銀座から神田お茶の水 [旅]
キシダ首相が「異次元の少子化対策に挑戦する」と語ってから、滅入っている。
こういう言葉を弄している限り、この国では何も決まらず、何も進まない。
安倍さんが、キシダを後継者に指名しなかったのは理解できる。
何が異次元の少子化対策だ。
語彙力の低下したアンポンである。
モヤモヤが収まらない
銀座で書道展があったので見に行った。
「2023現代の書 新春展―今いきづく墨の華―」
主催は、毎日新聞社、毎日書道会。
もはや絵画と思える作品も多く、私は好き。
多少の気取りはあっても宜しく、線を追う遊び。
友人の作品は王道を行き、それもまた良し。
銀座でやるなら金もかかろうにと、集金システムを考えたりする。
最近はこの手の書に興味を持っている。
少し特殊な世界ではあるけれど、好きは好き。
戦場ではなく、日常の世界。
急いで判断を迫られることもない、穏やかな日常がイイ。
判断をしなくても不安じゃない状態があるのは楽しい。
有楽町から銀座界隈には、都道府県の出先商店が多い。
北海道、石川、沖縄、高知、山形、広島と見ながら散歩した。
今夜はお好み焼きにしようかと、広島県の店で思った。
何となくだけど、そう思って買い物をする。
衝動買いかもしれないが、晩ごはんのメニューが決まる。
お好み焼き、そこに向かって今日は歩くと決まる。
帰りに御茶ノ水に寄って、神田明神でも散歩するかいって。
日大病院や明治大学の当たりを歩き、40年ぶりにニコライ堂に寄った。
妻と歩いたあの日から40年、驚くほどビルに囲まれていた。
拝観献金300円、それは別に良いと思う。
むかし妻と歩いた時は金がなく、無料で雰囲気の良い場所に座っていた。
40年前、自分は金もなく、蓄えもなく、それでも彼女といるだけで幸せだった。
日常的に、玉子かけご飯しか食べられなかったことを思い出した。
随分と自分は贅沢になったものだと、驚いている。
幸せに麻痺しないよう、少しだけ質素倹約に舵を切る。
妻と何度かデートと称して、神田明神には出向いている。
パワースポットだし、行くのよね。
物凄い人出で、将門さんにちょっとだけ顔を見せてきた。
人を避け、人の少ない通りを歩いていたら「サッカー通り」に出た。
なんじゃこれ、と思っていたら日本サッカーミュージアムがあった。
何だか面白そうなので拝観。
先月のサッカーW杯関連も展示されていて楽しむことができた。
妻と二人だからノンビリすることができた。
連休明けからまた戦うぞと、叱咤激励しながら、もう少し休む。
ファイト!