さあ、行くぞ、無限の彼方へ! [旅]
暑くなり始めたメルボルンから、秋深まる日本に帰って来た。
何だかせわしい時間がまた始まってしまった。
志というモノに追い立てられるのだ。
彼の家族には希望があり、それを感じることが出来る旅だった。
そう思うからこそ、限りある時間を大事に過ごそうと思う。
さあ、行くぞ、無限の彼方へ!
滞在期間中、決めていたとおり、特別なことは何もしなかった。
朝食を終えたころ、デイブがホテルに来て私をピックアップしていく。
病院に行き、カフェに寄り、デイブの家に行く。
私たちの最も重要な日課は犬の散歩だった。
生後12か月のミッキーと、少しオバサンのモーリー。
クリケットやフットボールのフィールドで犬を放して走らせる。
犬を走らせた広場での出会いも含めて、大切な日課だった。
強い日差しに少し疲れて、ランチの後は2人ソファーで午睡を楽しむ。
日本に居るときと、あまり変わらないノンビリとした時間を過ごした。
おそらくデイブは大丈夫なのだと思う。
彼には家族があり犬がいて、希望を抱いている。
重要なことは、家族も誰も、悲観していないことであった。
ファイト!