オレたち生きている [ひと]
これからさきに何が起こるかなんて誰にもわからない。
だからこそ人々は今この時を大切に誰かとわかち合う。
その先には確かな未来が待っているはずだ。
■ アホと煙は高い所に登る

アホと煙は高い所に登ると、子どものころ、お祖母ちゃんに言われていた。
いちびりと呼ばれ、お調子者だったから高いところは好きだった。
まあ迷惑なだけだったのかもしれないが、わたしは今も生きている。
豪州からデイブが来た、スカイツリーのチケットをすでに取ってあると言う。
彼のために1週間をあけていたから、のぼるぞと。
よし、と見上げるツリーを最後にバッテリー切れで、何も写せず。
前日一緒に飲んだ三女が、私たちに合流し、台湾料理を楽しんだ。
浅草、隅田川と人混みを眺めながら散歩した。
およそ25年前「Chubby Cheek」とデイブが可愛がった娘も、大人の女性。
■ 男だって男だって

デイブが奥様の指示でKOSEの「肌ふっくらマスク」を買い求める。
やっと見つけて私も購入し、ふたりで体験。
今月は三女のパートナーのご両親と会うのだし、念入りに真剣に、うふふ。
■ どちらがアホでどちらが煙か

富士山に登りたいと言い、私は天候のコントロールは出来ません。
それでも近づきたいと仰るならと、霧に包まれたフジヤマを攻める。
本当に何もないのだけど、チャレンジが出来たことを喜ぶ男、脳天気組。
■ 脳天気男と腐れ縁も好きだよ

大腸を摘出していて大変だろうにこの男、さらに癌とまで戦って。
デイブが血液の癌から寛解に至ったのも、あの大歌手のおかげ。
残念だけど去年、オリビア・ニュートン=ジョンは亡くなったけれど。
Olivia Newton-John Cancer Wellness & Research Centre
デイブの癌を知ってメルボルンに行き、ツルピカ頭を見て泣いた私。
大歌手が寄贈した、物凄く立派な研究病院をデイブの案内で見て回った。
あれからすでに5年かしら、コロナの時期も大変だったろうが、良き。
まあね、大事な年下の連中をたくさん持って行かれた身にはね。
デイブまで持って行かれちゃ、泣いて済まない。
■ 貝は嫌いだけど鰻は好きと言うので

伊東には予約だけで売り切れになる鰻屋さんがあって、予約を入れた。
美味しいものを、さらに美味しそうに食べる彼が好きだ(オレはネクラだし)。
一緒の時間を過ごして、何をしたわけでもなく、ただノンビリと時間を過ごした。
台風のせいで悪天候のドライブ。
五里霧中に車で富士登山、他人から見れば無意味で無駄なことばかり。
それでも一緒に過ごせた時間が幸せだった。
Tom, thank you so much for sharing time with me.
I hope you will come to our house and hang out.
Be kind to yourself,
Catch you soon,
David
■ 流れを読んで手を打つ

土曜の夜に札幌時代の友人と会う約束があり、土曜の朝、伊東を出る予定だった。
木曜の昼、伊東駅で(泣きながら)デイブと別れ、生活を回復。
しかし、台風の影響で新幹線が止まるかもと、金曜の昼に伊東を出た。
案の定、片っ端から新幹線は遅れ、止まり始め、土曜は運休。
勘が冴えたか、ご先祖様のお守りか、読み鋭く、足止めは喰らわなかった。
全て予定通り、うまくやるさ。
正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
ファイト!
重岡建治氏に会いに行く [ひと]
彫刻を見て重岡建治氏の作品を意識したのは、伊東に来てからである。
オレンジビーチを歩き、なぎさ公園のブロンズ像を楽しむ。
隣接する按針メモリアルパークのウィリアム・アダムス像を見て、オレの好み。
山路を歩き、海辺を散歩する時間を持つ。
伊東の街にはあちこち、重岡建治氏の作品が点在する。
立ち止まっては眺め、妙な浮浪者に見られるのだろう。
5月2日の日経文化欄もあり、彼が伊東を拠点に活動を続けていると知る。
大室山の麓にあるアトリエが開放されていると、あるいるさんも言い。
調べた挙句、よし、会いに行こう!

