かれたくない。
と、授業の翌日、スマホを買いに行った。
おかげで毎日、先生のツィートをチェックできているけれど、さて。
電話のかけ方は何となくわかったが、慣れないので焦る。
Lineとやらは、来月、三女が来たら教えてもらう。
ギリギリ間に合ったというか、置き去りにされずに済むかもしれない。
今のところツイッターだけの私、・・先生、ついて行きますわ。
まあ、バカと言えばバカみたいなんだけどね。
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残り時間は8分です [旅]
昨日の大相撲、貴景勝と高安の対戦、思わず叫んでしまった。
貴景勝はきっと、勝ったと思っただろうな。
悪いところがないまま、高安を追い詰めて届かなかった貴景勝、残念。
2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が決まった。
1970年大阪万博、妻は小学低学年、私は高校に入り、ワルと呼ばれ始めていた。
人生のうちたった数年間だけど、狂っていたと思うが、今は昔。
アメリカ館に並んで月の石を見たけど、NYの国連に行けば普通に見られる。
IBM館で「コンピュータ」に感動したけれど、今はそれ以上の機械を持っている。
万博が終わり畑富子とダイダラザウルスに乗ったのは、青かったな。
景気は良くなるかもしれないと期待するか。
ものすごい数の人が来るのだろうけど、さばき切れるのかしら。
ホームドアと自動運転とエスカレーターの設置、間に合うのかしら。
ガイジンは親子でも普通に腕を組んで歩く。
自分には無理だろうし、自意識過剰で大いに焦るだろうな。
男は黙ってサッポロビール、という風に育ってしまったから。
平成がもうすぐ終わるのだけど、いいかげん疲れてきた。
妻と一緒に私は万博に行くのだろうか。
70歳の自分は考えられなくて、残り時間は8分です、という声が聞こえてくる。
そうか、残り時間は8分なんだと、妙に納得している。
じゃあ映画にでも行くしかないかなと思う。
妻が休みの日を探して、残り時間を有効に使う、ぞ。
ファイト!
ふるさとは何処 [旅]
帰って来た、とホッとする瞬間を実感する場所があった。
札幌駅ではなく、新千歳空港の駐車場を出て地下道に入る一瞬。
何度も妻と、帰って来たねと、ものすごくリラックスする瞬間だった。
今回、メルボルンから帰り、あのホッとする瞬間が訪れなかった。
帰宅すると妻が、帰って来たって思った? と尋ねた。
全くそういう感触がない、残念だけど、と答えた。
今日は富士山が なまら綺麗に見えるかもしれません!
そう予言した「ゆうのすけ」さんの言葉にせかされて、江戸川堤防に出た。
眺める人多し、されど望遠レンズの方がいいかなと取りに帰った。
西高東低で冷え込む、冷え込んだとテレビでは言い。
街を行く人はマフラーにコート、少なくともセーターという装い。
小学生にじっと見られても、我が道を行き、半袖Tシャツの北海道仕様。
帰って来たという実感が持てなくなっている今。
富士山を見て天晴れ感はあっても、帰って来たという落ち着きはない。
自分のふるさとをまだ確立できずにいて、次は函館への旅になる。
その前に札幌から友人が来て飲み、三女が来てスマホ操作の指導をしてくれる。
人が来て去り、人を訪ねて別れ、さて、オレのふるさとは妻ばかりなり。
でも、あの、帰って来たぁ~という実感が懐かしく、再び手に入れるのはいつかな。
ファイト!
