富士ヤマ以外は受信拒否 [考え方]
テレビ東京の『カンブリア宮殿』は初回からずっと見ている。
既に750回以上の放送で、15年にわたる放送か。
娘たちが小・中・高校生で、「経済」を意識させるために家族で見ていた。
良かったことは単に経済ではなく、発想法に関して学ぶところも多かった。
着眼点も良かったし、正しい問いを立てるという姿勢も良かった。
ただ最近、70歳を前にした龍さんの喋りが、噛み合わせも悪そうで心配。
みんな年を取ってしまったのだ。
新しい息吹も台頭する中、ぼちぼち引退の潮時かしら。
そういう波は、自分にも押し寄せてくる。
再び初冠雪、とか言ってた頃に見た富士山と違って、雪に覆われた。
もう溶けることもなく、きっとこのままの姿を見せてくれるのだろう。
半年近くは雪化粧を見せるのだろう。
陽射しは温かく、日陰は肌寒い。
眩しい朝陽に手をかざすと、手の甲がやけに温かく、額は陽が陰って冷んやり。
確実に秋は深まり、冬へと向かうようだ。
予想では12月以降は寒気が流れ込みやすく、冬らしい寒さになると言う。
あくまでも予想だが、原油価格高騰と円安が、灯油に頼る北国をさいなむ。
コートを着ると汗が出る北海道仕様の体は、体温調整に悩む。
かつては、五輪のための競技場建設に集中していたが、住宅建設が多くなった。
近所でもアパートや個人宅の建設で、道路規制が多い。
クレーンもあちこちで見かけ、建設関係に好循環な時期なのだろうか。
色んなものが動き始めたと思う。
景気の底上げが始まったのだろうか。
玉ねぎやジャガイモを買いに出かけたら、やけに人出が多いのに驚いた。
毎日のように西の空が真っ赤に燃える。
台風は本土をそれ、離れて行った。
しかし軽石が海面を北上中で、困った話だ。
不在者投票は終えて、義務は果たしている。
今日は読書の日としてテレビは見ないことにしている。
何かが変わるという期待は、既に骨抜きにされているから。
ペテン師、詐欺師、嘘つきが、出まかせを言い、人心を乱すのだが、期待はしない。
財源は、とよく言うけれど、夕張市を見ているだけに、末路は大変だと思う。
どうしたもんじゃろのぉ。
近所の写真屋さんは毎年ハデにして、撮って行ってねと電気をつける。
言われたので、ちゃんと写して差し上げる。
この行事、全く馴染みがなくて、参加の仕方が分からない。
メッキが剥げるとか、化けの皮が剥がれると言うけれど。
皇室がチラついて、KK氏にスポンサーが出資して、高級マンション住まい。
聞いたことのない大学で彼の論文が賞を取り、NY州の司法試験は落ちた。
皇室の御威光は、どこまで神通力を発揮するのか。
怪しい怪しい母と息子が織りなす物語は続くようだ。
これも鬱陶しいから、基本、小室とか真子と活字を見たら、受信拒否。
ファイト!