毎年5月開催の、伊豆高原五月祭。
それに合わせて、重岡建治氏のアトリエが開放されていると言う。
直接、作品に手を触れることも出来、木目を体感できるのだと言う。
五月祭の地図は全くのアバウトで、辿り着けない。
基本的に伊豆高原の別荘地を彷徨うのだから、細い道に困る。
瀟洒な別荘から出てきたマダム、BMWに乗り込むところを尋ね、そこですよ。

お孫さんでしょうか入り口に女性がおり、挨拶をして見学の許可を貰う。
写真も宜しく、触れても宜しいと、触り魔には随喜の涙。
2階建てのアトリエの、一部は吹き抜けになっており作業場だと理解する。

作品の細かい場所や、作りかけのものを覗き込んでいたら後ろから声がかかる。
重岡建治氏であるとすぐに分かり、挨拶をし、作品への自分の感想を述べる。
最初に好きになった作品のことを上手く説明出来た気がして、満足だった。

大阪から今回が3回目だと言うオジサンと共に質問をし説明を受ける。
これはクスノキで宇佐美の農道を作るとき抜かれ、乾燥に20年かかった。
家具には向かないし、本来は芯を抜くけどこれは抜かず、裏側に工夫を凝らした。
重いから家具には向かない。
家具なら手間がかかり値段が上がる
昔の旅館なら扱っただろう。

木の芽に沿って逆らわないで彫る。
木に対して従順に素直になって彫る。
粘土なら好きに出来るけれど、木に対しては素直に従うしかない。
イタリアの彫刻家は職人上がりなんだ。
ボクのモクチョウ(木彫)の先生も16からやってる。
職人の技術があってこそ出来ることですよ。

右目がほとんど見えなくなってね。
86歳の作家は、こともなげに言う。
後ろのはプラスチックの型なんだけど、見やすいように白に塗ってるんです。

30分ほど説明を受け質疑応答をこなしてもらった。
ちょうどフランスから訪ねた予約客と挨拶が始まったから2階を見せてもらった。
いわゆる過去の作品が眠っているのだけど、触り魔にも許可が。
水泳家族には北島康介が受け取ったトロフィーの原形、康介クン、不要なら頂戴。
不埒なことを考えながら、創作意欲が溢れる86歳に、多大なエネルギーを貰った。
先の大阪人、ちっちゃい先生が大きな作品を作りまんな、同感だが反応はせず。
雨の日、予想どおり来場者が少なく、自分には満点の時間だった。
帰り際の挨拶は、今夜はいい夢が見られます、と頭を下げる。
あのね、小岩の駅前にもボクの作品あるから見に行ってね、と言われた。
ファイト!
重岡建治と付き合っている [ひと]
人は皆、バトンをつないでいく。先祖が培ってきた生きる知恵を学び、自分なりに工夫を重ねていく。そしていつの日か、息が切れる日がやってくる。しかし時を経て、思いのギッシリ詰まったそのバトンは、必ず次の世代が受け取っていく。今日もあたらしい風を受け、時は流れていく。
■ らんまん

