異常なほどの値上がり [味]
私たちの北海道時代は、贅沢な食材を手に入れていた。
ある意味で贅沢な食生活を楽しんだ。
そんな思い出を、写真の断捨離で見つけた。
2013年10月22日の写真、11年前の話。
それより10年ほど前から海水温が高くなり鮭が獲れにくくなった。
しかしさらに収穫量が減り、生筋子の販売価格は2倍近くに上昇。
特売の日に並んで生筋子を買う。
昔はバドミントンラケットを使っていたが。
筋子をほぐす専用金具が出回った。
ここまでが大変な作業。
それを一意専心、妻には感謝。
食欲をそそるものである。
秘伝のたれに漬け込む。
友人や世話になった大学教授に送るために計量。
商売ではなく、末端価格の半額以下になるからお得感。
北海道に移り住んで、これが私の幸せでした。
晩秋の「親子丼」の贅沢な輝きが好きでした。
最近ではこんなので3000円は取る、バカみたい。
大丸札幌店地下1Fに魚の北辰がある。
ここで買えば、おばさんが店内で生筋子をほぐしてくれる。
秋口に札幌遠征する時は、現地で漬けてアイスボックスで持ち帰る。
ファイト!