落ち込み気味に [日常]
「何を守り、何を捨て、ボクらはどう生きていくべきか」
季節の変わり目だけではなく、家族間のあれこれ、捕まってしまうと疲れます。
無視したいことが災難のように降りかかると、心も病みそうです。
それでも厳しい判断を下しながら、今日を一日、少しずつ変える。
人が地球を汚染すると言うけれど、人は人を傷つけるのでした。
自分の人生の残り時間を計算しながら、守るべきものを守りながら、断捨離。
強烈な断捨離は、涙を流しながらの最終章かもしれません。
昨日は不愉快を増幅させられるので、TVを見ないように努めました。
悪い男につかまった娘の父を哀れに思いながら、泣きたくなるだろうなと。
やけに皇室に対して同情的なボクでした。
札幌から、急遽の引越しで持ち込んだ品々も、埃を払いながら廃棄処分。
今週は、燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラゴミが大量発生。
お父さんお母さん、後始末をやりましたけど、残される方は大変でしたよ。
だからそういう学習をしたら、自分はちゃんとしなくちゃねと。
ストイックに、廃棄マニアのように、年内は捨てる活動を再開。
おそらく、転機が訪れたのだと思う。
昨年末の義母様の放浪、警察騒動から、年が明けると飛び降り自殺を飛んで救助。
打撲の痛みが癒えたらコロナの騒ぎが点火して、引き摺り続ける。
一緒に奮闘した同僚教員が還暦を迎えもせず、現役教師のまま死去。
はたまた最後の親友が末期癌が全身転移で、55歳で死去。
最初に学年を組んだ同期は心臓病で倒れ、再任用校を休職。
義母様の舌癌騒動に、身内のドタバタ騒ぎ。
ずーっと、心を奪われっぱなしで、ろくに生きていない今年。
厄年なのか、前世の報いか、何かの怨霊か、バチが当たったのか。
ろくなことのないまま今年の終盤を迎えている。
希望の光が欲しい。
もう少しの時間を生きる上で、希望の光が欲しい。
さてさて、マッチでも買いに行くかな。
ガソリン代が高騰を続け、電気料金が連続で値上がりする。
小麦粉も悲鳴を上げながら、またもや値上がりする。
夜明けが遠くなったのかもしれない。
ファイト!
雨あがる [新聞から]
75歳の長女と73歳の次女、70歳の三女が、富士山の見える温泉宿に泊まっている。
浴衣姿で食堂に降りてきて、晩ごはんのバイキングを食べるようだ。
仲良く、そろりと浴衣姿で、それぞれの好きな料理を皿に取っている。
うちの娘たちは相変わらず仲がいいなぁ、そう思った時、違和を感じた。
あれ? 長女はドイツにいるのではないか、オレはどこにいるんだろう。
ねえママ、呼びかけたのだけど妻の姿が見えない。
なんだ、オレはとっくに死んでるんだと思った時、目が覚めた。
どうして娘たちが温泉宿に居るのかは分からないが、リアルな夢で驚いた。
そんな年老いていく娘たちの晩年を見られないのは、残念だなと思った。
昨日は次女の誕生日、彼氏とどこかへ遊びに行ったのだろう。
今日、やっと再開した行きつけのイタリア料理店でお誕生会をする。
コロナ騒動の自粛を、少し解除する意味でも、ささやかに家族会。
噂のハンターズムーンを撮った。
ずっとバッテリーがどこにあるか分からなかったカメラ、見つけた。
2つのバッテリーを充電して、月専用のカメラ、また写す。
一番乗りで月に基地を作るのは中国なんだろうな。
あらゆる資源を一番乗りで調達するつもりなんだろう。
きれいごとと遺憾ですばかりじゃこの国にやられるぞ、だが、争点にならず。
選挙用に、朝日新聞と東大がアプリを開発したと言う。
問いに答えて行けば「あなた」が投票すべき政党が分かると言うのだ。
朝日が開発なら、もう誘導しまくりのインチキだって思ってしまう。
何がなんでも根こそぎ反対の朝日は、やるだろうな。
政治的発言はしないけれど、故意の誤報は普通にやる会社だし。
例のNHKに反対する政党に投票せよ、と言う結果はあるのか、どうか。
藤井聡太三冠が豊島将之竜王に2連勝した。
凄いなと思っていたら、いつの間にやら三冠になっている。
さらに凄いのは、仁和寺で対局だったという。
徒然草でも何度か出てくる仁和寺、えらいところで対局するもんだ。
あと2勝すれば四冠になってしまうが、もう、別世界の人だな。
高校中退でも、一流の人は学歴関係なしってこと。
雨あがる、とつぶやきながら写していた、土曜の里見公園。
山本周五郎の小説にそんな短編があるが、後藤くんを思い出す。
大阪の高校で無期停学中、後藤くんが、暇やろ読み、と私の家に本を持ってきた。
山本周五郎の『さぶ』、オストロフスキーの『鋼鉄はいかに鍛えられたか』。
そしてアラン・シリトーの『長距離ランナーの孤独』を持ってきた。
暇だから読んだけど、どういう理由でこれらの本を持ってきたのか、聞かずに終わった。
思い通りに行かない世の中だけど、少しずつ良くなっていくと思う。
大阪の方はまだ心配だけど、関東圏のコロナ感染者数が減少している。
おそらくワクチン効果だとは思うが、次の問題はインフルエンザ。
冬場の変動を注視するが、ここを上手く乗り越えられたら、with covid-19 。
ただ、買い物をしていて確実に感じることだが、値段が上がっていて、物価上昇。
気になるのは燃料費高騰と半導体不足、これは北国にとって大問題。
北国と半導体に直接関係なさそうだけど、あるの。
給湯器が壊れても、新製品がありませんよ。
セントラルヒーティングの家庭は大型給湯器イノチだが、身を守る努力は各自なのか。
ファイト!
