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一筆啓上火の用心   [ことば]




突然ではありますが、しばらくお休みします。
今月いっぱいは電脳空間から離れて、対自核(ユーライア・ヒープ)。
目と脳と判断力がかなりズレるので、修復のための修行僧。

肥満するほど栄養は満点で、病気の心配はしておらず。
意識的に夢を見ることが出来ていたのに、最近、余計な夢が見え始めた。
それが地下に潜る決断へと導くのでした。




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蛇口から、情報、見聞、知識、常識と、バスタブに注がれていく。
やがてバスタブは満杯になり、入っていたものがあふれ出す。
それが夢となって現れて、実に正夢、その通りのことが起きる。

それは勘が鋭いのだと、後から思うようにしていたけれど。
それでも腑に落ちないのは、知らない夢ばかり見ている。
ちょっと困るので、自分自身だけを見ようと思う。




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今夜はあの夢を見よう。
いつもはずっとその通りで、続きを見続けていて、楽しかった。
それがこの2週間ほど、余計な夢ばかり見てしまう。




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もちろん気になるから、いつもより般若心経を入念に上げる。
あるいは、数を増やしたりもする。
それでも、見続けていた夢の続きが見られないのは、何かがおかしい。

その辺を解決するまで、まずは今月いっぱい、自分だけを見る。
きっと薔薇の季節は終わってしまうのだろうけれど、仕方がない。
ボクは、夢の続きを見たいだけなのだ。


最近の疲労感、しんどさは、夢見が悪いからなんだと思っている。
10日から2週間、自分自身を軌道修正する。
だって、酒も飲みたくないのっておかしいんだもん。

じゃあね。
また。


ファイト!





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坊や怖くないよ   [道具]



実は、と言った時、往々にして言い訳が続くのだが、果たしてその通り。
この2週間ばかり調子が悪く、簡単に疲れてしまい、鈍い自分がいる。
眠気に追われ、現役でないから良かったものの、仕事にならないな。

単に、季節の変わり目だと思うことにしている。
調子が悪いと思ってしまうことが多いので、切り替える。
新しいプリンターは、Wi-Fi接続で活躍中、線のない世界。




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豪徳寺では招き猫がたくさん並び、外人観光客が見に来る。
増上寺にも外国人観光客が多く、地蔵さんの前で風車が回る。
千躰子育地蔵菩薩 赤い帽子、赤い前掛け、風車の奉納。




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道路沿いにあるので、外は人の往来がある。
時々子どもが、ママぁ怖いよぉ~と泣き叫びながら通過する。
たしかに、木々に囲まれ昼も薄暗く、不気味ではある。




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さすがに夜は歩けないな、おいらも。
薄暗い夜道、赤い帽子を被った地蔵さんがズラリ。
しかも音を立てて風車が回る、その光景は怖い。




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風呂に持ち込んで見る防水型のTVは、Wi-Fiでつながっている。
録画番組をよく見るのだが、電子レンジを使うと接続が悪くなる。
プリンターもWi-Fiで接続になったが、スマホの新聞記事もWi-Fiで印刷できる。

便利になったと言うのか、繋がっているのだけど線が見えない。
電気だけは有線だけど、マウスも線はない。
見えないもので繋がり始めると、いよいよ霊界通信なんて話を思い出す。

「うしろの百太郎」は怖かったけれど、見てたな。
同じく「恐怖新聞」も怖かった。
千体の赤い帽子を被ったお地蔵さんがちょっと怖いのは、小心者だからかな。



ファイト!






