振り向かないでね

　　振り向かないでね、お嬢ちゃん。
　　その手を離さないでね、お嬢ちゃん。

たった30秒の旅でも分かることがある。前に立つお嬢ちゃんは、しっかりと育てられた子どもだと言うこと。手すりを捕まえようとする、その必死さが掌に現れていて、おじさんには涙が出そうになるのだった。嬉しくなるのだ。お母さんが、丁寧に子育てをしてくれている証だ。素直さは、美しい。

別にスキーへ出かけるわけではないけれど、北海道ではこの時期、子どもたちの外出着である。上下つなぎになっていて、風にも雪にも耐える、耐寒スーツ。そんなにお値段も高くはなくて、拙宅の子どもたちも、外出時、登校時には着用していたと思う。

（1997年2月8日　札幌雪まつり真駒内会場にて）

買った物もあったかも知れないが、基本的に、函館の友人宅のお下がりが、拙宅の子供服だった。そしてお下がり。ものすごく効率よく、子供服は着古していた。万全の耐寒スーツで、子どもは風の子だった。幸い、娘たちは、素直さを体得してくれていると思う。・・・その手を、離さないでね、おじいちゃん、そう言われる日があるのだろうか。

ファイト！

おっさんのくせに老婆心ながら、今日は「建国記念の日」です。

建国記念日ではありません。「の」の利いた「建国記念の日」です。

ファイト！　ふぁいと！

コメント 7

北海道の冬の子供服・・・
うちの子も、持ってたような？（笑）

エビスの鯛・・・・
実は、良く考えると・・・・お祝いでもらった箱に入ってたエビスビール！金色５本はすべて二匹鯛だったような？へへ；
どうりで〜いっぱいあるはずや！（笑）
by hatumi30331 (2016-02-11 07:25) 

僕もしっかりと躾をされていたはずなのに、いつからどこでどう間違ってしまったのやら。
年齢だけがオトナになったある日あるとき突然にこどもの頃に教わったり見ていたはずなのを思いだして恥ずかしくなったコトが多々ありました。
今でも恥ずかしいコトだらけのようですが、恥ずかしく思っているうちはまだマシだと大きな勘違いを自分に許しています。
それにしてもカラフルで綺麗な色の耐寒スーツです。
僕のこどもの頃にこんなカラフルな色はなかったようで羨ましいですし、大阪では防寒着は必要でも耐寒スーツの必要度が低いのがありがたいですよ。
「の」がつかない祝祭日はと思い起こしたら憲法記念日と天皇誕生日だけでした。
ちょっと前まで「の」抜きの建国記念日だったような気がするのですが、僕のカン違いかもしれません。
ただただ休暇が増えるコトが嬉しいだけですから、記憶もあやふやです。
その昔は紀元節だったということはナニかの本で読みました。
紀元前660年。
日本国の歴史は古いのです。

by あるいる (2016-02-11 16:04) 

何かにつかまることへ抵抗している自分です。立ったまま靴下が
履けますかなんて言われた日にゃ、意地でも履いてやると意固地な
領域にも突入です。初心に帰れ、ここは素直につかまろうかな。
ひとまわり下の嫁をもらった同期の友人、このたび長女の中学お受験が
無事終了してご満悦です。大学卒業まであと10年、結婚式までだと
どれ位？　いずれにせよ花嫁の隣に立つ友人は立派な爺となります
ので、若い奥さんの存在が一段と光ることでしょう。うちの嫁の口癖は
「おばちゃんみたい～」で、「もう立派なおばはんや」の突っ込みのあと
「あっ、そうか」で、もうええわの夫婦漫才です。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-02-11 17:53) 

大丈夫きっと来ます
やつがれにも昨年初孫が誕生しました

by soujirou-3 (2016-02-11 18:10) 

奥さんほんとおきれいですね！
そしてお子様かわいい～
おじぃちゃん・・・待ち遠しいですね(^^)
by isoshijimi (2016-02-11 19:37) 

4人の乙姫様に囲まれたtommyさんのこれまでがどんなに幸せに満ちたものであったか想像できます。我が家の孫も今年初めてジャンプスーツを着ました。
by JUNKO (2016-02-11 21:24) 

奥さま、とても美しい聡明な印象の方でいらっしゃいますね！
きっと今でも変わらずお美しいと想像してしまいました！
うちの娘も小さい時、赤い防寒スーツを着てそり遊びをしたのを思い出しました〜(o^^o)

by saia (2016-02-12 13:29)