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『RRR』   [映画]



こいつら、ひでぇな、蛮行、愚行、野蛮でかっこ悪い奴らだ。
そう思ったのは、アジア大会の男子サッカー、日本対北朝鮮の試合。
あいつらスポーツじゃなく、まさに戦闘行為。

試合が止まってピッチに入った日本側のスタッフからペットボトルを略奪。
その時に、腕を振り上げて威嚇行為をする、まるでガキか猿の態度。
人の国にミサイル飛ばして威嚇行為をする国だし、迷惑な奴ら。

レイトタックル、ボールではなく足を蹴りに来る、カニばさみで倒す。
やっちゃイカンことのオンパレードに、あの半島の民族性を見た。
しかも戦争中の北の、異質な価値観の教育のたまものだ。

そんな国や、その仲間たちに取り入ろうとする議員さんにもバカかと思う。
そもそもルール違反が常態で、威嚇と威圧がコミュニケーションの基本って何よ。
お隣さん3ヶ国、みんな核保有国かい、困ったもんだ。




   『RRR』
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■ 作品データ
 原題/RRR (Rise Roar Revolt)
 制作年/2022
 制作国/インド
 内容時間(字幕版)/180分
 ジャンル/アクション/冒険

■ 解説 第95回アカデミー賞で挿入歌「ナートゥ・ナートゥ」が歌曲賞を受賞。世界的に大反響を呼んだインドの娯楽超大作。監督は「バーフバリ」2部作のS・S・ラージャマウリ。1920年のインド。圧政を敷く英国人総督の一行は、ある村にいた少女を総督府があるデリーに連れ去る。部族の守護者ビームは少女の身柄を取り返そうと、仲間たちとデリーへ。そこにある警察で働く警官ラーマは、英国人の署長にビームたちを捕まえるよう命じられる。やがてビームとラーマは互いの正体を知らないまま交流を始めて友情を深めるが、ビームは少女を救い出すべく、パーティーが開かれている総督の公邸に乗り込み……。


面白い、実に面白い映画だった。
振り返れば3時間、確かに長いかもしれないが楽しかった。
これは恋人と一緒に映画館へ見に行って、ときどき手を繋ぎたくなる。

SFXも駆使して非常に新しい映画なんだけど、昭和を感じて見ていた。
想像を絶することはなく、あり得ないのだが全てが予定調和。
常識を越えてそこはみんなで踊っちゃえ、という底抜けの陽気さが良い。

主義主張もお構いなく、瀕死の状態でも薬草を使えば簡単に復活する。
コミックの世界、劇画じゃないかと突っ込むこともなく、楽しめた。
昭和の日活、無国籍映画のような定型で、映画に没入できる。

インドって、次に世界征服に至る国だろうが、片鱗は垣間見た。
この国を敵に回すと手強いなと思いながら、インド映画を見る機会が増えそう。
娯楽はこれでなくっちゃ、妻が回復したら、一緒に踊りたいナートゥダンス

忙しい娘たちにも、息抜きをしたい時はどうぞとお勧めしよう。
ちょこっとだけ凹んでた私も少しは回復傾向だ。
山田洋次監督が言うように「重苦しい時代だから笑いたい」ボクです。



生きる価値は どれだけ多く笑ったかである
             (ヴィヴァルディ)




笠置シヅ子の記憶
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笠置シヅ子と言うと、子どもの頃に見たTVドラマが始め。
確か役柄は回転焼き屋のおばちゃんで、軽妙な大阪弁の語りが面白かった。
いや、語りよりも「へ」の字に垂れた眉と目が、楽しい気分を誘っていた。

遅れて入った大学で、文学部の必須「映画研究」の毎週課題がキツかった。
オールナイトで映画を見てレポートを書いていたが、分析癖がついてしまった。
黒澤明監督の『酔いどれ天使』を見た時に、笠置シヅ子との再会に驚いた。

回転焼き屋のおばちゃんが映画の中で歌ってる、踊ってる。
服部良一作曲、黒澤明作詞の「ジャングル・ブギー」だった。
歌い踊る熱量に当てられたが、回転焼き屋のおばちゃんは売れっ子歌手だったのだ。

同時代を生きたわけではないが、重苦しい時代を明るく笑顔を振りまいたのだろう。
インド映画のさらにアップテンポの歌と踊りに、引けを取らないものがあった。
その笠置シヅ子を描いたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」は、大いに期待である。

さらに恥をさらせば、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドで初めてブギを理解。
BGMに使ってレポート作業というわけにはいかないが、ブギウギに期待。
宏池会の傀儡キシダを笑い飛ばすために、笠置シヅ子を聞くさ。




小さな町の小さな山車と祭り
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伊東の少し山に入った神社、秋祭りなのか、鎮守の森から山車が出発する。
防災無線で連絡があり、法被を着た人が山車を引き、ゆっくり移動する。
少子高齢化の山あいには、神輿の担ぎ手もなかろう、山車を引くのが良い。

少しばかりの山路を、大勢の御隠居さんが引く山車。
終われば何やら振る舞われるのだろうか、参加に迷う。
コミュニケーション能力の乏しい私、飲み会だけなら参加したい。

小さな神社がいくつかあって、それは町内ごとなのでしょう。
おでんの具材を買いに行く道すがら、楽しそうな光景を見る。
駅に近づくほど、鎮守の森にキッチンカーが来て、新時代の屋台。


朝夕はひんやりした空気がすがすがしい。
毎夜の祭り囃子の練習は終わったようだ。
真っ白い大型犬の吠える声しかしない夜、そういうのも好き。




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