異文化
友人に会いに行って激励をする。
ただそれだけのことでも、自宅から出れば、少なからず変化がある。
ましてや外国に出れば、何やかんやと違いますわ。
何でそうなるのと、しかし、脳が刺激されて宜しい。
かなりボケてきた自分でも、少しだけ新鮮になって帰って来た。
と言っても、若返ることなどありえない。
デイブの家の庭にあった洗濯物を干す物。
ひもに洗濯物をかけ、洗濯ばさみで止めるのだけど、回転式。
風が吹くとクルクル回り、北海道の港町で見た「魚を干す道具」みたいだった。
魚を干す道具は、電動式で高速回転をする。
それはハエがたからないようにするためだった。
メルボルンで見たものは、風で回るだけだから、ハエは無関係かな。
セブンイレブンがガソリンスタンドになっていた。
驚いていたら、どうして驚くのかと問われた。
だって、セブンだもん。
空港でも見たのだけど、これバーガーキングのデザインやん。
誰かパクっとるで、と言うと違った。
既にバーガーキングは登録されていて、仕方なく名前を変えたようだ。
実際はバーガーキングが営業するチェーン店。
しゃあないから、HUNGRY JACK'S にしたようだ。
ANGRY にしなかったのは、大らかさだろうな。
田舎町だからか、いや、札幌より人口は多いぞ。
電信柱がね、むかし懐かしい木でできている。
ユーカリの木は腐敗に強いので、電柱に使われるらしい。
使う理由は、車が衝突した時、車へのインパクトを減らすため。
あるいは壊れた時、木だと取り代えが簡単に出来るため。
ゆっくりしてるけど、よく考えているのだなと思った。
ものすごい勢いで進む日本は、いちど始めたら止まらないし。
そのうえ、ダメと気づいても止まらない狂気がある。
素敵なのか恥ずかしいものなのか、わからないけど、ノンビリがイイ。
ファイト!
オレなりのね [旅]
私はハグが苦手で、デイブもそのことは知っていた。
しかし空港で別れるとき、いつもの握手の後に、彼は私を抱きしめた。
チビおやじを、ノッポの彼が抱きしめるという滑稽な図であった。
ハグという暫くの時間を、懐かしく重く、温かく思っていた。
彼は本当に嬉しかったんだなと、私は感じていた。
そして、それがすべてであった。
彼は去年の夏、大量の投薬を受けたのち大腸の手術を受けた。
手術は二度にわたり、去年の終わりには大腸の全摘手術を受けている。
今となっては笑い話と、彼は壮絶な痛みとの戦いを語った。
結局、上手くいかなかった大腸手術のおかげで、癌が発見されている。
リンパ腫の癌と戦うのだが、彼は深刻には受け止めていなかったようだ。
どれぐらい悪いのと尋ね、ステージ4と聞き、そりゃあショックだったようだ。
来月は大掛かりな検査を受け、そこで良ければ、希望が現実となる。
大いに改善し、体力も回復してくれば、いよいよ現実生活の復活である。
菌に対する免疫力も低く、日常的な体力も低下している。
彼には、3回激励に行くと言っていた。
2回目は、好転したのちに、体力回復の激励に行こうと思っている。
だってオレたち、ともだちだもんって、ね。
“I'll always be with you, always”
さあ、行くぞ、無限の彼方へ!
ファイト!
さあ、行くぞ、無限の彼方へ! [旅]
暑くなり始めたメルボルンから、秋深まる日本に帰って来た。
何だかせわしい時間がまた始まってしまった。
志というモノに追い立てられるのだ。
彼の家族には希望があり、それを感じることが出来る旅だった。
そう思うからこそ、限りある時間を大事に過ごそうと思う。
さあ、行くぞ、無限の彼方へ!
滞在期間中、決めていたとおり、特別なことは何もしなかった。
朝食を終えたころ、デイブがホテルに来て私をピックアップしていく。
病院に行き、カフェに寄り、デイブの家に行く。
私たちの最も重要な日課は犬の散歩だった。
生後12か月のミッキーと、少しオバサンのモーリー。
クリケットやフットボールのフィールドで犬を放して走らせる。
犬を走らせた広場での出会いも含めて、大切な日課だった。
強い日差しに少し疲れて、ランチの後は2人ソファーで午睡を楽しむ。
日本に居るときと、あまり変わらないノンビリとした時間を過ごした。
おそらくデイブは大丈夫なのだと思う。
彼には家族があり犬がいて、希望を抱いている。
重要なことは、家族も誰も、悲観していないことであった。
ファイト!