住み家を前向きに考えるのか [日常]
ねえ、わたしの老後のことなんて何も考えていないでしょ。
何となく生きてしまっている私に、8つ年下の妻が問うた。
何となく男女平均寿命だとかも含めて、自分が先に死ぬのかな。
その程度のことしか考えていない私には、辛辣な質問だった。
怖いから妻が先に亡くなることは考えないようにしている。
そこで思考停止して、自分が先立つなら、考えるべきことがある。
頭の中は子どものことで一杯だった。
子育てを終え、ならば、自分のこと、妻のことを考えるべきだった。
少しでも一緒に居たい、そういう自分本位ではなく、考えるべきだった。
娘夫婦と年末年始を過ごしながら、家族の幸せをかみしめた。
若い恋するカップルのように、ボクも妻を愛するんだ、と思った。
しかし、今後を考えるということは、自分亡きあとも考えるべきなのか。
何処に住むか、何処で暮らすか、このことを前向きに考えねばと。
海外に住む娘たちが「家族に会う」ためにも、空港へのアクセスが重要だ。
そういう、現実的な話を、煮詰めていくべきなのかなと襟を正す。
ファイト!