勝手にどうぞ [考え方]
岡江久美子さんが亡くなった。
このニュースには驚いたし、怖いなと思った。
まあ、さらに我慢するしかないなと、重い気分である。
岡江久美子さんを知ったのは40年近く前だろうか。
世界の中心には居なかったけれど、明るくてかわいい女性という印象が強い。
女優というより、『連想ゲーム』や『はなまるマーケット』が記憶にある。
計算ずくの、笑いを取る姿勢ではなく、天然で周囲を明るくさせていた。
大いに好感を持っていたのだが、あっけなく終了させる武漢ウイルスの怖さ。
無責任な外出は控えるとしよう。 合掌
ステイホームと呼びかけられている。
なんだか飼い犬になった気分だけど、ここは我慢。
罹患して撒き散らす、無神経で迷惑な人間にはなりたくない。
唯一の息抜きは、江戸川の土手の散歩かな。
富士山が見えるとそれだけで嬉しくなるし、楽しいことを考える。
今日から少し暑くなるらしいが、夏までには落ち着いてほしい武漢コロナ。
プレシジョン・システム・サイエンスという会社が松戸にある。
全自動核酸抽出リアルタイムPCR検出装置を作っている。
イタリアやフランスで実績を上げているけれど、日本では認可の壁!
しょうもないマスクを配るより、PCR検査数を伸ばすのが重要ではと思う。
検査数を伸ばすためにも全自動であれば、技術者も感染リスクも激減する。
小さな会社だから、発見されるのに時間が掛かるのだろうな。
自粛要請を素直に受け入れる会社、店。
日銭を稼ぐために、執念で開けている店や会社。
非難するつもりはない、生きるためだろう。
でも、終息したら、そういう店や会社は応援しない。
そして今やっていても、利用はしない。
やりたい奴は勝手にやれ、オレはこれから朝めしだ。
ファイト!
『ローマの休日』 [映画]
自粛の重圧が人を苛立たせるのか、怒りっぽい方が増えた。
朝食用のパンを駅前のヤマザキへ買いに出て、カリカリした人を見受ける。
まあ、だいたいが爺さんなんだけど、当たるっちゅうのか、怒りっぽい。
やだなぁー、と思いながら、私は頭の中で「じゅうまんえん」のエコー。
人を羨むことはしないけれど、貰えない30万円より、貰える10万円が嬉しい。
文句ばっかり言う人が多いけれど、素直に、単純だから、楽しみぃー。
以前、kome さんとこであった、ビン底写真。
そう言うのが撮れないかなぁーって、散歩のときに考えていた。
江戸川の土手の手前の駐車場で、失礼しました。
『ローマの休日』
■ 作品データ
原題/Roman Holiday
制作年/1953
制作国/アメリカ
内容時間(字幕版)/119分
ジャンル/ラブロマンス/青春
■ 受賞歴
第26回(1953)アカデミー賞主演女優賞「オードリー・ヘプバーン」
第26回(1953)アカデミー賞原案賞「イアン・マクラレン・ハンター」
第26回(1953)アカデミー賞モノクロ衣装デザイン賞「イデス・ヘッド」
■ 解説 永遠の人気女優A・ヘプバーンが名優G・ペックと顔合わせ。周囲の目を盗んでローマの街に出た小国の若い王女と、彼女と出会った新聞記者。2人の恋を描いた、永遠の名作!◆ ある小国の王女アンはヨーロッパ各国を表敬訪問する旅行で、イタリアのローマに滞在することに。だが、過密スケジュールや疲労のため、気晴らしにと側近たちの目を盗んで街に出てみる。そこで偶然、彼女と知り合った新聞記者ジョーは、なんとかこれを特ダネにしようと考え、彼女を市内観光に連れ出し、彼女が自由を満喫する模様を、ひそかにカメラへ収める。一方、王女の失踪に大あわての大使館は、その捜索に全力を挙げるが……。
全くもって古びていない映画、私が生まれる前の映画かいと、驚く。
さらに最後のクレジットを見ていて驚いた、ドルトン・トランボの名前!
