子育ての影響力

子どもが過ごす時間を考えると学校より家庭の時間が多く、親の責任と指導力がいつでも重要だと思っている。公立学校にあまり大きな期待はしないし、余計なことはしないでくれとまで思っている。

365日×24時間＝8760時間 が、一年間という時間だ。
200日× 8時間＝1600時間 が、学校へ行っている時間になる。
通学の時間も含むが、その差、7160時間が単純に家庭での時間だと考えられる。「家庭での時間」は「学校での時間」の凡そ4倍以上だという計算になる。家庭の影響力が、学校の影響力に比して4倍あると言うことだ。

子どもが巣立つまでの短い期間、家庭でのしつけと教育は全力で取り組むべき問題だと考えて、子育てに取り組んできた。子どもがダメになってしまったら、自分には大きな責任があると思っている。

じゃあ「子育て」での親の責任とは何かというと、規則を作ることではなく、約束を守ること。「自由」を体験させることだと思う。規則で縛るのではなく、自由の中で約束を守り守らせることが大事だと思う。年齢、発達段階に応じて、「なぜ」と問い、問わせる。考える人間にするためだ。

もうすぐ子育ても終わる。失敗ではなかったと思っている。