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 [映画]
今月の高速料金が片手万円と言われ、ビビリながらもドライブはするぞ。
醜悪な選挙期間が始まったのだから、病は気から、景気も気や。
大胆に脚力を使って気分転換、発想転換、そのうちよくなる。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
■ 作品データ
原題/Extremely Loud & Incredibly Close
制作年/2011
制作国/アメリカ
内容時間(字幕版)/130分
ジャンル/ドラマ
■ 解説 2大アカデミー賞スター、T・ハンクスとS・ブロックが初共演。最愛の父を失った少年が父の遺した1本の鍵を見つけ、その鍵穴を探す旅を描いた、心のロードムービー。◆大好きな父を9.11で失った少年オスカー。1年後、父の死を受け入れられないでいる彼は、クローゼットで1本の鍵を見つける。何の鍵かも製造元も分からないが、鍵業者が鍵の入った封筒に書かれた“ブラック”という文字に気づく。調べると“ブラック”が名前に入った人物はニューヨークに472人いた。オスカーは、これが父の仕掛けた調査探検ゲームのひとつで、鍵穴を探し当てればメッセージが受け取れると思い、鍵穴を探す。
朝のドラマ「おかえりモネ」でも大津波の経験が刻んだ傷が扱われている。
簡単にトラウマと言っても、その具合いは人それぞれに影を落としている。
そういう決定的体験もないまま今日までこれたことは、感謝である。
この映画も 9.11 を経験してしまった少年と母親の記録である。
頭ではわかっていても、心が拒否してしまう傷口。
結局は人とのつながりの中でしか、人は傷を克服することが出来ない。
じっとうずくまっているのではなく、人との関係の中で立ち上がる。
それしかないのだと、外野で生きる傍観者は思うのだ。
アメリカ人も傷ついているのだな。
この映画の主人公となる少年、いい演技だったと思う。
しかし調べてみると、他に映画もドラマも出ていない、今は24歳か。
綺麗な顔立ちなのに、1本で消えた彼もカッコいいなと思う。
当たり前のように格差は広がる。
コロナで凹んだ後、回復する企業と横這いの企業。
企業に投資する一つに株を買うという話がある。
日本郵船という会社があって、この株価を一例に見る。
1月4日の株価が2400円、9月に11300円をつけたが、昨日の終値が8100円。
1月に1株2400円で買い、現在8100円で考える。
初めての個人投資家は100株購入し、24万円が81万円になり、ウシシと喜ぶ。
資産家は1万株購入し、2400万円が8100万円になり、マイバッハまであと一息やな。
日本郵船の配当金は1株700円、初心者の100株では7万円の配当、何か食いに行くかぁ。
初めから資金力のあった資産家は1万株を有し、700万円の配当金をもらう。
所得税が20%引かれ手取り560万円、そこそこの年収、不労所得という。
資金力のあった者と無い者の格差は、確実に拡大するようになっている。
格差を埋めるにはどうすればいいのかという議論がないのは、どの国も同じ。
しかし制度を変えるのも大事だけど、お金の教育をしてこなかった我が国。
やっぱりお金は大事だし、ゼロ金利の時代に、黙っていても格差は拡大中。
我が子にも、金は別人、強制はしない。
しかし、お金の勉強はした方が良い、保険も投資信託も勉強すべきだと言う。
お金の勉強をしっかり積んで、選挙権を手にしてほしいと思う。
与野党の色が見えなくなった衆議院選挙。
財源の話をせずに、バラマキの話ばかりである。
お金の勉強を少しでもすれば、無理な公約ばかりだと白ける。
オータニさん、大谷翔平、出来たお方だなと思う。
自分が27歳の時、ここまで冷静に物事を考える人間ではなかった。
老成するには、良い教育を受け、正しい姿勢で教育を享受したのだろう。
ご両親のお力、少年団や学校教育の力なのだと思う。
環境が子どもを大人に変えると言うが、脱帽です。
オレ、教師時代も自己評価が高すぎちゃった、今更だけど反省、ゴメンね教え子たち。
ファイト!