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人知れず深夜に   [仕事]




買った複合機のプリンターは大容量インク型で、コストカット。
今まではインク代が高すぎたけれど、職場のコピー機より安くなる。
ついでにブルーレイレコーダーを遅ればせながら買い、クイーンに備える。

ボーナス一括払いで、支払いを7月まで延伸。
ボーナスを定期収入してなくても、使えるのだと感心した。
いずれにしろ払い、踏み倒しはしないけれど。




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昨日はプリンターを設置し、説明はQRコードにかざして、新時代。
妻は義母様宅へ午前、詐欺撃退型の電話を設置しに行く。
早朝の洗濯物を取り込み、午後、次女のドラゴンボート応援に出発。




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電車が東京駅に着くころ、次女からLINEメールが届く。
負けました、今日は終わりです。
あらら、途中下車して、散歩に出かけましょうと、ホームで妻と密談。




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せっかく重いレンズを持参したんだから、高いところを写します?
妻によると、夜中に塗装をしている、日の目を見ない作業員への敬意の人形。
そう、あんな高いところにへばりついて作業をする人、と3体の人形。

800㎜の望遠で撮るものかと思いながら、ズシリと重いシャッターを切った。
鉄塔が赤く、全て塗り終わるまで、敬意の人形は塔にへばりついている。
おもしろい会社だなと思いながら、こういうの好き、妻とふたりで笑った。



ファイト!





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ブルーレイレコーダーも追加で   [道具]




昨日、洗濯物を干し終わって遅い朝食をとった。
ふと外を見ると、カメが泳いでいるではないか。
こりゃあ面白いやと、ベランダに出た。




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たしかに泳いでいたのだが、写真に撮ると少し違うように見える。
それでも確かに泳いでいたという記憶だけで、良い。
見つけて嬉しくなったんだからね。




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さて、どうしたものか。
プリンターが動かなくなってしまった。
すぐに電源を切って修理に出せとメッセージが出る。

たしかに、最後に持った学年で酷使したように思う。
5年も使えば消耗品、修理より買い替えが安い。
広島焼きに必要なホットプレートも一緒に買うことにする。

さて、『ボヘミアン・ラプソディ』のDVDも買うのだし。
ブルーレイレコーダーも買うかな、ボーナス一括払いで。
まてよ、オレボーナス出なかったんだ。



ファイト!





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ライザップ牛サラダ   [味]




昨日は国立で夜学だった。
国立駅前(南口)にはサイゼリヤ、吉野家、はなまる、マクドナルドがある。
株主優待券で食事ができる界隈であり、倹約できる。

最近、吉野家の「ライザップ牛サラダ」にハマっていて、好感中。
なんだか、お腹が凹んできたように思うが、錯覚だろうな、気は心。
国立は学生街だけど、吉野家に来る高校生はいない。



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昨日の夜学は目からウロコ、お魚になったのワタシ~、と鼻歌だ。
社会のカラクリを学んだけど、今までの謎が解けてスッキリである。
いつもは終了後、質問に行くのだけど、昨夜は鼻歌が出て終了だった。




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連日の洗濯日和だが、出歩く時間がなくなっている。
それでも花よ花と、近所の防災公園に行った。
小さなバラ園は手入れされて、そこそこ咲き始めていた。




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個人的にはこの「ブルームーン」が気に入っている。
貴景勝の休場やら、貿易戦争やら、悲しく厄介な話が多いけれど。
それでも花よ花、しばしの癒しを感じている、香りもいいし。



朝ドラの「なつぞら」、なつと爺っちゃまの思いやりに、ウルウルしています。
ジンワリと感動するのは、ぶつかり合っても分かり合える「家族」の姿。
自分の、一方的に押し付けられて逃げた悔いと重ねて、ウルウルしています。

まあ、いくつも、冬の北海道でそれはないよ、と突っ込みを入れながら。
妻も一緒に突っ込んで、なぜかふたりでウルウルしています。
加齢とともに、涙腺開放ですね。



ファイト!