子どもの頃「絢爛」が読めなかった。
だが、「爛漫」は何となく当てずっぽうに読んでいた。
初夏の風に当たり、春爛漫を今年も堪能できたことを嬉しく思う。
そして今、NHK「連続テレビ小説」が久々にマトモな作品を放送していると思う。
最近の作品は伏線回収などとばかりに気を取られ、浅はかな作品が続いた。
しかし、現在の「らんまん」は武者震いをする時がある。
恋のワクワクは心を軽くしてくれるが、それが主ではない。
大昔にバニーガール姿で「愛の水中花」を歌っていたあの松阪慶子がド迫力だ。
何かを選ぶことは 何かを捨てることじゃ、鬼気迫る松阪慶子の真ん丸顔。
実在の人物を扱うと、ちゃんと作れるやないかと思う。
人とぶつかって岐路を選んできた自分の人生を思い起こしながら見ている。
親の思い、恩師の思い、先輩の思い、人々の思いを振り返っている。
■ 彫刻家 重岡建治

伊東の浜、オレンジビーチの隣りに「なぎさ公園」がある。
そこには重岡建治の24基の彫刻が設置されている。
写真は、アダムス像とサン・ブエナ・ベンツーラ号の碑(按針メモリアルパーク)
5月2日(火)付、日経の文化欄に重岡建治氏の記事が載っていた。
彼の作品は街のあちこちで見られるが、伊東市役所にもあるという。
見に行かなくっちゃ。
■ 伊東市役所

市役所と市議会になるのだろうか。
GWのさなかに訪れたので庁舎には入れなかった。
なかなか美しい設計で、しばし見とれ、今度は中を見学に来ようと思った。
■ 大地より生ずる(1995年)

この作品は、イタリア中部のリエーティの街に重岡建治は寄贈した。
と、日経には書いてあり、その都市の市役所を飾ってもいるとのこと。
そう言えば、イタリア共和国ラツィオ州リエティ市が伊東市の友好都市と聞いた。
リエティ市の「樽乗り競争」と伊東市の「タライ乗り競争」で、姉妹都市になったとか。
昭和60年に樽とタライで友好都市提携を結んだという。
去年も7月にタライ乗り競争をしていたが、なるほどの世界である。
■ 白旗

妻の実家には、時々「赤旗」の「お試し版」が入る。
読んでみると、あまりの偏りに腰を抜かしそうになるが、頑張っているんだね。
どうぞご自由に、朝日新聞も月額を500円値上げして焼け石に水を掛けるようだ。
何でも反対ばかりして足を引っ張り時代も読めない政党が陥没を始めた。
無法国家の侵略が起きた際に、自国民の安全をどう確保するのか、議論がない。
来年の増税を隠し、年金制度の見直しも煙に巻くキシダ政権には怒りを持つ。
悪い奴ほどよく眠る。
滅び行くものたちは元気よく文句を言う。
バランス感覚を失った厚顔無恥が消滅を始めているが、知ったこっちゃない。
正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
ファイト!
会食の多い4月だった [ひと]
寒い日が続き上着が必要だったとしても、数日後には暑い日々。
毎日、めまぐるしく気温が変化し、体力の消耗が激しい。
少しばかり体がダル重く、体調が不良へと傾斜する。
相変わらずめまぐるしく時間が過ぎる。
お金が散り消え、羽根が付いてフェザータッチに翔んでけぇ~。
春眠暁を覚えず、ただひたすら眠い。

統一地方選挙が終了し、一喜一憂を通過した。
千葉県議会議員の候補にプリティ長嶋が昔の名前で出ていました。
大丈夫なのかと思っていたら、結構な獲得票で当選していた。
お笑いものまねタレントではあるが、議員生活の方が長いかもしれない。
苦情を聞いて回り、駅前の段差をなくす活動だとか地道な活動を目にする。
仕事さえちゃんとしてくれるなら、ジャイアンツのユニホームを着ていても可。

4月も最終日、早いぞ、あっという間の風の如し。
人と会って外食をする機会が多く、パワーランチも幾つかこなした。
長女と蒲田の「とんかつ丸一(まるいち)」で食べたトンカツは過去最高だった。

