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「大道廃有仁義」   [時代や社会を考える]



国家の責務とは、国民の生命と財産を守ること。
国民の生命を守るとは、安全保障であり防災、防衛だろう。
国民の財産を守るとは、経済の問題であり増税ではない。

いくつかの不甲斐ない政党の党首選挙がある。
ということで聞き心地良さそうな話がTVから流れる。
ザル法を自身に課し、増税が見え隠れし、財源不明の現実離れ。

それでも電車は走るのだろうが、子や孫の世代の危機を憂う。
しかし、憂国の士としてクーデターを起こす馬力はない。
鴨長明か吉田兼好を真似て、隠遁生活の準備で、わしゃ知らん。





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兵庫県知事が人気で、何をしでかしても兵庫県の責任。
たかが地方の話を全国で論ずるのもおかしな話だ。
公益通報者を保護しない兵庫県が委縮する。

それでも、「道義的責任が何か私にはわからない」と恥をさらす知事。
彼は、寛大・正直・潔い、という道徳教育を通過しなかったと見る。
独り占めして持ち帰ったカニを食べたであろう家族、恥を知ろうね。



「大道廃有仁義」
   (タイドウ スタレテ ジンギ アリ)

資本主義の世にこそ、人為的な道徳が説かれる必要がありますね。
老子先生の仰るような無為自然は望むべくもなく、痛し痒し。
古い奴ですが、仁義ってものが欠けちゃあ、道徳を学べよと思うのです。




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台風10号に人生まで振り回されないぞ   [時代や社会を考える]



地球温暖化を沸騰と言う人もいた。
海水温の異常な上昇がいろいろと不都合な現象を起こしている。
亜熱帯化する日本が、今まで通りの発想では立ち行かなくなるだろう。

今回の台風10号が特異なのではなくて、毎回起こると想定する。
そうなると、お金の使い方も含めてマットウな方策が必要だろう。
元静岡県知事の意地悪で大幅に遅れたリニア新幹線、大動脈が重要なのに。


29日、伊東から市川へ、洗車機の中を走るような運転は怖かった。
豪雨にミリ波レーダーでは周囲が捕捉できず、自動の追従走行が不可能になる。
自動運転技術も、ミリ波レーダーやカメラでは不十分だと体験した。

幸いに停電を体験せずに済んでいる。
幸いに竜巻で吹き飛ばされずに済んでいる。
多方面にわたる被災地の方には、援助できることはしたいと考えている。




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市川の花火大会を娘たちと見たのは8月24日。
土曜の夜を娘の手料理により楽しく食事会、そしてボンっ!
2階の物干し台から見て、肩寄せ合って楽しんだ。


翌日、私だけ伊東に移動。
やるべきこと、すなわち、ボンヤリしていた。
そして4日ぶりに妻と会って、ボクのお誕生会しようね。




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土台が違うことは知っている。
だってボク、十代で横道にそれたんだもん。
でも、4日ぶりに妻に会うのだから、手入れしなくちゃ。




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妻と会うのだから、努力。
ところがね、東京駅で新幹線に乗った妻、動く見通しが立たない。
7時には伊東で会う予定も、ボクが車で市川へ行く、2時間半遅れの遭遇。




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たかが自分の誕生日で、なぜここまで頑張るか。
それは、鶏手羽中半割りの唐揚げ、ここに尽きる。
揚げ物だけは苦手で料理できないボク、ママ、作ってぇ。




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これは大好物なんだけど、ボク作れない。
妻も忙しくなって、作る苦労がハンパじゃない。
しかも、暑い時期にビールと合うと言って、なお揚げ係が苦痛。




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これを手で持って齧って、指をピチャピチャ舐めながら飲むビール。
最高の幸せで、誕生日に何欲しい、と聞かれて即答、これ作って。
美味しく頂いた1.5㎏、あと364日待ってね、うん。




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雄平クンからもらった、どらえもんのお祝い。
世界平和と若者たちの幸せを願って、吹き消した。
すでに物欲も消え始め、これで良かったのか、それは考えない。

いろんなことが億劫になりながらも、人に祝ってもらえる幸せ。
すでに臓器提供や献血で、世の役に立つことは出来ない。
その分を補うには、これからも人を笑わせる意識だけは持とうかな。


9月になって乙女座の男。
ゲーム・オーバーに向けて、湧きあがらない意欲に火をつけたい。
ひと様の力を借りながら、今日も、生きる、海のはじまり。




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息苦しさ   [時代や社会を考える]



パパ、ゆうべ飲み過ぎたんじゃない? ずっとY君と話してたんだよ。
みんなの会話を回すつもりだったけど、男二人で女を語るなよと思った。
嗚呼、さてさて、昭和と相手するZ世代、男二人の禁じ手だったか。

不快な価値観を押しつけ刷り込まれるのが嫌だった。
しかし、それが身に染みついたまま年老いてしまっている。
生きにくさ、息苦しさを上手に理解し対処できていない自分。




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 私たちの文化では女性の美しさとはこれだと決まっていて、女性がどんな服装をするべきか、どのように行動すべきか、そして世界の中で、どのようにあるべきかについて様々な期待が依然としてあるのよ。そんな前提で、男と男が女を議論するのよ、パパ。それは多様性に関して議論することの難しさを表しているの。きっとパパなら理解してくれると思って言うの、分かる? 分かって欲しいな。




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図々しくないと権利が守られないなんておかしいよね。

朝ドラの『虎に翼』、毎週の週間タイトルにこだわっている。
そして、時に多くが女性を下に見た慣用句で文末は全て疑問。
第3週のタイトルには無知を自覚し、大きな壁を知った。


第1週「女賢くて牛売りそこなう?」
第2週「女三人寄ればかしましい?」
第3週「女は三界に家なし?」
女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない。

第4週「屈み女に反り男?」
第5週「朝雨は女の腕まくり?」
第6週「女の一念、岩をも通す?」
第7週「女の心は猫の目?」
第8週「女冥利に尽きる?」
第9週「男は度胸、女は愛嬌?」
第10週「女の知恵は鼻の先?」
第11週「女子と小人(しょうじん)は養い難し?」




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お母さんのことよろしくね。
余計なお世話だから、そんなことは言わない。
自分たちが自分たちの考えで、やりたいようにやるはずだ。

自分が消えた後の、子どもたちの人生、関与せず。
私がとやかく言うことではない。
それにうちの子はよくできているのだし、大丈夫だ。


不安だらけの世の中で、これだけは誇りだ。
いい人間を育てたと、ね。
なぜ駆け上がるのか、そこに階段があるからさ、富士さん。




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富士登山まで1ヶ月を切って、まだ不安が残る。
大事なことは準備、自分の足だけが頼りだ。
あの雲の上の薄い空気と、雄大さを体感する時間が好き。

去年は7月、鍛え直して8月と登り、9月は曇天続きで断念。
あの爽快な生きてて良かった感を体感するために、今日を鍛える。
そこに富士山があるからだけど、遭難しないためにも階段で準備。




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