SSブログ

こういうのって嬉しくて幸せなんだ   [真イカ]


こういうのって嬉しくって幸せなんだな

CIMG6269.JPG

勤務時間終了の4時45分になったら大慌てで帰ってくる。新婚さんの気分だ。帰宅し、今日は何があったかを聞き、それが猿のコミュニケーションのようなものであっても嬉しい。首を縦に振るか横に振るか傾げるか、そしてキーキーと鳴いてもいい。報告が義務的に終わってもそれで良いのだ。

まだ、晩ご飯の支度があって、今夜は三女の出番。何を作るのか? 次女は大量に消費されていく烏龍茶を沸かし準備する。チチは、アマゾンから届いたアメリカドラマのDVDを見る。もちろん自転車をこぎながら見る。ひと汗かいて、体重79.8㎏で今日の活動を終える。一風呂浴びて、きんきんに冷えたビールを1本。・・・幸。

彼女たちが夜遅くに帰宅した日の番組を録画していた。ジャンクスポーツの特別版だ。我が家ではこれがあこがれの番組だった。アスリートにとっては夢の番組だったが、辞めてしまったのが惜しかった。ガッカリして久しいが、こういう特番が組まれるなら、娘たちの今後のモチベーションもアップする。食後の団欒に、見ながら笑っている。

こういうちょっとした時間が実に嬉しく思える。盆も正月もなく練習の日々。年に2週間のこの時期に、新チーム始動までの切り替え期間だけ帰宅できる次女。決勝に残ってチームに貢献すれば、少し長く故郷で過ごせる。チームの人たちにとってそれぞれの判断の「成人式」を、次女はもちろん帰ってこずに練習していたし、それが当然のことだと思っている。

テレビを見て楽しそうにしている娘を見ていて、もっと会話があった方が良いかなと、しゃべることをメモして帰ってくるのだが、そう言えば、小さい頃はお猿さんだったんだからという冗談を伝説にして、楽しそうな娘を眺めて嬉しがっている、オレ。

そういう小さなことが嬉しい。家族がイイ。やっぱり一番イイ。オレって幸せだ。
ファイト!(27)  コメント(14)  トラックバック(0) 

ファイト! 27

コメント 14

hatumi30331

しっかりしあわせ噛み締めて〜
パパりん〜♪^^
by hatumi30331 (2012-09-20 07:18) 

(。・_・。)2k

子供との会話
ちょっとでも嬉しいですよね(^^)

by (。・_・。)2k (2012-09-20 07:53) 

cafelamama

>今日は何があったかを聞き、
>それが猿のコミュニケーションのようなものであっても嬉しい。

いいこと言うなぁ。
こうゆうことがいちばん大事なことだと僕も思います。
でも、僕にはそれができなくて、いつも家内を不機嫌にしてしまう。


by cafelamama (2012-09-20 10:48) 

ナツパパ

1年半前の震災後、こういう日常の団欒がいかに貴重なものかを
思い知りました。
わたしにとっても家族との何気ない会話が日々の楽しみです。
by ナツパパ (2012-09-20 15:22) 

shira

 これこそ本来の家庭の姿ですよ。
 家族の絆とかキレイゴトを抜かす輩に限って、家族との時間を作るための超過勤務の是正を甘いとか公務員はこれだからとか非難するじゃないですか。しょせんそういう輩にとって、家族なんてのは自己責任を負わせるための方便でしかないんです。
by shira (2012-09-20 20:53) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

振り返れば私も高校を卒業して以来、今日まで親とは
離れ離れの生活です。会えばそれこそ母親の独壇場と
なって、亡き父の出番はより少なくなってました。
それでも父はいつもニコニコと微笑んで私と母の話に
耳を傾けていましたね。
付かず離れずとでも言うのでしょうか?こういう距離感って
特別なものが生まれるような気がします。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-09-20 22:33) 

muk

我が家の子どもたちも小さい時はサルでした。家族の団らんが一番安らぎますね。
by muk (2012-09-21 05:12) 

tommy88

hatumi30331 様
親離れとか子離れとか色々言うけれど、ずっとずっと一緒に居たいのだ。しかし、親が自分の気持ちばかりを見て生きていたら子どもは可哀想で、節度ある我慢ももちろんします。だから寸暇を惜しんで一緒に居ようね。
by tommy88 (2012-09-21 05:49) 

tommy88

(。・_・。)2k 様
良い写真を見せて貰うと心の中に活気があふれ、心の饒舌を感じます。そういうウキウキしたモノが、家の中に充満しているような錯覚があります。「よしホルモン食いに行くか」「旭山動物園に行くか」など。ちょうど三女もシーズン切り替えで1週間の休み。W杯に備えて泳ぎ込みを再開するまでの、小さな家族旅行も企画中。そういうことを考えている時間もウキウキしています。
by tommy88 (2012-09-21 05:52) 

tommy88

cafelamama 様
子ども心に「自分は嫌われているのか」と疑問を持ち続けていました。大事にされたという実感は再確認されることで記憶に残りはしたけれど、自分にとってはイヤだったことが蓄積されていると言うことは、既に自分の中にはトラウマが発生しているのだと思う。それは子どもにとっては悲劇で、しかしその憎悪が、実は親をも苦しめていることは理解できます。だからこそ、私は子どもたちにいつでも本音を語り、全てを見せていようと思っています。
by tommy88 (2012-09-21 05:57) 

tommy88

ナツパパ 様
そしてコーヒーのある食卓も朝なら幸せではないでしょうか。できたらホームベーカリーでもあって、焼きたての匂いが部屋に広がっていれば、最高ですね。ほんのちょっとしたことで、空気は激変するのだと思うのです。三女が遠征先のハワイで「100%コナコーヒー」を買ってきてくれました。おいしくいただいております。
by tommy88 (2012-09-21 06:09) 

tommy88

shira 様
私は自己評価の高い人間ですから、という開き直りを、私は意識的に持って生きています。気を遣って遠慮して生きていても、結局は我慢の遠因である対象を最後は恨んでしまって精神衛生上よろしくないと、気づいたのでした。それ以来、これだけやったんだから、と意識して、少なくとも子どもが帰ってくるときには集中的に、時間年休を利用して早く帰ってくる。経済的に可能な限り、労働者の当然の権利である年休を取って、子どものレースを応援に行く。それが自分の生きてる「時」であり、こどもの溌剌と生きる「時」だから。
by tommy88 (2012-09-21 06:22) 

tommy88

Lonesome社っ長ょぉ〜 様
親しき仲にも礼儀ありと昔の人は言いました。何のことはない、ギブ&テイクです。テイクする前にギブがある。テイクだけではダメで、当然、テイクの後にはギブしなよって。そういうバランスを欠いてはいけないと、子どもに対しては謙虚に思っています。あうんの呼吸など達人の世界で、凡人の家庭では、言葉を尽くして誠意を見せる。男は黙っては、サッポロビールを飲むときだけ。大いに語り、大いにしゃべる、ちょっと鬱陶しいオヤジを演じようと思っています。
by tommy88 (2012-09-21 06:29) 

tommy88

muk 様
電話をすればすぐに帰ってこられる距離ではなく、一日がかりの鹿児島と、二日がかりのジュネーブと、初めから諦めに近いものがあります。するといつでもその「遠さ」を意識しているので、帰ってきたときには、慎重になります。限られた時間を有効に使う以外にはなく、寸暇を惜しんでむさぼるわけです。
by tommy88 (2012-09-21 06:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0