コキアを見に [旅]
損得の分岐点は76歳だと、テレビで言っていた。
年金の受け取りを65歳以降に遅らせると、76歳以降に得なのだと言う。
年金の受け取りを、損得で勘定するマスコミの真意は不明だが、好まない。
損より得の方が、価値があるのだろう。
しかし、損得だけでは考えられない、考えてはいけないこともある。
正しい情報の伝達や啓蒙の役割りがあるマスコミ、年金は損得じゃないと思う。
大阪の中学時代の親友は、年金を払い続けて58歳で亡くなった。
この夏、同じ高校で頑張った国語教師が定年も迎えずに亡くなった。
その1か月後、親友の55歳、大学教授が亡くなった。
彼らは損なのか得なのか、そういう計り方はできない。
亡くなるには早すぎるし、若すぎた、惜しいと言う嘆きだけだ。
しかし彼らは正しく年金を支えてきたし、そういう方たちは他にもたくさんいる。
特に今年は若くして亡くなる知り合いが多かったから、気分を悪くしている。
上の世代を、自分は支えてきたし、仲間も支えて、役目を果たしている。
支え合おう、お互い様だ、そうやって来たのだが、損得を言われたくないわな。
コキアを見に行ってきた。
5時過ぎに家を出て、ノンビリと下を走って茨城県ひたち海浜公園。
見ごろの前ではあるけれど、平日に晴れは暫くなさそうなので行った。
早期行動、早く行って人が少ないうちに見て帰る。
忍者のように走ったが、直前に、NHKが朝ドラの前に映像を流した。
そういうブームもあって、帰る前には大型バスが何台か来ていた。
個人的にはネモフィラの方が圧倒された。
これも個人的には、コキアの群生は緑の時の方が良いかもしれない。
と、緑の時に来ていない残念感があった。
録画していた特番を見た。
大谷翔平 2021 MBL ハイライト「全本塁打・全奪三振・全盗塁」
なかなか素敵な番組で、年末にかけて地上波でも増えるのだろうか。
46本の全本塁打は見ていて圧巻だった、すげぇーなぁー。
26個の全盗塁はしびれた、速いなぁ、むかしのオレみたいやぁー。
156個の全奪三振の仕留めの1球は、見ていてすぐに飽きた。
1年半の、私たちのコロナとの戦い、それは不安とガマンだった。
不安を煽る語り口も残ってはいるが、手段は自衛のみ、専守防衛。
まるで太平洋戦争当時の竹槍部隊みたいだが、うがい手洗い、マスク。
3回目のワクチンを待って、慎重に動く。
重症化しないであろうから自分のことではなく、戦犯になりたくないから。
あいつが来てうつしよった、そういうことを言いそうな連中が潜んでいるから。
差別はある、罹患すれば差別される、だから徹底的に自衛、自粛。
それでも隠密剣士のように、密やかに活動を始めた。
夜討ち朝駆け真昼の決闘、人生を楽しむ。
ファイト!