自分が3年間面倒を見た最後の生徒との会食は元気が出た。
ケニア遠征の夢はまだ紡いでおり、夢の途中の話を聞いた。
そして、長生きしてねと、余計なことまで言われて、LINEが届いた。
10年以上アフリカで働くと豪語しながらも、向こう数年はまだ日本での下積み期間が続きますが、最後の巨大市場が本格的に注目される頃には一部地域の周産期医療で活躍していると自負しています。◆先生に手をかけていただいた、頭も良くない、忍耐力もない、高校受験で人生最初の挫折を味わって捻くれていた当時16歳のわたしがどこまでゴールに近づけるか、最後まで見ていて欲しいと思っています。◆情熱大陸に取材された暁には、先生のことをお話ししますので、そちらもお見逃しのないよう、何卒。

麻布のフグ料理店で働いていた料理人との会食は楽しかった。
何てったって、食べるものを全部解説してくれるのだし。
ふぐ調理師、ソムリエと資格を取り、独立に向けた準備。
5月から浜松に帰り、鰻とスッポンを極めるとか。
彼とは、印旛沼の鰻を食べて、その白焼きの美味さを語り合った。
彼の勧めで栃木産のあきたこまちを買うことにし、雑炊に最適だとか。

29日の始発で伊東に向かったが、かなりの人出だった。
GWの移動、人出は過去数年を超えるのでしょう。
インバウンドも増加し、C国からも流入してきた。
1週間、山に籠もって読書と調べ物。
来年は年金制度の見直しが入るだろうし、増税の理由付けも始まってきた。
それよりキシダ・ハヤシの軟弱姿勢で韓国への誤った選択をせぬよう、注視。
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バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
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時間がないない [ひと]
デュッセルドルフ在住のその女性は、日本に生まれ育った。
大学院をパリ、チューリッヒ、デュッセルドルフですごし、研究職に就いている。
大学での講義は英語でおこない、独語で研究発表、映画の字幕は仏語が楽だという。
村上龍が、外国に10年も暮らせばそれだけでリスペクトに値すると言っていた。
おそらくそれは、自立した、真の自由を手にしているということなのだろう。
束縛からの自由ではなく、コミュニケーションの不自由さがない自立した自由。
その女性が言うには、ドイツの慣習の古さは差別との戦いだという。
人種の区別や女性を従属的に見る姿勢と、日々、ヒリヒリするほど向き合う。
平和ボケする暇などない、国境線上の現実的な厳しい生活があるのだった。

束縛から逃げて大阪を出奔した私には、まばゆいほどの憧れの女性の姿。
そういう女性と少しでも会話が出来る時に、私は最大限のサービスをする。
そう、私に出来ることは笑わせることぐらいだからね。

娘がドイツから帰ってきた。
何はなくとも寿司だろう、市川市民だから銚子丸へ行く。
3か月の滞在期間、蒲田そして小岩のマンションを拠点に仕事をこなすようだ。
父は空港から第一の拠点、数週間後に第二の拠点への荷物運搬。
本当なら予算があるから業者を使えるのだが、お父さんの仕事、という優しさ。
サガワのイケメンには負けるけど、サービスは十分努力。

既に家族のかたちが変わり始めている。
適切な距離を保ちながら、それでも時間を共有して新しい記憶の上書き。
ちょっと寂しいのだけど、欲をかいて踏み込めば壊れる脆さがある。

金曜から妻は学生時代の友人と、4人で伊東へ行く。
女子会をする妻たち、夫相手では不可能なストレス発散を、どうぞ。
東京駅を出発する前に大丸に集合する妻と別れ、私は伊東屋へ。
駅前から歩いて新しいビルを見上げ、不思議な道を通る。
勉強用のノートとインクのスペアを買い、銀座、日本橋を歩く。
その時の少し、都会的な写真を5枚。

