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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』   [映画]



今月の高速料金が片手万円と言われ、ビビリながらもドライブはするぞ。
醜悪な選挙期間が始まったのだから、病は気から、景気も気や。
大胆に脚力を使って気分転換、発想転換、そのうちよくなる。




『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
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■ 作品データ
 原題/Extremely Loud & Incredibly Close
 制作年/2011
 制作国/アメリカ
 内容時間(字幕版)/130分
 ジャンル/ドラマ

■ 解説 2大アカデミー賞スター、T・ハンクスとS・ブロックが初共演。最愛の父を失った少年が父の遺した1本の鍵を見つけ、その鍵穴を探す旅を描いた、心のロードムービー。大好きな父を9.11で失った少年オスカー。1年後、父の死を受け入れられないでいる彼は、クローゼットで1本の鍵を見つける。何の鍵かも製造元も分からないが、鍵業者が鍵の入った封筒に書かれた“ブラック”という文字に気づく。調べると“ブラック”が名前に入った人物はニューヨークに472人いた。オスカーは、これが父の仕掛けた調査探検ゲームのひとつで、鍵穴を探し当てればメッセージが受け取れると思い、鍵穴を探す。


朝のドラマ「おかえりモネ」でも大津波の経験が刻んだ傷が扱われている。
簡単にトラウマと言っても、その具合いは人それぞれに影を落としている。
そういう決定的体験もないまま今日までこれたことは、感謝である。

この映画も 9.11 を経験してしまった少年と母親の記録である。
頭ではわかっていても、心が拒否してしまう傷口。
結局は人とのつながりの中でしか、人は傷を克服することが出来ない。

じっとうずくまっているのではなく、人との関係の中で立ち上がる。
それしかないのだと、外野で生きる傍観者は思うのだ。
アメリカ人も傷ついているのだな。

この映画の主人公となる少年、いい演技だったと思う。
しかし調べてみると、他に映画もドラマも出ていない、今は24歳か。
綺麗な顔立ちなのに、1本で消えた彼もカッコいいなと思う。





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当たり前のように格差は広がる。
コロナで凹んだ後、回復する企業と横這いの企業。
企業に投資する一つに株を買うという話がある。


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日本郵船という会社があって、この株価を一例に見る。
1月4日の株価が2400円、9月に11300円をつけたが、昨日の終値が8100円。
1月に1株2400円で買い、現在8100円で考える。

初めての個人投資家は100株購入し、24万円が81万円になり、ウシシと喜ぶ。
資産家は1万株購入し、2400万円が8100万円になり、マイバッハまであと一息やな。
日本郵船の配当金は1株700円、初心者の100株では7万円の配当、何か食いに行くかぁ。

初めから資金力のあった資産家は1万株を有し、700万円の配当金をもらう。
所得税が20%引かれ手取り560万円、そこそこの年収、不労所得という。
資金力のあった者と無い者の格差は、確実に拡大するようになっている。


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格差を埋めるにはどうすればいいのかという議論がないのは、どの国も同じ。
しかし制度を変えるのも大事だけど、お金の教育をしてこなかった我が国。
やっぱりお金は大事だし、ゼロ金利の時代に、黙っていても格差は拡大中。

我が子にも、金は別人、強制はしない。
しかし、お金の勉強はした方が良い、保険も投資信託も勉強すべきだと言う。
お金の勉強をしっかり積んで、選挙権を手にしてほしいと思う。

与野党の色が見えなくなった衆議院選挙。
財源の話をせずに、バラマキの話ばかりである。
お金の勉強を少しでもすれば、無理な公約ばかりだと白ける。




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オータニさん、大谷翔平、出来たお方だなと思う。
自分が27歳の時、ここまで冷静に物事を考える人間ではなかった。
老成するには、良い教育を受け、正しい姿勢で教育を享受したのだろう。

ご両親のお力、少年団や学校教育の力なのだと思う。
環境が子どもを大人に変えると言うが、脱帽です。
オレ、教師時代も自己評価が高すぎちゃった、今更だけど反省、ゴメンね教え子たち。




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