『さよなら ドビュッシー』 [中山七里]
サッカーW杯カタール大会アジア最終予選
前の試合で勝ちゲームを落とした日本、私の不快指数は90%。
1勝2敗でB組第4戦を迎えた日本は、ノッポのオーストラリアに競り勝った。
どつき合いの試合だったが、同点に追いつかれて以降、ヒリヒリする試合展開。
後半も半ばを過ぎる頃からの、互いの逆襲、打ち合い。
見ていても、うっ、うっと腹筋に力が入ってしまった。
それでも勝てばいい、何とかつながった。
ひと安心して、晴れた日にはバルコニーで妻とパス練習をするかな。
だって、運動不足が続いていると妻が言うんだもん。
『さよなら ドビュッシー』 中山七里/宝島社文庫(2011年 1月26日 第1刷発行)
東野圭吾の新作が出るまでの軽い読み物に中山七里作品を選んだ。
中山氏の『護られなかった者たちへ』でハマり、追いかけてみようと決めた。
それで、始まりの第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作を読んだ。
この方は文章が達者で、東野圭吾と同じ理由で好きになった。
ただ、これはほぼデビュー作でまだちょっと青いと感じる。
このあとシリーズ化されるのだけど、探偵役がまだ魅力放出ではない。
東野作品の『容疑者Xの献身』や『新参者』でデビューする各探偵役は魅力的だった。
いわゆるミステリーでは、犯人も探偵役も魅力的に書ききってほしい。
本作の岬洋介、推理を駆使する場面は乏しく、デビュー作はウブだった。
それでも音楽を描写し切ろうとする努力は買う。
ミステリーにおける推理の切れ味は乏しく、犯人が遠すぎた。
しかし、音楽コンクールの実況中継のような描写は楽しめた。
東野作品ほど、本気で人には勧めない。
だから待ち時間用に次の作品を読んで、本気になるかどうか決める。
沢山ある待ち時間に読むための作家として、読んでいる。
とある朝の朝もや見物
江戸川の河川敷、矢切の渡し近く。
5時54分、日の出後に太陽が顔を見せ始めた時間。
こういう景色が好きで、朝は晴れて欲しい。
江戸川の河川敷で朝もやが発生。
急激に蒸して来て、湿度が80%以上にあがったと感じられる。
ここで靄が出てしまったら、水元公園では消えゆくのであろう。
水元公園では朝もやも僅かしか残っていなかった。
辛うじて木の向こうに見えるが、難しいかしら。
カメラを背負いヤッケの中に入れて頑張った自転車、汗と体温。
レンズが曇ってしまったけれど、何となく、効果的な失敗。
偶然に撮れた写真だけど、面白いので使う。
同じ効果を出すにはどのように汗をかけばいいのか、わからない。
帰路、江戸川河川敷の小岩菖蒲園にて。
先月にはコスモスも終わるのかと思っていたが、息が長い。
枯れた周囲をよそに、ひょろりと立ち上がって、最後の踏ん張り。
思うように行かない苛立ちも吸収して、養命酒。
三島で買ってきた干物を美味しくいただき、養命酒。
来週には茨城遠征し、海浜公園のコキアを見て、養命酒。
元気どんよりしたら養命酒と決めて3日目。
1週間注意した地震、もう来ないと思って養命酒。
寝る前の養命酒が日課の脳天気、ジメジメ生きながら、まだ楽しむ。
ファイト!