絶対恩師と嘗て熱く語り合った、あの『ジョニーは戦場へ行った』の作者だ。
なんども見ているのだけど新鮮に感じるのは、ローマが素敵な街だからなのだ。
67年前の映画に違和感を感じるのは、やたらにタバコを吸い、ゴミを投げ捨てること。
もし全く同じように作っても、ごみは捨てないだろうし、煙草も吸えないだろう。
室内の撮影では、画面がモクモクしており、見るからに煙たそう。
そしてそれが当たり前であったのだし、副流煙の怖さを知らなかった。
そんな余計なことを考えるほど、登場人物が煙草を吸い、ポイ捨てをしていた。
ある種のファンタジー映画なんだろうが、素敵だわ。
一日かぎりの恋だけど、一生モノの純愛ですな。
ヘプバーンを妻に投影して、上品さまで似ていると、うっとりしているのさ。
おそらく、また見るのだと思う。
今度は、コロナが終わって、妻をローマに誘って、休日。
はやく終わらないかな、このコロナ。
魅力的な唇になるために、優しい言葉を話しなさい。
愛らしい瞳を持つためには、人の良いところを探しなさい
スリムな体型のためには、お腹を空かした人に食べ物を分けてあげなさい
(サム・レヴェンソン)
唇が魅力的ではないし、瞳も愛らしくない、オレ。
さらに、肥満したまん丸の体型で、恥ずかしい限りだ。
世の中の役に立つことを、しなくっちゃと、思うだけなのかな。
お犬様の肖像権を守り切った写真として気に入ってる。
落ちた花びらを写していたら勝手に割り込んできたんだけど。
何となく、ズレたバランスが気に入ってるの。
おそらく、自粛明けには、世の中がだいぶ変わっているように思う。
自分ちでは、今までと変わらない生活を守りたいと思っている。
そのためにも、健康管理の、気も手も抜けない。
また更に続く自粛の一週間。
妻にも、土手ですれ違う人にも、優しくありたいと思う。
そしてやがて届くマスクに感謝し、10万円を心待ちにする。
ファイト!
気を紛らせながら [新聞から]
トランプ大統領が我が国の国家元首だと、ちょっと恥ずかしい。
でも、菅直人や鳩山由紀夫に比べたら、ずーっとましかな。
無茶苦茶だけど、C国の一帯一路という陰謀に敢然と立ち向かうのはアッパレ。
■ トランプ氏、WHOへの拠出金見直し策を来週発表
トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスでの記者会見で、「米国はWHOに毎年3億~5億ドル(約320億~約540億円)も拠出してきた。中国の拠出額は4千万ドル以下だ」と指摘した上で、「WHOは中国寄りで、中国の主張を受け入れてばかりいる。不適切だし、米国民に対して不公平だ」と批判した。これに対し、テドロス氏は「死者の増加を望まないなら政治問題化するな」などと反論し、反省のそぶりすら示していない。 (産経新聞/2020.4.11)
スーパームーンだとかTVで言っていて、東の空を見ると出ていた。
月は低い所に居たからか、赤っぽく目に映った。
波長の問題だけど、赤い月は、自粛自粛の哀しさに感じられてしまった。
出せ出せと大合唱した「緊急事態宣言」が出されても、何も変わらない。
それどころか、船頭多くして船山に上る。
群盲撫象と言い、先の見えない恐怖と不安だけが世に広まりつつある。
江戸川の土手や河川敷は運動不足解消の場となっている。
そんな河川敷に、居住区を作る方がおり、どうしたものか。
彼らには「情報」は届いているのか、あるいは、知らぬが仏と言いましょうか。
既に、すぐそこにある危険への危機意識、世界からも指摘されている。
韓国からは、「日本は経済を優先するあまり封じ込めに失敗した」とまで叱られる。
瀬戸際の対策チームの危機感が、まだ伝わっていない人や地域があるのだろう。
東京ばかりが注目されているが、千葉県もしっかり感染者を増やしている。
ここ市川でも毎日、複数名の感染が起きているので、緊張が走る。
本格的な自粛は始まったばかりだけど、我慢するかな。
夫唱婦随という言葉があって夫婦円満の意味合いでしょうが、男尊女卑。
女性の地位向上を謳う現代には宜しくないのかもしれない。
それでも、老いてなお仲良くあるご夫婦を見るのが好き、憧れだから。
どう考えても面白くない話題と世相に、落ち込んじゃうよね。
だから明るい話題を探し、楽しい写真を目指したい。
いいとこだけ見て、気を紛らせて、あと3週間を乗り切りたい。
ファイト!