40年前、お父さんにご挨拶に伺った家で、私は一人、数日間を過ごす。
ジプシーのように何処でも仕事が出来るように、Bluetoothは活躍する。
村上春樹が6年ぶりの書下ろし新刊を出した。
新刊に合わせて老眼鏡を作ったが、受け取りはGW明け。
新しい老眼鏡が出来るまで、心を砕いて悩むとしよう。
説明のつかないことや答えを得られないことはある、それが人生だ。
正確な情報を集める。
バカには近づかない。
美味いワインを飲む。
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入りづらい店の店主 [ひと]
新型コロナで変異株が猛威を振るい始め、感染者数が激増している。
これってもう、ずっと付きまとうのかもしれず、全ては自己責任と覚悟。
夏休みを前にして、観光客を見込んでいた方たちは失望しているのだろうな。
今年の梅雨は驚くほど早く明けてしまったが、またもや梅雨模様。
気象庁が梅雨明け宣言を出し渋ったのは、こういうことだったのかと思う。
マスコミも表現に困って、戻り梅雨と表現しているが、涼しいのは良い。

いろいろと健康にまつわる話を聞く機会が増えた。
最近は特に眼の健康に関する話を意識するのは、自分の眼の調子が悪いから。
それには理由があって、PCモニターを見続ける時間が増えたからだと思う。
眼の疲れが原因だろうが、どうも視界が悪くなった気がしている。
それで、東京に帰る(厳密には千葉県市川市だけど)ついでに、眼の健康診断。
去年も少し眼球の渇きを言われ、点眼液を処方されていたその眼科に行く。

褒め上手の女医さんと、褒め上手の看護士さんに助けられ、眼の健康診断を終えた。
コミュニケーション能力不足の私でも、ちゃんと目的を達成できてうれしかった。
しかも、結果は良好、ただ、白内障への対応準備を始めましょうと、また来年!
視力を計るのも、じっとしているだけだし。
自分の眼球の血管まで精密にデジタル表示され、おそるべし。
不安を抱えるより、それなりに、加齢にしては健康であると分かり、スッキリ!

あっ、終電に間に合うかな、市川に帰る電車が終わるかもしれない。
店主にそう言われ慌ててお会計、お釣りって言われながらも、次回に、と店を出た。
6時の開店からガバガバ飲みまくって、店主の酔いは冷め、私の酔いが増した。
ほぼ1か月間、休酒をしていた。
飲酒復活はこの店と決めて、伊東合宿の試練に耐えていた。
泥酔するかと思いきや、6時間近く飲んでも、店を出て高円寺駅まで疾走できた。

確かに始め、この店は入りづらかった。
実際、常連さんで成立する店だったけれど、排他的ではなく居心地が良かった。
店主も客も偏差値が高く、トークショーを楽しみ、世間話も泥臭くなくて良い、酔い。
店主さんは最近も所さんの番組に出、いくつもの番組に出た、出たがり屋さん。
猿岩石みたいな人で、世界中を長い時間をかけて流浪し、現地の言語をマスター。
学生時代から英語講師をして準備をし、世界を旅する生活も、最近終止符。
海外でサバイバルし続けてきた男、話も面白いし経験値が高く、分析の視点も面白い。
今年の、自分の、新人生での、出会った人第一号である。
仙人みたいな合宿生活を送る私だけど、店主さんとは親交を深めようと決めている。