三島スカイウォーク [旅]
義母様の通院と検査とあれこれ送迎業務、アッシー君を楽しむには。
時間の有効活用に軽いものを読む読書ふうを装っている。
心酔の東野圭吾は全部読んじゃったので、新刊待ち。
たまたま書評を受けて中山七里さんの文庫を読み、達者な文章に追うことにした。
2冊目も知らない世界を楽しみながら読み終えて、この方を追っかけることにした。
どこまで行って飽きるのか分からないが、初期から読んでみる。
7月、8月と現役教師の元同僚、親友と、還暦を迎えずに亡くなった。
精神的にはかなりきつくて、事務的な数か月間を過ごした。
基本的に現実逃避した生活だったが、コロナの抑圧も大きかった。
お別れも出来ずに突然の遮断、オシマイ、コロナ禍の面会拒否。
理屈は分かるのだけど、何と言う1年半だったのか。
そしてそんな口惜しい思いをした人も、たくさん居るんだろうなと思う。
寸断されたこの国も、感染者数の激減に気をよくして、動き出している。
とにかく動き始めて経済的なダメージを回復してもらいたい。
小心者の旅は、こっそりと富士山見物、車で攻める。
日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」へ行ってきた。
伊豆と箱根の中間地点で、ほぼ自動運転で疲れはしなかった。
行きやすい場所だったが、客は20人ほどしかおらず、平日の勝利。
ワクチン効果には確信を持てるが、大阪や兵庫が東京、千葉より多い感染者数。
国内旅行が動き始めているので、月末の北海道や京都の感染者数を注視したい。
落ち着いている現状から、悪い変化が起きれば、また勝手に貝になるつもり。
結局はご老人との接触があるわけで、感染させたら終わり。
近くに高齢者がいるので妻が厳重配慮中、私も付き合う。
でも、ストレス発散ドライブには、もう千葉県を出ても良いのだろう。
やがて紅葉も始まるのだろう。
おそらく人出はさらに増えていくのだと思う。
満員御礼だった頃の写真を見て、橋を埋める人の多さに腰をぬかしそうになった。
アジアの同胞が押し寄せていたころ、土産物店に活気はあったのだろうと思う。
いまは、平日の今は、まるっきりやる気もない開店休業中である。
お金を使いたいのだけど、食指は動かなかった。
ぼんやりと富士山を眺めているのは幸せだった。
望遠レンズを覗き込み、今年、登りたかったなぁと思った。
むかしそう言えば、三浦雄一郎はスキーで滑り降りたけれど、無茶苦茶だ。
そんな無茶苦茶な三浦氏も既にご老人、足をブルブルさせるCMに出ている。
あるいは何らかの怪しいサプリを宣伝なさっている。
私はもっぱら、養命酒の底力を信じている。
養命酒を飲んでじっくり熟睡して、脚力を強化中。
余命酒ではない、養命酒であり、まずい漢方薬である。
若い頃には必要なかったが、オジサンを自称しているうちに、もう老人。
ファイト!
『能面検事』 [中山七里]
台風が過ぎ去った後、太平洋高気圧が頑張って暑さを生んでいる。
西日本の真夏日ほどではないが、連日の29℃超えは汗ばむのである。
洗濯物がよく乾くから歓迎はしているけれど、既に10月、気象異常だ。
昨日は夕焼けが派手なショーを演じた。
慌てて江戸川の土手に登ると、陽は沈んだけど富士山のシルエットが美しい。
残照が、赤から紫に変わるところで写すことが出来た。
北斎の赤富士が好きで、いつか写せたらと思っている。
より一層近づいて、夕陽が富士の肌を染めるのを見てみたい。
昨日はそんなことを思うのだった。
『能面検事』 中山七里/光文社文庫(2020年12月20日 初版1刷発行)
中山七里の『護られなかった者たちへ』を読んで、あとを引く人だなと思う。
アッシー君だから待機時間の楽しみで、軽く読めるものがイイ。
学術本の待機もあるけれど、もっと軽いものを求めて、書店に行った。
たまたまだけど平積みしてあったので、裏側の解説を読んでみた。
中山七里の2冊目、これでいくかと買った。
まあ、上手だなと思う。
大阪府警の腐敗という構造的な問題をあぶり出すのだけど、面白かった。
東野圭吾もそうだけど、月刊誌の連載は、話の運び方が良いなと思う。
検事と事務官が主人公だけど、事務官は『HERO』の北川景子を想定して読んだ。
知らない世界の裏側が垣間見えて面白いし、よく組織を調べているなと思った。