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勝利の女神の恵み   [趣味]




一昨日、日本ハムは8点差を守り切れず、楽天に逆転負けをしている。
ちょっと参ったな、檄を飛ばしに行くしかない。
腐敗神話が私を腐らすことなく、不敗神話は生き残っているだろう。

昨日、東京ドームで楽天との試合、応援に行った。
楽天がホームの試合で、前半は投手戦だった。
緊迫感はあったが、何とか日ハムを勝たせなくてはと、ジンクス総動員。




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中盤の2点を守り切って日ハムは勝つことが出来た。
やっぱり、オレのパワーが凄いんやなと、思った。
来てるなと、確信ししたものである。





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可愛い女の子がビールタンクを担いで場内を回る。
何度も目が合って、手を挙げそうになったけれど、我慢。
800円はどう考えても高いやんと、妻はコーラ、おいらは烏龍茶。

我慢の甲斐があって祝勝会は、市川駅前の料理店。
スーパードライのマイナス2℃で乾杯して、焼き鳥を食った。
大ジョッキを追加注文して、ビールの季節が既に来ているのだと知った。

勝たせてあげちゃうパワー、W杯ラグビーでも使うかな。
いいことが在った事だけを記憶して、昨日を終えた。
今日は今日で、またイイ事があるので楽しみである。



ファイト!





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働き方   [仕事]



働き方改革と言い、次女も先月は有給処理をしまくっていた。
働かなくても金が出るけれど、働き過ぎはダメよ。
残業がなくなるように、監督されているようだ。

トヨタや経団連のお偉方が、最近言い始めたことがある。
 トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。 (日経ビジネス/2019年5月14日 )

終身雇用崩壊へ、パンドラの箱を開けたことになる。




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終身雇用がなくなる傾向が進み、残業も限られてしまう。
いよいよ働き方改革は最終章、自分のことは自分でしろよと。
そんな教育を受けてこなかったのに、ある日突然、クビ! が待っている。


残業時間をあてこんでのローンは破綻する。
退職金をあてこんでのローンは失敗する。
副業を持って、収入源を増やすこと。

そういう本当のことを教える義務教育が必要な時代かもしれない。
自分という資本、自分の才能という資本を開拓し、強化せよと。
若い人はこの現実の中で、どう考えているのだろう興味津々、と他人事。




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1985年1月12日とあり土曜日、そしてまだ冬休み中。
結婚して1か月、新婚さんに後光が差している。
すぐ裏がサロベツ原野だから牛がたくさんいて、冬は、牛も外出はしない。

冬だから、クマに襲われることもないので外出する。
テレビの電波も来ないので、やることもなく、誰もいない原野を散歩する。
そんな恋人気分、キャノンオートボーイの自動シャッターを切る。

わたしたちの歴史はここから始まった。
働き方改革なんて考えることもなく、生徒のために、全ての時間をささげた。
理解される事は殆どなかったけれど、この地の5年間は、きらめく思い出。

ただ、副業を持てと、教えることができなかった。
国鉄が倒産し、ベルリンの壁が崩壊し、ソ連が消えたのに。
生きるヒントをほとんど教えないで転勤しちゃったけど、全力で生きた。




ファイト!





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モールにはコロッケを売る肉屋がない   [味]




二十数年前、長女が小学2年生だったころ。
夏休みに家族5人で初めてのアメリカ本土へ遠征をした。
サンフランシスコの隣りサンマテオの義姉宅へ遊びに行ったのだった。

飛行機代金だけで80万円を超えていたけど、今は昔、高かったなと思う。
人生の1ページになってはいるが、指をしゃぶるだけの三女は1歳で記憶なし。
家族5人で旅ができるほど、娘たちは暇じゃなくなった現在、オレは暇。




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いまでは少し郊外に出れば普通に、イオンモールなんてものがある。
しかし20数年前にアメリカで体験したモールには驚いた。
何階か建ての細長い、室内の商店街があって両端にデパートがある。

デカい駐車場に車を置いて、商店街を端から順番に歩くだけで楽しかった。
衣類や雑貨など、各種競合する店が独自色を出して営業する。
活気があり、歩いていてもワクワクしたものだ。




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不思議なことに、パクったはずのイオンモールも活気があって楽しかった。
あちこちにベンチがあって、御婦人は買い物で、おじさんは休める。
映画館やゲームセンターも集客力を発揮して、人が集まるのも分かる。




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ただ、モールは休日にして、普段は地元に商店街があればいいんだけどな。
市川にも商店街はあるけれど、マッサージと整体とパーマ店ばかりなんだ。
あってほしい肉屋さん、コロッケを揚げている肉屋さんが、ない。

そう、モールにもないんだ。
コロッケやメンチを揚げて売っている肉屋さん、欲しいと思う。
そういう店があれば、贔屓にしたいと思うのだけど。




ファイト!






