高校入試終了

北海道の公立高校の入試が終わりました。昨日は採点日でした。去年より採点レベル、内容が濃かったです。我が国語だけではなく、同僚の英語人の言うには、英語もずっと良いという話です。それは、去年の3月に卒業した、私の学年が出した結果がかなり良いものだったので、その効果かなとほくそ笑んでいます。・・・今年の卒業生の話はしません。武士の情け。

ただ、高校入試の答案が良くても、いかに育てていく手腕と組織力があるか。それが常に課題です。生徒と生徒の実体を直視して、どうか、3年間を見越した指導計画が存在して欲しい。などと後ろ髪は断ち切り、あと25日で定年退職。棺桶も近づいてきているのであろう。人生なんて、あっという間の走馬燈。「いま」を楽しまなくっちゃね。

予習が大事と蔵六（大村益次郎）もいう
『花神（一）』 司馬遼太郎／新潮社
p230
蔵六は親切な教師で、伊藤がぼんやりしているとめざとく見つけ、
「どうも、おぬしにはわからんようだな」
と、いった。それはあらかじめ下調べして来ぬからだ。頭に七分どおりのものを入れてから講義をきけばよくわかる。それをせずに出ていると、いたずらに心気を労するのみで学問が苦痛になる、といった。


強い学校を作るには
強い学校を作るには、基本的習慣をしっかり作らねばならず、業者の作るモノレールに乗ってしまうのではなく、我々の鋭敏な直観力によって、最低限なすべきコトを選り分けて、徹底的に習慣化させる、そういう「狂気」がなければ、強い集団は作れまい。

何も残さず消えていくのか、過ぎ去った時間は確かめられない。

いずれにせよ、ファイト！

コメント 3

お疲れさま。
どんどん終って行くのは・・・・ちょっと寂しいね。＾＾；
by hatumi30331 (2015-03-06 05:46) 

これから第2幕、ですね。
by kazg (2015-03-06 06:14) 

採点ご苦労様でした。昔が懐かしいですね。
by JUNKO (2015-03-06 19:24)