池井戸潤の小説もそうだけど、組織の内情を知らなければリアルには書けない。
東野圭吾、池井戸潤、文章が上手いと思うのだけど、中山七里も上手である。
ただ、彼は時々、過去形が続く文末に現在形を入れ、不思議なニュアンスを生む。
自分のやり方に似ているので、違和感より好感を持つ。
主人公の検事は特異なキャラ設定だけど、おそらくシリーズ化はするのだろう。
この人の作品、暫く追っかけてみようと思った。
アッシー君のボンヤリ時間には軽~い小説が宜しいかと。
通勤がない分、アッシー待機時間が、通勤電車の読書みたいなものだ。
空が焼けてるって教えられて、すぐにカメラを持って土手に走った。
江戸川の土手、富士山やスカイツリー方向に日が沈む。
江戸川は蛇行しているので、撮影スポットは選び甲斐がある。
富士山が好きだ。
雲がかかったり、雪がかぶったり、どんな姿でも好きだ。
富士山を写すというのは、楽しい目的になる。
富士山にはもういちど登りたいと思う。
そういう意味で、雨でも室内トレーニングを続けている。
脚力は何とかなると思うが、腰に疲れがたまるのはつらい。
菅総理の辞任で株価が急騰した。
その後、岸田総理が決まってから株価は続落し、日経平均で2000円以上下げた。
よほど嫌われたか、少なくとも海外投資家は嫌っている。
原油価格高騰によりアメリカのインフレ懸念が拡大した。
中国の土地バブルが崩壊し、経済成長が鈍化しそうという。
ある意味で、不安心理をあおることが続き、岸田首相への懐疑も重なる。
どうなろうとも、実体経済が潤ってくれればそれで良し。
余裕がある者には買いのチャンス、余裕がなければ嵐が過ぎ去るのを待てばいい。
いずれにせよ、面白い変化が生み出され、始まるであろう淘汰を見て楽しむ。
ファイト!
値上げで根はあげぬ [新聞から]
緊急事態宣言が解除され、週末は行楽地に人が押し寄せたという。
自粛しなくて出歩く人に加え、解除で解放された人の群れが加わる。
長い自粛だったから、解放感を味わうのも良いでしょう。
この人の動きを警戒して、92歳を超える叔母の激励、宝塚遠征は延期にした。
今月後半の感染者数の増減を見て、来月以降で時期を見つけようと思う。
寂しいだろうからと慮って、ご高齢者に感染させては困るしね。
台風がそれて、台風一過の晴天が心地よかった。
不要不急の外出の自粛という重しが取れて、長い抑圧から解放された感じがある。
それでもマスクは着用し、手洗いも続け、あまり人混みには出かけない。
いつまで様子を見ればいいのかは不明だが、自分基準として、今月一杯は様子見する。
菅首相が退陣を決めて株価が急騰し、岸田新総裁が決まって株価が暴落した。
何が起こるか分からないという話で、自分の嗅覚を磨くしかない。
アジアの匂いがする江戸川の夜明けは良い。
歩きながら相次ぐ値上げのことを考えた。
基本的に値上げは好感し、所得アップにつながることを願う。
しかし今回の値上げは悪い値上げで、輸入品の高騰による。
穀物不足、コンテナ不足、資源材料費高騰と、輸入品に支払う値上げ。
国民が負担して、値上げ分は海外に流れてしまう。
どうしてこうも基軸通貨の円が弱すぎるのだろうか。
円安で儲けているトヨタが補完してくれるのならいいのだが、しない。
円安傾向の今、さらに輸入品が高くなるのだけど。
市川の「山崎製パン 総合クリエイションセンター」は秘密基地。
美味しいパンを作る研究をしているのだと期待しながら、7%の値上げかぁ。
単なる個人消費家、値上げに音を上げず、対応していきたいと思う。
台風が来るという前日、夕刻のこと、西の空に謎の飛行物体を発見する。
これはもしやと、望遠を用意して撮影した。
宇宙からの珍客か、単なるジェット戦闘機か、不明。
■ 謎の飛行物体を撮る(15秒)
手持ちの撮影だから画面は揺れてしまった。
下を歩く人を見ても、誰も見上げてはいない。
特に変わった様子がないとしても、何で赤い光跡か。
トリミングして分かったことは、飛行機に夕陽が照っているのだろうか。
ジェット戦闘機かな、帰宅中かもしれない。
いつもの飛行機雲とは違って、少しだけワクワクした。
まだ、UFO は見たことがない。
PCに取り込んで拡大するまで、少し、未確認飛行物体ではないかと期待していた。
期待は破れるまでの命、短命ではあったが、楽しむことが出来て良かった。
ファイト!