必ずあるもの [子育て]
快晴にそぐわない話題。
「いじめ」は必ずあるものだ。決してなくなるものではない。そういう前提で生きている。
だから、いかに身構えるか、身を守るか、そのための観察と情報収集には気を配る。
親にとって、子どもの命を、自分より未来に送り届ける責務があると思っている。
だから、学校に頼るつもりもないし、我が子は全力で守ると決めて今日まで来ている。
さすがに、三姉妹とも成人しているので、それほどお節介はしなくなったけれど。
岩手の中学生が、「いじめ」を苦に自殺したと聞き、気が重くなってしまった。
TBS系列の大阪の情報番組が、なぜか夕方の札幌で放送されている。
この番組にコメンテーターが並び、知らない人ばかりだが、乾燥したコメントを出している。
井戸端会議の代表格は、堀ちえみというオバサンで、危険な宗教を感じた。
最近の中学生の70%は担任に相談し、20%が親に相談する。そういうデータが提示される。
大事なことを親に相談しないことが歪みだと、マトモなコメントを出したおじさんがいた。
すると堀オバサンが、最近の子どもは親に相談なんかしないのです、と泣きながら主張する。
マトモな、そのくせ黄色いシャツを着たおじさんは、そのあと黙ってしまうのだが、低俗だ。
もちろんすぐに番組は、録画しておいた『アンフォゲッタブル』に変えた。
・「生活記録ノート」の担任コメントの誤字のレベルがひどいなと思った。また、担任コメント内容は事務的な形式で、危機管理能力以前の、危険察知能力がない。良い子ちゃん先生だと思うが、転職、もしくは再教育が必要だと思う。この手の「記録ノート」が「流出」している限り、担任は100%悪いと言われても仕方がない。しかし、堀オバサンのような思考停止者が、やがて担任を自殺へと追い込まないかと心配する。
・学校では義務となっている「いじめアンケート」が形骸化し、行事先行で調査実施を延伸したのは怠慢である。管理職の責任は大きいと思う。担任レベルの責任ではなく、校長の責任は重いのだが、顔をさらして担任をかばい、責任を、分かりやすい言葉で説明することができるかと言えば、無理だろう。良い子ちゃん先生と、バランス型の事務的管理職が主流となっている現場に、いじめを阻止する力はなくなっているのが現状だと思う。
学校に期待し、担任に期待する根拠が乏しいにもかかわらず、、人を攻撃する。悪者を見つけている間に、我が子が虐められている、あるいは他を虐めている現在進行形の「現場」なのだ。1行のコメントを40人に書くことで精一杯の御仁に何を期待するのだろうか。我が子と会話できないことが、大前提的に担保されるのは、どういう理由であるのかと思う。
学校にさえ行けば何とかなる、という時代はもうとっくに終わっている。虐めは、格差と共に、差別・区別として蔓延していく。そんな時代に、我が子をどう育てるのか守るのか、親の責任がいちばん大きいのだと、わたしは自覚している。そしてそのように意識し続けている。
救ってやれたのにな、と思うだけで、わたしは特急電車に乗って「通う」ことが仕事のようなサラリーマン教師、再任用、役立たず、いや、責任ある仕事は回ってこない。無力感の中、できることは身体を鍛え、勉強を続けて脳の軽薄を防ぐことだけだ。
昨日の歩きは、15945歩。
本日も大快晴。「世間」と距離を置き、自分の世界に没頭するのは、ご隠居さんかぁ。
株価の乱高下も気になるけれど、どーんと下がってくれたらチャンスも出る。
本日は、札幌駅ガード下のイタメシ屋のランチバイキングに行く。
次女様の奢りだが、長女・次女・ママは自転車、わたしは勿論あるいて行く。
今日の目標は、25000歩越え。読書1冊、落語(桂米朝)を堪能する。戦わない。
ファイト!
2015-07-10 07:26
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コメント(6)
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日に日に歩数が伸びていますね。
25000歩はすごい目標です!これはバイキングでたくさん食べられそうですね。
親の責任として、必ず守っていきます。
by isoshijimi (2015-07-10 07:57)
今日は6年生にゲストティーチャー授業です。
打ち合わせで、いじめがあると言う先生方・・・・
授業の中にそのいじめの対象になってる子どもと同じ名前があるので
変えて欲しいと言われ・・・急遽変更に。
そのクラスだけじゃなく、全学年でという依頼。
この学年はちょっと・・・・
心が育ってないと・・・・
先生方が口々に不安を言うのです。
言われた方はどないしたらええねん!って・・・・
危機感。
他のメンバ−にもしっかり覚悟するように言いました。
実は去年、同じ学年の5年の時に授業えをしたのですが
何だかへん? は 感じてたのです。
今日は、コミュニケーションの授業です。
後半は、ココロにグサッと来る内容!
バッチリ届くように気合い入れます。
ここで芽をつんでおきたい!!
理想ですが・・・・
今回のような事がおこらないように・・・・
祈るばかりです。
by hatumi30331 (2015-07-10 08:08)
掘オバサンは唯一子沢山という実績のもと、論拠のない自分基準という客観性に欠ける根拠を武器に語るオバサンですから、涙するという武器を使って自分基準を展開されると、普通のオジサンの黄色いシャツのおっちゃんはこのオバハンにはもうナニをゆ~てもアカン、制限時間内には終わらないからちちんぷいぷいと退去してしまうのですよ、たぶん。
こういう問題が起きると先生や学校が非難の対象にまつりあげられ、極端に言えば世間から血祭りにあげられてそれでオシマイ。
世間は自分を守るためのスケープゴードを必要としているのですよ。
そしていつもなにも解決はしていないのです。
たしかに、いじめも差別も偏見もなくなりはしないものです。
なくなるものという幻想を持つのは自由なのですが、幻想は現実の前には無力です。
現実を知り、現実に勝てなくてもせめて引き分けに持ち込むくらいの強い精神力を見せ育てるのも教育だと思えますよ。
なくなった生徒に合掌。
蒼い紫陽花が悲しげです。
by あるいる (2015-07-10 16:25)
いじめのニュースの度に胸が痛くなります。簡単ではない背景を思うにつけ、教育の怖さを感じます。
by JUNKO (2015-07-10 20:28)
言葉のいじめなら私が小学校低学年の頃からありました。中学生に
なって弱い者が暴力の犠牲になっていたようです。我々ラグビー部は
そんな彼/彼女等のシェルターだったと、数十年後に聞かされました。
高校時代は平穏だったはず。大学時代は究極のいじめになるのでしょう
か、人種差別という未知との遭遇も何回かありました。
たとえもし、先生が救いの手を差し伸べてくれたとしても、本人が変わら
ない限り状況を悪化させるだけでしょう。それをしっかりサポートしていってやれるのは実の親しかいないはずです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2015-07-10 22:14)
悲しい事件がまた起こりました。
ノートのやりとりの内容は教師として信じられません。
しかし基本は家庭にあるとは思いますが、学校の対応は???です。
他山の石とさせていただきます。
by muk (2015-07-11 05:10)