終わり方の美学を考え中

　　　　人それぞれ、そう理解し、尊重してあげる。
　　　　自分流を各自が貫いて、私に火の粉がかからないのならそれでいい。
　　　　きっと宗教の違いだ、そう思って目を背けておく

お葬式の形態が変わって、サービスとして葬儀会社がお葬式の写真集を出すという。 死んだ方のそのお顔も、写して写真集に入れるという。 どうぞご自由に。 ベートーベンにだってデスマスクがある。 眠ったような顔というものが残されている。 虎は死して皮を 留め人は死して名を残す、と言う。 何でも残したければ残せば良い。

無に帰す、という考え方を私に教えた絶対恩師が、遺言状を残さなかったから、お墓に入ってしまった。 話が違うじゃないかと思っていたら、ガンで亡くなった後藤君は大学病院に献体した。 いよいよ完成形の自分は、献体し、灰となって帰ってくれば、そこらに撒き散らしておいて貰おう。

一昨日、親戚で豊中に住む伯父さんが亡くなった。 家族葬で執り行い、人は呼ばないという。 益々、自分の決着の付け方を考える羽目になっている。



私自身、家族には迷惑のかけ通しだったわけで、余計な物は残さない。 家族分裂の決定的な証拠などが出てきては大変だろう。 妻は既に、子どもたちには何も残さないと伝えているようだ。 私は、断捨離を加速させることが急務。 そして、手続きも明記し、重たいことだけど、決めていこうと思う。 そして常に、生きているうちに、言葉を使って、お礼行脚かな。

税抜き表示価格で80円なら買い。 小腹が空いた時のためにと買い置きして、どーしたもんじゃろのー、と座ってボンヤリする時のために、安売りの時には買っておく。 医者から重い物を持ってはいけない、長い距離を歩いてはイケナイと言われている妻だから、できるだけ買い物には同行し、荷物持ちを請け負っている。 余計な物は買わないように努めているが、安売りのソーセージは我慢できない。

ファイト！

コメント 7

私も、昨日・・・・
自分の活動ブループの例会で、いつどうなるか分らないから・・・
私が、また入院しても・・・止めないで、必ず続けて行ってね！って
申し送りしておきました。
家の中の断舍離・・・・やって行かなきゃ！って思ってます。
最近、誤字脱字が多くて、視野欠損広がってる気がしてならないのよね。今年もゲストティーチャーや、人権教室の依頼がじゃんじゃん来てます。くたばるまで・・・やり抜くぞ！へへ；
by hatumi30331 (2016-06-03 06:59) 

それぞれの実家の両親はどう思っているのだろう、どう考えているのだろう、そして自分はどうしていくのだろう、考えてしまいます。
うちの親も別に何も残さなくてもいいけど、楽しかったことや申し訳なかったこと、思い出はすでにたくさん残っていますけどね。
でもまだまだ三世代での思い出は残してもらわないといけませんが。

1本20円は安いです。
買い置きしておきたいです。
by isoshijimi (2016-06-03 07:40) 

そう都合良く、綺麗になど生きられませんし、
死を迎えることも出来ません。
でも笑って堂々と死にたいなどと思っています。
「死」だけが全ての締め切り。
それまでの時間を大事に生きたいと思いました。
またお邪魔させて頂きます。

by 藍 (2016-06-03 07:57) 

あのシーンが横浜国際プール近くだったとは知りませんでした。ロケハン
担当もよく探し当てたもんです。
と横着にも二日分を一回で済まそうとする私の元へ、時たま流れてくる
訃報Fax。客先が発信元なんですが会ったこともない代表者の親御
さんだったりするので、時々社内選別会議が必要になります。これがいち二度くらいしか仕事していない客先だと、今流行の家族葬でやってくれと
言わずにいれません。この期に及んでもなお生き続けるFax一斉送信、
真恐るべし存在です。遺言でこれだけはやるなとボルド体で記しておく
事に決めました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-06-03 08:50) 

墓が要らなければそれをきちんと言葉で伝えておけばいいし、散骨してほしければそれも言葉で伝えておけばいいと思いますよ。
死んだらそれでオシマイですから、生き残った方の気持ちがその後、少しでも軽くなるように好きになさってくれたらそれでいいと思います。
と、本人の気持ちを斟酌し理解してくれる人間関係を作っておけばいいのです。
これがなかなか難しいのかもしれませんけれどね。
カルシウム入りのソーセージを食べていると、粉骨するときに骨が堅すぎて砕き難いなんてコトにはならないでしょうね、たぶん。
献体するためにも、身体の各パーツを大事に丁寧に使っておく必要があるかもしれませんね。
カルシウムを摂り、身体を大事に使っていると長生きするかもしれませんが、それはそのときのコトです。
元気に長生き万歳！と喜べる特典がついて来るかもしれません。
というコトで断捨離はボチボチゆっくりと進めて行くのがいいのかもしれません。
脳細胞の刺激にもなりますし、やるべきコトが少しでもあるというコトは元気の素かもしれませんし。
ただ、ややこしくなりそうなモノやコトは速やかにさっさと片付けて捨て去るのがいいかもしれません。
ボケてからでは間に合いませんから。
と、いつどこでどんなふうに旅立つのかわからないのに、能天気なコトを思う僕でした。

by あるいる (2016-06-03 15:54) 

葬祭会社の終活のCMを見るたびに、準備はしておかなければと思うことがありますね。
嫁（普段は家内と言っていますが）も理解でき切れていない親戚関係や、現物を目にすることないNET口座や様々なIDなど･･･、
予想しない事故などにも備えた準備が必要だと感じる昨今です。


by takayou (2016-06-03 20:30) 

そういったことを考える年齢では全くないのですが、
一度精神的に「死んだ」人間なので、
終わり方は事あるごとに頭をよぎります。
ボクもまた、親から何も譲り受けない、また自分も何も遺さない。
そんな考えを今は持っています。
by はらぼー (2016-06-05 07:45)