今回、こちらに帰ってきた理由の一つは、この店に来ることだった。
金曜の夜、ゲリラ豪雨に見舞われて、常連さんが男子1、女子2だけだった。
開店前から閉店まで、スナックのママと客のように、ふたりで人生を語った。
ワインの試飲会に行って買い付けをしていた店主。
店に入った時には確かに酔っぱらっていたけれど、閉店まで頑張ってくれた。
去年、私の受けた大ダメージを、この店主さんは軽くしてくれる知性がある。
久々に、同性に対して、好き、という感情が芽生えたのだ。
また来月、山を下りて会いに来るときには、もっと賢くなっていようと決めた。
そんなこともあって、久々の BOOK 1st. で、文芸書をしこたま買い込んだ。
来月が楽しみである。
4回目のワクチンを打ちに帰って来るし、刺激的。
今週はもう少し、東京(厳密には千葉県市川市だけど)で仕事と遊びを楽しむ。
ファイト!
元気を貰いながら潜伏かな [ひと]
元気をもらうという言い方に少しばかり抵抗がある。
アスリートが原稿通りのセリフを繰り返すことに、ウンザリしているからだと思う。
人に元気を与えるために走ったり跳んだり泳いだりなんて、する人がいるのだろうか。
好きだからやり、楽しいからやり、勝ちたいからやる。
それが私の中では自然なんだけど、元気を与えるという視点が私には欠ける。
だから、元気を与えようとして戦おうとする人には、どうぞご自由にと白ける。
だが、水泳の日本選手権を見て、池江璃花子さんには元気を貰い熱くなってしまった。
何だろうと考えて、彼女たちの過去を重ね、克服の戦いを見て、元気を貰うのだろう。
池江さんは白血病を克服し、その上、四冠を達成し五輪出場権を手に入れた。
池江さんに、確かに元気をもらっている自分がいる。
鬱鬱とする日々、落ち込むような話が多い日々の中で、救われた。
全盛期に比べて、まだまだ華奢な体だけど、素敵で凄くて素晴らしかったなぁ。
天邪鬼の私も、池江さんに元気をもらった。
ただ、もらった元気も、飲むのに使ってしまいそうだけど。
くどいけど、池江さんはよく頑張ったなぁ、すごいや。
4月7日(水)、あけぼの山農業公園(千葉県柏市)に行ってきた。
次女に、キレイだから行ってくればと勧められて行った。
売りのチューリップは開いてしまって、時期が過ぎていたかもしれない。
その時の写真を5枚並べて、少しいい気分になる。
こうやって桜を見上げて、あー、桜餅食いてぇなぁと思っていた。
すると、通りすがりのおばさんが、桜餅食べたいねぇと言った。
考えることはみな同じ、花より団子、と言うことか。
水泳の日本選手権、最終種目は男子1500m自由形だった。
優勝者は、優勝したのだけど、五輪派遣タイムまで 0.6 秒届かなかった。
1500mも泳いでこの不足は悔しいだろう、途中時間を教えてやれないのだろうか。
嫌なニュースが続くのだけど、今日は考えない。
だって次女と三女が来て、遅ればせながらママのお誕生会。
二人で手作りの菓子と料理を振る舞ってくれるのだから、楽しい事だけ。
ただし、どこでもドアでお願い、コロナ休息の場所に連れてって!
大阪と兵庫が大変なことになっていて、どうなるんだろう。
関東も、いや札幌も仙台も沖縄もと、ぜんぜん沈静せず、増えてるじゃん。
緊急事態宣言も、まんぼうも、もう無力に思える。
それが分かっているから厚労省の役人も送別会を優先するのでしょう。
ワクチンも、ついに届かない話になって来たし。
振り返れば1年間、何をしてきたんだろう。
オレ? 我慢しながら隙間を縫って遊んだ1年たけど、新車買ったし。
まあ暫くまた、我慢すればいいんでしょ、ドライブだけで遠征かな。
ファイト!
熱狂は消費に結びつく [ひと]
熱狂してしまうホンモノがあれば、景気は上向く。
ラグビーは、景気を少しは上に向けたのではないか。
欧州からの訪日客も激増し、キリンのハイネケンもバカ売れだし。
視聴率は「なつぞら」を越え、大河ドラマの10倍以上だった。
そもそも、ものすごい肉弾戦の生放送で、人間ドラマだったし。
