『コンフェッション~ある振付師の過ち~』 [映画]
敵は内に潜む
戦うべき相手は
己の驕りと愚かさと罪である
(キケロ)
『コンフェッション~ある振付師の過ち~』 (Match)
原題 Match
製作年 2014年
製作国 アメリカ
時間 93分
2004年にブロードウェイで初上演された戯曲を、作者S・ベルバー(映画「10日間で彼女の心をうばう方法」を監督)自身が監督して映画化。主人公役は、舞台版でトニー賞の演劇主演男優賞にノミネートされたフランク・ランジェラから、実力派スチュワートに交代。「X-MEN」シリーズのプロフェッサーX役やTV「新スタートレック」でピカード役を演じたスチュワートだが元々は英国演劇界の本格派。本作で高い表現力を見せた。共演は「スパイキッズ」シリーズのC・グジーノ。WOWOWの放送が日本初公開。
パトリック・スチュワートが陽気で饒舌なダンスの先生役で登場する。
随所に下ネタとジョークを交えたマシンガン・トーク。
舞台劇の匂いを感じていたら、原作が戯曲だった、どうりでな。
内容/物語 ニューヨーク。若いころはバレエダンサーだったが振付師を経て、老いた今はひとり暮らしをしながらジュリアード音楽院でバレエを教えるトビー。シアトルの夫婦、マイクとリサから米国バレエ史について取材したいと頼まれ、彼らを自宅に招く。ところが夫婦は1960年代のバレエ関係者の私生活を知りたがり、ある女性の名を出す。その女性はマイクの亡くなった母親だがトビーの元恋人で、マイクはトビーが自分の父親だと疑い……。
朝から部屋にこもって勉強中の長女を邪魔しないように、ヘッドホンを使用。
WONDER Core と 自転車で、少し運動しながら観た。
決して楽しい映画ではないが、古典的な映画手法には落ち着きを感じた。
大きな場面転換はほとんどなく、ある種の心理劇だった。
主人公がカットした爪を瓶に蓄えている様は異常で、納得するシーンだった。
言葉に出来ない親と言葉の欲しい息子の確執も、よく理解出来る。
若いうちの過ちは、誰にでもあることとしておこう。
しかし、年を食ってからは、出来るだけ無難に行きたい所だ。
それでも襲われてしまったら、深呼吸をして、新しく始めればイイと教える。
老いてしまえば単純なことを繰り返す毎日。
飽きてしまったら、流れは自分で変える。
深呼吸して、いまの人生を諦めないことだ。
長女のための昼ご飯。
左=かぶとベーコンとニンジンのスープ(チキンブイヨン)
右=ベーコンとツナとキノコのコンソメ炊き込み御飯
最近、食材としての「かぶ」が気に入っている。
長女が炊き込み御飯は好きだよと言うから、変わり種を投入していく。
腕の見せ所だが、出番は少ないのが気になる。
幾つになっても学生は、何をやっても勉強だ。
そんな時期もあと少ししかないのだから、博士になるまでの辛坊。
昼食は2時間以上も話し込んで、勉強の邪魔をしてしまったオッサンである。
ファイト!
2016-11-04 07:23
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Wonder Core は既にお手元に?
映画一本、間違いなくワンダー・コレと、たくましくなった腹筋を指さす日
もそう遠くはなさそうです。本日退社後小屋の冬支度に参りますので朝
お邪魔しました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-11-04 08:05)
観た見た!
途中から・・・・
そうか〜って・・・・展開に。
過去があって今がある。
影響って・・・・あるのよね。^^
昨日、録画してみた「エール!」
フランス映画やけど・・・・
なかなか良い映画でした。
娘さんと夕食。
美味しい時間になったようで〜
良かったね。^^
寒そうですが・・・家族で暖かい1週間をお過ごし下さい。
by hatumi30331 (2016-11-04 08:14)
映画といえば 最近Amazonプライムで
007全部観切ってしまい観るものがなくて困ってます
そこで思ったのですが なにも世界征服しなくて
子分がいて 大型クルーザーや高級車に乗り
美女に囲まれる生活ができてるのになぜ 悪役の人達は
007にやられちゃうのに なぜ世界征服を企むのかということに
気付いちゃったんですよねぇ
俺 美女に囲まれクルーザーでプカプカ海に浮かんでられるなら
世界征服やめようかなぁ〜って真剣に考えてます
007 強いですからねぇ〜 世界征服より美女との
楽しい時間ですよねぇ
by (。・_・。)2k (2016-11-04 08:19)
愚かも者だから、深呼吸します。
by aru (2016-11-04 08:35)
>老いてしまえば単純なことを繰り返す毎日
飽きてしまったら、流れは自分で変える。
深呼吸して、いまの人生を諦めないことだ 良い言葉ですね^^
そうそう、いくつになっても学生は全てが勉強!
虫博士も頑張って飛び級しました!でも、もっと学びたい科目が増えた様で・・・学費は下がらず・・・(>_<)
by viviane (2016-11-04 11:49)
日本初公開でおまけにWOWOWでの放送とくれば、残念ながら契約していない僕は観られません。
ちょっとだけくやしい、です。
振付師が主演ということで思い出したのがボブ・フォッシー監督の映画「All That Jazz」でした。
ミュージカルの振り付け一筋に生きる主人公、ショービジネスの世界を突き進んで行くのはいいけれど、家族や周りの人々との関係がどんどん希薄になり自分は病魔に侵されて薬漬けの日々に見る幻覚。
イメージ先行の映画であまり好きではありませんでしたが、アメリカ人好みかもしれないなぁと勝手に判断です。
同じ監督でライザ・ミネリ主演の「Cabaret」は退廃的で不思議な香りが満載で好きでしたけれどね。
どちらも「人生をあきらめない」というアメリカ人好みなところがこっそりと盛り込まれていましたよ。
昼食時に2時間も話し込むとは、お年頃の娘さんを持つ多くの父親さんからきっと羨ましがられるコトですよ。
長女さんにも、ほどよい気分転換になったのかもしれませんし、ね。
明日のメニューは、さて。
食べ物での応援、これもまた多くの父親さんのかなわないところ、腕の見せ所ですよ。
ファイト!
by あるいる (2016-11-04 15:54)