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『女系家族』  



日曜の朝、洗濯に食事を終えてTVをつけたら、映画が始まるところだった。
昭和の映画で、終わった『おちょやん』の浪花千栄子の名前が出た。
懐かしい気持ちでそのまま見てしまう、ボクはひとりで日曜日。

映画は基本的に録画して見るのだけど、始めから最後まで録画せずに見た。
半世紀以上前の映画で、その当時の光景が映し出される面白さ。
老いる前の若尾文子は、腰が抜けそうになるぐらい美人だったんだ。




『女系家族』
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■ 作品データ
 制作年/1963
 制作国/日本
 内容時間/111分
 ジャンル/ドラマ

■ 解説 大阪・船場の老舗の商家を舞台に、大旦那の死後、3姉妹や、葬儀の日に不意に姿を見せた愛人らが熾烈な遺産争いを繰り広げる様子を鮮烈に描いた山崎豊子原作の痛快ドラマ。昭和33年、大阪・船場の老舗の繊維問屋、矢島商店の当主・嘉蔵が急死。後日、親族会議の席上で大番頭の宇市が嘉蔵の遺言状を公開するが、離婚歴があるが総領娘の座を主張する長女の藤代、のれんを継ぐつもりで養子を迎えた次女の千寿、そして花嫁修行に余念のない三女の雛子は、それぞれの思惑が外れて不満。その上、嘉蔵には文乃という愛人がおり、しかも彼女が妊娠していることが判明。遺産相続争いは熾烈さを増すようになる。


我が家には縁のない遺産相続争い、高みの見物で楽しんだ。
うちも三姉妹だけど、こういう争いが起きない家庭で良かったと思う。
お金はね、人を狂わせるから、やだやだ。

劇中、愛人の若尾文子の住居が映るのだけど、神ノ木と表示されドキドキ。
上町線の神ノ木駅が映り、ありゃりゃ、通った小・中学校の近くだ。
あれが半世紀以上前の神ノ木駅だと、十分に嬉しかった。

長屋だとか、あんなとこに住んでたなぁ。
船場あたりの、上品な街並みやなぁ。
昔を懐かしむつもりはないが、子どもの頃の街並みが映り、不思議だった。

中村鴈治郎も、二枚目の田宮二郎も大魔神の高田美和も、妻は知らぬ。
同世代を生きるように気を使っても、その辺には確実に線が引かれる。
一人で見終えて、へへへと笑ってちょうどイイと思った。

普通に差別的な言葉が出て来るし、あの頃はまだ後進国だったんだなと思う。
よくぞここまで大変貌を遂げたもんだ、昭和のニッポン。
まだもっとこの国も世界も変貌を遂げ、昭和生まれの人が消えていく。




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九州四国、関西が梅雨に入り関東も梅雨入り目前か。
曇天が続き、やにわに襲う俄雨、雷雨、気分は晴れませんね。
個人的に4月、5月にドライブに出て写した、気分転換用の写真を並べる。

日付順に並べると4月が2枚、5月が2枚。
2枚目のネモフィラだけは他県で、あとは千葉巡業。
電車に乗らないので、公園に移動して、人を避けて歩く楽しさはある。




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照ノ富士が強い。
正代は陥落かな、まったく大関の風格も自信も失っている。
朝乃山は精気を失い、うつろな目つき、呑まれている。

おそらく優勝は照ノ富士で間違いはないだろう、スキがない。
あとは全勝優勝するか、どうかだな。
若手の台頭が楽しみだし、照と貴の意地の勝負に期待する。

東の花道側の最前列に、例の、正座して背筋ピンピン女性が鎮座する眩しさ。
昨日、一瞬だけど画面の四分の一くらいに大写しになり驚いた。
この女性、一般人としてそっとしておいてほしい、アップは禁止。




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ワクチン接種を申し込むための順番待ち。
6月に入って暫くして申し込みの順番が来る。
時期が来れば騒がずとも、ちゃんとしてくれる、ここは市川市。

右から読んでも左から読んでも市川市、変なのは市長さんだけ。
市議会議員のプリティ長嶋も頑張ってるし、予防接種の漏れはないと思う。
そういう大騒ぎは、この街にはないと思う。




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電気圧力鍋の活躍が著しい。
豚の角煮、チャーシューで大成功を収めた。
特にチャーシューは、新聞記事のアレンジ品にも挑戦した。

5月8日の読売夕刊、「つけ汁活用 炊き込み御飯」を作った。
今までにない炊き込み御飯で、嬉しくて個人用に冷凍保存もした。
肉料理では十分に威力を発揮してくれていて、いい買い物だったと満足している。



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