『クスノキの番人』 [東野圭吾]
絶句だとか、唖然だとか、そういう衝撃だった。
志村けんが亡くなったと言う話。
70歳、冗談じゃないよと思いながら、武漢ウイルスの怖さを知る。
急きょ、特番が組まれたりもした。
しかし、見ない。
まだこの重苦しい空気の中では、亡くなったと整理したくはない。
もし志村けんが亡くなったのなら、菜の花畑が似合う。
県境で写した、土手に広がる菜の花を贈る。
義母様が言う、志村動物園のチンパンジーどうするのかしら。
細かい話をすれば、どうもしないのだけど。
それでも義母様のおっしゃることは理解できる。
だってあれほど意思の疎通をして懐いていたんだからね。
『クスノキの番人』 東野圭吾/実業之日本社(2020年3月25日 初版第一冊発行)
気が滅入ることの多いこの頃、空気も重い。
だから飢えるのは好きな作家の新作、飛びついた。
好きな作家を越して偏愛であるから、悪くは言えないの。
まあ、東野圭吾の文章を読んだということだった。
多忙を極める娘たちには勧めることなく、研究業にいそしめと言っておく。
筆の力はあるのだけど、やっぱり事件があって、解決する明晰な頭脳に飢える。
新たな代表作、誕生、東野圭吾『クスノキの番人』と出版社は宣伝する。
『秘密』、『時生』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 に続くと言うが、続かないなぁ。
世界同時期販売(中国、韓国、台湾・香港エリア、シンガポール、マレーシア)らしい。
外国の人は東野圭吾に何を求めるのだろうか。
彼の作品にある「救済」「救い」は海外でも理解されるのだと思う。
しかし過去の作品は、始めからそこを求めて作られたのではなかったと思う。
口直しに、期待をしないで、短編集を攻める。
新作がなかなか出ないので、新装版を手に取るが中身は変わってないか。
作者への要望も自粛して、耐える。
異常気象が普通になってきた気がする。
桜が咲き、そこに雪が降る景色を、先週見た。
異常さが夏だけではなくなってきたのだろうか。
4月になっても寒暖の変化が激しい。
冷たい風が一日じゅう吹き荒れていたかと思うと、一気に気温が上昇したり。
強風に耐えて耐えて散るまいと踏ん張って、防災公園のサクラ、散り始め。
昨日、ワインを買うために、久々に駅の方へ行った。
歩きながら違和感を感じたのは、マスクだらけであること。
マスクが店頭から消えたままなのだけど、土曜日のマスク装着率が高い。
歩きながら、すれ違う人のマスク装着数を数えた。
駅までの8分で、300人以上の人とすれ違ったが、100人ごとのマスクは。
98人、93人、96人とものすごく高いマスク装着率。
自粛要請が出て、朝から防災無線でも繰り返す。
洗脳されたわけではないが、免罪符のようにマスク装着。
しかもみんな何だか殺気立ってて、自警団みたいで怖かった。
ファイト!