放送局も何かを学んでくれたら、と思うが無理だろうな。
日本代表の公式ジャージーを手がけゴールドウィン傘下のカンタベリーオブニュージーランドジャパンが大会前に用意した約20万着は、16日時点で残すところ1万着程度となった。消費も快進撃が続いてる模様。 (たけぞうメルマガ/2019/10/21, Mon 06:39)
韓国で日本産ビールが売れないと大々的に流していた。
もう、アサヒやキリンが倒産するのではないか、と思わせるほど。
だが、ビールがバカ売れしている現実。
9月の訪日外国客数、韓国から58%も減ったと熱心に伝えるマスコミ。
しかし全体では、5%上回る外国人観光客が訪れている。
韓国からの訪日が激減しても、食堂に持ち込みするし宿泊しないし、埒外。
ついでにマスコミは、ユニクロが韓国で全く売れないと、危機をあおった。
しかし、ユニクロは史上最高の売り上げを更新している。
グローバル化と言われているのに、韓国だけをご贔屓にする大新聞。
ラグビー日本代表は散ったが、面白さ、楽しさを学んだ。
まだまだTV観戦は続くだろうし、ビールを飲もう。
さすがに、1万3000円出してユニホームを買いはしないけどね。
でも、太っ腹なオレは、韓国海苔を食い、キムチを食いながら飲む。
意地悪な国だけど、韓国海苔への評価は高い。
キムチへの評価も高いけど、これは国産。
ファイト!
心酔式応援 [ひと]
死ぬ気でとか、命がけでと言う人が居て、嘘つけと思っている。
覚悟を示す表現なんだろうが、多くは行動が伴っていない。
だが、しかし、ラグビーの日本代表を見ていると、嘘はないと思う。
右ウイングの#14、松島クンは小柄でも巨漢に突っ込んでいく。
何度も、首の骨が折れたような態勢で叩き落されたり、投げ飛ばされる。
そういうシーンを見ていると、この人たち死ぬ気なんだと思った。
実際、簡単に死んでしまわないように、だから徹底的に体を鍛えている。
そういうことが分かっていても、ワッと、おっさんでも叫んでしまう。
大阪の高校入学時、我が子にはさせないと強制した、両親の気持ちも理解できる。
丸の内で掃除をするお嬢さんが素敵だった。
ステキなんで後ろから写させてくださいと了解を得た。
楕縁ということは、細長い縁ということか。
リーチマイケルの闘志は凄い、タダ者じゃないと思う。
サッカーW杯の優勝賞金は40億円を超える。
しかし、ラグビーは優勝しても賞金はない。
サッカー小僧だったオレ、何だか申し訳ないような後ろめたい気分。
カネじゃないんだと、お金を見ていない闘志あるラグビー。
移籍金の高さで評価され、お金を見ている投資であるサッカー。
ルーツが同じでも大きな違いではあるが、大きな元気を貰えるラグビー。
彼らの精神を継承出来たらなと、思うのでした。
インタビューも調子こいたことを言わない紳士、謙虚だし。
身の程を知り、徹底的に鍛え、反復した練習を信じる闘志、カッコイイ。
ファイト!
友の語る恐ろしい現実 [ひと]
朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや。
札幌から友人が来た、定期考査の日程を利用して雑事をこなしに。
そして一日の余裕を利用して、会うことにした。
藤芳の浅草橋駅前店で待ち合わせる。
開店早々だけど、満員御礼、次々に来るさらなる客人。
トロトロトンカツを堪能してくれた、ヒレカツも喜んでくれた。
昼食後、拙宅に向かう。
自宅近くで花を見て言う友人、サルスベリの花かな。
百日紅を見たことがないので、分からないと答えた。
泡、白、赤、赤と進み、準備したチーズも楽しんでくれた。
道教委の退職金カット大作戦の恐ろしい現実を知らされた。
私の時より退職金は500万円カットされているといい、今後も毎年100万減少。
退職金は毎年減らし1500万円まで落とすらしい。
こんな話を聞かされて、やる気の出る先生がいるのかな。
益々教員の質は低下していくだろうな。
ファイト!