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元気に行こう   [子育て]

元気に行こう
From: Tom
Date: Tue, 16 Aug 2011 14:49:41 +0900 (JST)
To: Amy
ぼちぼち家を出る時間だろうか。行ってらっしゃい。わくわくする人生を歩んでいる最中は、感傷などに浸っている暇はない。突き進む。「何でも見てやろう」というのが60年代に流行った。小田実だったと思う。憧れた。いまキミがそのあこがれの中を歩いていく。素敵なことだと思う。

時間を惜しみなく使い切ろう。お金も有意義なものにどんどん先行投資して欲しい。人は必ず老いていく。気力体力の充実した、限られた時間というものがあって、それを長続きさせることも可能だが、しかし、何もしなくても湧き上がってくる気力充実の時期は、ごく限られていて、実質的な青春。

スケール広大な構想を現実のものにするには、青春の時期の青写真が骨組みとなろう。いま、それを、作っている。まぶしい。

蒸し暑い職場で明日の試験作りだ。実力テスト。良い問題が出来たと思う。いまから解答用紙作り。うまくいけば少し泳げるかもしれない。

もし不審者に間違われない程度に可能であれば、空港レポートでもして送っておくれ。明日にでもアップしておくよ。ちょっとチチはブログを育てたいのですね。
また。 チチ

Amy 2011/08/16 15:43 汗だくで駅の階段を登りきって、今電車待ちです。空港、しかも成田空港に行く電車があるのにエレベーターもエスカレーターもなくてびっくりしました。 空港、涼しいと良いなあ。新千歳の国際ターミナルにあるカートが成田にもないかなあと甘い期待をしていますが、身体障害者に限られている気がします。時間はあるのでのんびり行きます。


長女のパスポートは3冊目だろうか。1冊目はサンフランシスコから始まり、2冊目はオーストラリアだったか。新しいパスポートは、いつも本人が「帰る」と表現するフランスから始まる。彼女にとっては縁起のいいパスポートになることだろう。

新しいパスポートは初めての10年もの。自分でも32歳を想像できないと言い、ママの59歳は想像できないと言い、パパの話はしなかった。

次はハーバードかコロンビアの大学院で研究でもと、さすがに親の押しつけには毅然として、どこかフランス語圏で研究できるならしたいと言う。しかし、32歳ならもう働いているかなと、現実的なことも言う。親としては、馬鹿な野郎にコキ使われるよりは、研究をして金をもらう方法や、旅をして金を生む方法もあるので、そういう道も視野に入れてほしいと思っている。

それはいつでも、わたし自身があこがれたものを押しつけているのだけど、しかし自分のセンスは間違っていなかったことを熟知しているのだから、押しつけとは思わないようにしている。フランス語圏で、しっかりとした大学で研究職に携わるのも手だ。これからの時代、女が生きて行くには「Dr.」でなければならない。

まずは足下の1年を充実させてほしいと思う。本物を見て手に取り経験し体感してもらいたい。

基軸通貨USドルが衰退し、やがて円も確実に衰退する。そんな中で、台頭する脅威の大国にしっかりと対峙できるフランスは、やはり欧州の要であり、英語を征服した後はフランス語圏、フランスにこそ学ぶべきものがあるはずである。

かつて欧米に植民地化されていたアジア、アフリカの台頭する新世紀に、どこに立ち、誰と手を携え、どのように振る舞うか、そのような所作をいかに形作っていくか、今回の留学の意味だと考えている。

Amy  パパのブログ、読みました。背景が爽やかな感じになっていて、良かったです。 パパの記事に私の旅程が載っていましたが、14:20着と言うのは、現地時間です。つまりパリに午後2時20分頃到着と言うことです(ちなみにその時、日本は午後9時頃です)。パリに向かうため、アブダビに着く時間も現地時間表示なので、アブダビ午前4時(だったはず)頃到着予定です。 蛇足ですが、『ホワイトハウスシーズン4』でも、旅程表が現地時間表示で混乱し、ドナ、ジョシュ、トビーがエアフォースワンに乗れず、置いてきぼりにされる話がありました。 それでは。Amy


『ホワイトハウス(THE WEST WING)』はNHKで見ていて面白かった。吹き替えで見ていて(それしかやっていないからだけど)、CJを夏木マリが吹き替えているのも魅力的だった。スピーチライターという仕事が素敵に感じられ、長女も興味を持ったように思う。

原語ではどう言ってるのだろうと関心も強まった。吹き替えであっても、文章を書く上でのこだわりは伝わってきて、娘を刺激する良い教材だった。

去年あたり、なにげなく見ていたらBS日本テレビあたりでシーズン1から始めることが分かり、見始めたのだが、CMで途切れるのが鬱陶しくて、アマゾンで初期のものは1000円で売られており、値段が下がるごとに購入を始め、現在は手元にシーズン6があり、それ以前は全て娘に送った。

実は、英語版・英語字幕は良い教材になり、何と言っても政治の世界だから日本語に直しても難解な表現が随所に出てくる。しかし彼女が勉強している対象を考えると、良い教材になる。国際関係であり、今春のオーストラリア視察は農業政策の視察と現地学生との交流だった。単なるTVドラマが学習教材だったわけだ。

広く大きく、無駄をも飲み込みながら咀嚼して、おそらく娘は成長していくのだと思う。そこらへんのジャガイモが天下を取るという奇跡は、実は他愛のない日常生活の積み重ねによるのだと、確信している。そして、言葉の重さ強さを娘にもシッカリ学んでもらいたい。

出発した娘を考えると少し寂しいが、次に会うときには、またわくわくするような話を沢山してくれるかと思うと、その期待の方が大きい。


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