SSブログ

凱  第26号/平成23年11月4日(金)発行   [学年だより]

卒業まであと848日/定期考査まで25日
好評でした「1学年進路講演会」

 10月20日(木)の6、7校時を利用して「1学年進路講演会」を実施しました。講師にBCのNT氏を招き解説していただきました。学年生徒の後方に座っていただくという形式で、保護者の方は86名の参加でした。

 話の内容は、「大学進学はゴールではない」から始まり、成長するために必要な要素は「環境や人」などの刺激であり、「与えられる勉強から、自ら考え、解決していく勉強への脱皮」が必要だと言うことでした。まさに、我が学年へのスローガンとして掲げている「常に考える。自分で考える」習慣づくりです。脱皮を期待したいです。

 さらに、『英語』を取り巻く社会の事情、大手企業の方針、あるいは「みなさんの英語力分析」も提示され、今後の学習のあり方が示唆されたように思います。基本的には「耳を鍛える」「英語を話す」「英語に触れる」機会を、日常に組み込むことです。

 また、終了後に座談会を実施しました。52名の参加を得、NTさんや学年に向けて質疑応答を実施しました。その中では、「どうすれば子どものやる気が出るのか」「部屋を片付けない子どもをどう躾けるか」「人間力を育てるためにアルバイトをさせたい」「プリントが多くて子どもがどう対応すればいいのか困っている」などの、具体的に多くの方が共通する課題があることが分かりました。

 今回の質疑応答で、「学校として」答えを出すべきものに関しては、時間をかけて答えを出していくことになると思いますが、個人的に考えを提示できることに関しては、私個人の考えを出していきたいと思っています。

 『座談会』という形が思いのほか「勉強」になることが分かりましたので、今後も実施の機会をうかがいたいと思っています。ベネッセの中居さんも、対生徒・教師の経験は多いのですが、保護者の方との座談会は初めてで、大いに勉強になったということでした。「考えているのは子どもの進路実現」、という意味では共通しています。
  “半歩でも、一歩でも先を見据える”
学だ資料スキャン-1.jpg
  “We are the 92%”
アメリカのデモではないですが、今すぐに始めれば92パーセントの者は現役合格が可能だ、という話です。これは全国規模でのデータですが、早期に受験勉強を開始していれば「現役合格の可能性」が非常に高いと言うことです。陸上や水泳のスタートではフライングは失格を意味しますが、大学受験にフライングはありません。東大コースを歩む中学3年生がすでに大学受験勉強を始めていることをご存知でしょうか。

 そこまで極端なことは必要ありませんが、我が校に来て6年目、二度3年生に関わって分かったことは、一浪した卒業生はほぼ確実に志望校に入学している。去年卒業させた連中も、東工大、東京外大、東北大、北大、早稲田、慶応と難関大学合格者が続々と報告に来ていました。

 また、今春の卒業生も、予備校から送られた模試結果では「センター+記述」のドッキング判定で、多数の北大A判定を出し、早慶、上智、ICU、明治という有名難関私大でもAもしくはBの判定を手に入れています。

 これだけの事例で判断するのは拙速であるとは分かっていますが、「本校生は一浪すれば必ず志望校には入れる」ということです。大学進学への道のりは4年間だ、と捉えるのなら毎日の生活をエンジョイし、楽しく適当にやっていけばいいのです。

 しかし、本校の慣例では「修学旅行が終わった、さあ、受験勉強開始だ」ということでした。合格率65%に肉薄するのです。しかし、「今から始める」と決断し、目標を見定めて、覚悟を決めて受験勉強を開始するなら、合格率が27%upします。私が親なら、すぐに始めさせ、時間とお金をどう投資すべきかを考えさせます。どうでしょうか。
ファイト!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

ファイト! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0