すじ

「晩年の大親友2」が妙技を見せてくれた。
土曜の拙宅にて、両夫婦が7本ばかりだけどワインの試飲会をしたのだった。
そのときに彼はお土産持参係として、長崎で買ったものを入れ忘れたとのこと。
それを追っかけ、宅配便で送ってくるのでした。

誠意、律儀、まごころ、信念、筋、そういうものがこもっているのが、私の「好き」の傾向だろう。
鹿児島に住む「晩年の大親友1」、彼にも、頑固なくらいの「principle」がある。
大和男子の持つ「筋を通す」という爽やかさが、私は大好きだ。
長崎土産、カステラスク、これも好きになってしまった。

「マツ毛エクステ」と張り紙があった。始めこれを「マツ毛エステ」と読んで、マツ毛のマッサージかと思ったのだった。そう言えば小さい頃、我がカールしたマツ毛をお姉さんたちが撫でてくれるのが気持ちよかった。自身でも、眠くなるとマツ毛の先を撫でたりしたものだった。

マツ毛のマッサージ、いくらだろうか。そう思ってよく見たら、「マツ毛エクステ」とあり、なんだ、単なる「付けマツ毛」ではないか。淡い期待がしぼんでしまった学校近く。この張り紙の店の向かいには、廃屋が堂々と鎮座する。駅前は貸店舗広告だらけだし、「マツ毛エクステ」の向かいは廃屋だし。

ファイト！

コメント 3

貸店舗だらけの駅前商店街と廃屋の前にある付けまつげ屋さん。
素人の普通の女の子が付けまつげをしてどこへ行くのでしょう。
素人と玄人の境目がどんどんなくなって行く女性の化粧。
外見で素人さんと判断することが、どんどん難しくなって行く今日この頃です。
スジを通すのは当たり前のことだと思うのですが、「principle」はかなりシンドイです。
スジを通すのもシンドイときがありますが、信用にかかわってくるコトですから、それなりには力を入れています。
基本的にシンドイコトは好きではありませんが、世の中にはそれでも頑張らなくてはいけないコトがあるのですよ。
あ～シンド、です。

by あるいる (2015-04-22 12:22) 

この廃屋前に目力付けるのはちょっと怖い様な気もします。一時に
比べやたらと長い睫毛を目にする事はなくなりましたが、発見する
度に思う事は、いったい何本爪楊枝を載せられるんだろうという馬鹿げた
疑問です。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2015-04-22 22:21) 

今頃大阪？
いいお天気なってよかったね。
by hatumi30331 (2015-04-23 08:13)