先週よりはずっと良くなったんだ [@Home]
うらみつらみではない。
次女が高3の夏、なみはやドームで監督に言われた。
この子を世界で戦う選手に育てたい。
K大やR大は就職の保証までしてくれたが断った。
最後まで悩んだW大は娘をリレー要員としてしか見ていなかった。
監督の木訥とした語りと殺し文句に、この大学と決めた。
入学後に、監督から北海道選手権などに帰る必要はない、と言われた。
国体は日本選手権のタイムでエントリーすればいいのだ、と。
その言葉を娘は律儀に守った。
年末年始も帰らず、成人式はもちろん帰らず、ひたすら練習に励んだ。
教職も取らず、就活もしなかったのは、言葉を信じて、練習に励んだから。
しかし、次女は世界で戦う選手になれないまま、日本選手権を終えた。
賭けていたから就活などしなかったのは、心意気であり次女の姿勢であり、覚悟である。
監督の言葉が現実味を失う中、次女はまだ諦めていなかった。
だから今年は、逆らって北海道選手権に帰ってきた。
私の指示である。
次女のような遠回りをさせたくないので、三女も一緒に帰らせた。
4泊5日の旅で、家族は満足したが、本人たちはどうだろうか。
高校時代より遅いタイムで、金金銅・金金銀のメダルを貰った。
中学生に追い上げられて冷や汗ものだったけれど、刺激を受けていたはずだ。
先週の九州学生選手権では、中学時代のタイム並みで、水泳人生のどん底を味わった。
情けないけれど、そのタイムより大幅に戻してきたので「兆し」とする。
これから良くなるのか、低迷を続けるのかは分からない。
しかし、娘たちは回復と向上を信じて、気分一新して鹿児島に戻るのだろう。
娘たちを温かく迎えたように、温かく送り出そうと思っている。
次女と三女は仲良しこよし。
この二人を不幸にする奴らは許さない。
と言ってるオレが追い込みすぎたかな。
雌伏の時を過ごした3年あまり、次女の雄飛を切に望む。
信じた道を誠実に歩む娘たちは必ず開花するだろう。
長きにわたるが、今が頑張りどころ。
「その日その時」が、今日ではなかったと言うことだ。
修正と改良を積み上げるしかない。
次は9月の学生選手権。
広島で会おう。
2013-07-01 07:10
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コメント(3)
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おはよう〜♪
娘さんたち帰ったの?^^
結果を残して帰られたようで・・・
よかったね。
また次に繋がるステップになる事を願っています。
父も母も寂しくなるけど・・・
次の広島まで・・ですか?
毎日、忙しそうですが・・くれぐれも身体には気を付けてね。^^
by hatumi30331 (2013-07-01 07:21)
9月まであと2ヶ月。
それまでは過酷な日々が続くのでしょうけれど、
笑顔の結果になるといいですね。
by あるいる (2013-07-01 16:11)
今が輝くときです。就職はいつでも出来ますよ。「やればよかった」より「やってよかった」
by muk (2013-07-02 05:26)