SSブログ

ジンギスカンと散歩  



妻に付き合って札幌に行ってきた。
ママさんバスケットの仲間と会うと言い、くっついて行く。
女子たちの盛り上がり激しく、恒例行事に昇格したと言う。

コロナ騒ぎも3回目のワクチンを打ち終え、4回目の待機。
2年余りの我慢も、雪解けとなるのだろうと希望的観測。
少しずつだらしなくなりながらも、飲食店の活気を期待する。




a20220603_171337.jpg

いま北海道にいる。
そんなコメントを入れても通用し、やっぱり北国だねぇと笑える写真。
しかしこれは一昨日、金曜夕方の、こんなの初めての光景である。

一天にわかにかき曇り風雲急を告げる、バラバラバラ、雹が落ち、雷だ。
天候、空模様の急変に驚いたが、30分の後、道が氷で埋まっていた。
夜のニュースも土曜のニュースでも市川がたびたび映り、局地的なのか。






b20220527_083428.jpg

北海道に行き、新千歳空港に着いたら一番に、かま栄の販売店に出向く。
ひら天を1枚、ここで食べる、と購入。
向かいの酒類販売店で、北海道限定を謳うCLASSICを買い、再会を喜ぶ。




cAA4I7421.JPG

土曜は、女子会とミニ同窓会に分かれて宴。
私は、40年近くぶりに、かつて少年だったオッサンに会い、絶句する。
3秒ほどの沈黙、髪の毛が、相手を傷つけないように、よお、と、しかし声が震える。

厳密には35年とか36年という時間は、人の変節を強いる。
身体的特徴の激変は責めてはならぬ、お互い様だ。
相手も気を使ってくれていて、感謝のこころ、呑もうぜ。

居酒屋に6時間も長居してしまった後、次、次から次。
粘っこいハシゴ酒を繰り返し、実に久しい、朝帰り。
いい年して、ススキノで吐き出される若者に混じって、北の朝帰り族。




d20220528_063106.jpg

ホテルにこっそり帰り、瞬時の仮眠そして、さあ朝の散歩だ、絶好調。
路地裏で面白い建物を見つけたり、旅先の散歩の醍醐味。
ただ、やっぱり北海道の道幅は広く、歩くのが心地よい。

妻との朝食は、二条市場で。
観光客に混じって海鮮丼は食べず、焼き魚定食さ。
市場の朝ごはんは焼き魚定食、海鮮丼にあらず。




e20220529_170907.jpg

旅に出て、誰と、何を食べ、何をするか。
人に会うための旅だから、観光ではなく、お見舞いにも行き激励をする。
庶民的に、北海道でしか食べられない「みよしの餃子」でCLASSIC、旨し。

ススキノを3日間放浪して、ジンギスカン店が多いことに驚く。
牧場経営者の店に入りCLASSIC、驚いたことに値段の高い肉から売り切れる。
北海道時代に食べていた松尾ジンギスカンとは、世界が違った。

恒例行事に昇格したので、来年は早い時間に来て、希少部位を食いつくす。
行列のできる店でラーメンを食ったし、本州では食べられないアップルパイも食べた。
美味すぎる焼き鳥も食ったし、次回もススキノは攻めまくる。




f20220528_092458.jpg

二条市場のそばに創成川がある。
一級河川に分類されるけれど、人工河川。
ここにアンダーパスを通し公園も作られたが、現役時代は車で通過するだけだった。

川岸を歩くことなどなかったが、食の旅人として帰り、初めて歩いた。
驚いたことに、おそらくC国の方々が捨てたであろうトランクが並んでいる。
いわゆる浮浪者が、路上生活者が確保したのだろうか。

30歳を過ぎた教え子と歩きながら、ちょっと怖いねと言った。
彼女は母親を養いながら、仕事をし、さらに国家資格もやっと受かったと言う。
正社員であり、アルバイトもし、副業も始めると言い、正しいと伝えた。


気になる人と会い、歩き、語り、呑み、笑う。
楽しい時間を過ごしながら、しあわせだと思った。
先生に会うと元気が出ます、と言われたけれど、元気になるのはこちらである。




ファイト!





ファイト!(76)  コメント(17)