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行列のできるパン屋ペニーレイン   [味]




三女姫が7月1日から海外遠征、たしかプラハだったか。
国際学会で発表だと言う。
日本代表ではないが、筑波代表ではある。

就活ルックで行くなんて野暮だぜ。
ということで、ダサくない程度の服装にしようぜ。
老婆心だらけの親心。




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襟元がお洒落なんだけど、裏地の折り返しが気に入った父、これにせぇ。
パンツ姿のスーツで決まり、ブラウスは裏地が、控えめなミニーちゃん柄。
かつ、「デキル女」ふうのバッグ、お買い上げ、親バカ。




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つくばイオンモールへ妻と遠征した。
高速がつながり、つくばへは40分ほどで行けるようになった。
早め早めの昼食は、行列のできる人気パン屋に併設するレストラン。




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ペニーレインと聞けば父さん世代は、ペニーレインでバーボンを。
那須で行列を作ったビートルズ好きのオーナーが、田舎つくばにも出店。
拓郎ではなくビートルズの曲がずっとかかってる。

開店早々にブランチとして入店。
しかし、11時を過ぎると満員御礼、パンはおかわり自由、食べまくる娘。
昼間からワインを飲みたくなる雰囲気、上々。




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茨城地養鶏モッツアレラパイ包み、これが一番うまかった。
3種類頼み、3人で分け合って食べたのだった。
このパイの焼き印を見て、父は、ピースマークやねと言った。

娘は、ペニーレインのマークだよと言う。
オレたちベトナム反戦世代には普通の知識が、若者には通じない。
鳩の足だよと教えたが、それは俗説だと後から知る。
 ピースマーク(英語: Peace symbols)は平和運動や反戦運動のシンボルとして世界中で使われているマーク。円の中に鳥の足跡を逆さまにしたような形をしている。 起源については諸説あり、平和を象徴するハトの足跡のデザインとされることがあるが、事実ではない。 (ウィキペディア)


無駄に年を食ったなと思いつつ。
娘たち若者の躍動と、飛躍に期待しよう。
世界なんかに負けるな、一茶ここにあり。



ファイト!





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「思い出のバラ」   [むかし噺]




片思いはいつでも一方的なもの。
それが明確に「気持ち悪い」と指摘されるようになった。
そしてストーカーと呼ばれるようになった。




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かつて片思いは、悶々とするものだった。
思いが叶わぬ心の痛み、思い起こせばあざだらけ。
どれだけ世の花から花びらをむしり取ったことか。




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13歳の時のそれが恋だと知ったのは4年後。
『小さな恋のメロディー』を見てからであった。
角のパン屋の前にある赤電話で2時間も話す休日。

当時は、市内なら10円で何時間も電話を掛けられた。
携帯電話のない時代、抑圧される反動は心をけしかける。
スタンダールの『恋愛論』に言う結晶作用と知るのは5年後。




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「もしも君がある目的地に向かって歩みだしながら、途中、足を止め、自分に吠えかかる犬の1匹1匹に石を投げつけていたら、とても目的地には辿りつけない。」 (『作家の日記』 ドストエフスキー)


恋多き少年は単に「愛情乞食」だったのかもしれない。
目的地にたどり着くこともできず、破滅することもなかった。
そしてたくさんの、切なさの記憶は残してきた。




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僕はいま妻のストーカー。
妻、三姉妹という目的地に辿り着いている。
じゅうぶんに幸せなくせ、薔薇に魅了されている。



ファイト!




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