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15年もの   [@Home]




「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない (It takes all the running you can do, to keep in the same place.) (ルイス・キャロル作 『鏡の国のアリス』 の「の女王」による台詞)



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次女と三女の合作で、晩ご飯が作り上げられたのだが、もう、そんなの、誕生日でもないのに、嬉しくて嬉しくて、涙が、ちょちょぎれる。しかもラザニアの美味いこと美味いこと、どうするワインくん。

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ワイン参上



成績会議も終了した。1回目の推薦委員会も無事終えた。授業でも2クラスで感動できた。自画自賛ではあるし手前味噌の思い込みだろうけれど、たしかに子どもたちが「あ、そうか」「そうだったかぁ」「わかったぁ」という顔と肯きとを見せたのだった。センターの評論を読んで内容を理解させるのは苦痛以外の何物でもないけれど、十分に租借して、ほれほれ、コレだよと、シンプルに解説しきれる醍醐味を味わうことができた。幸せ。

おまけに娘たちの作ってくれた晩ご飯。いよいよオレも寿命が尽きるのかよと、こんなに幸せでイイのかよと、少しばかりは不安になる。あー、そうか、明日の飛行機で三女は帰ってしまうんだ。だから、我が感受性が鋭敏になっているのだと、思い知る。

15年前のホームビデオを見た。1998(平成10)年。9月から10月にかけての、ちょうどいま時分ではなかろうか。宝塚から我が育ての親が二人揃って札幌の、まだ公宅アパートに住んでいた頃。小さめの3DK、家族5人。娘たちは3段ベッドを巣のようにして寝ていた頃。

ワゴン車に乗って7人で、小樽、函館とドライブをして回った。まだ、子ども料金、タダ乗りの娘たちだ。可愛い。とてつもなく可愛い。何でオマエら、そんなに可愛いんだと何度も思ってしまう。2時間あまりのビデオだけど、十分に楽しむことができました。15年もの家族ビデオを堪能した。こういうのって、大事だなと思うパパ。


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親友から「お・か・し」のおもてなしが届いた。現有家族で四等分した。私は学校に持っていき3人の「右腕」にお裾分けして味わった。幸せのお裾分けでもあり、共有。もちろん感謝の気持ちである。

良き人になるぞ


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ファイト! 109

コメント 3

あるいる

赤の女王の台詞の下には赤いTシャツ姿。
取り分けているのは赤いミンチが入ったラザニア。
その横には赤いトマトとおそらくモツァレラチーズのサラダ。
そして命の水、赤ワイン。
一番最後は赤の他人からのおもてなしですが、
赤い糸で結ばれたかのような親友という名の赤の他人。
そして、右腕という心強い赤の他人にお裾分け。
赤繋がりの良き人善き人たち。
今日からちょっと寂しくなりますね。

by あるいる (2013-09-28 15:43) 

muk

授業で「あっそうか」と思わせるのが教師冥利につきます。
これがあればみんな勉強がすきになり伸びます。

娘が作ってくれる夕食が感動ですねえ。

by muk (2013-09-28 19:52) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

暫し別れの宴でしたかぁ。でも、メニューはとっても
ラテンなイタリアンで、泣き虫父さんワインと伴に
救われる!?って感じの小ニクイ演出です。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-09-29 08:54) 

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