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改造人間鋭意作成中   [@Home]



 5月末には札幌遠征を楽しく終え、私個人の荷物と、妻の少しばかりの衣類を引っ越し準備とし、量が少ない割には手間がかかりました。いちど作りかけたスタイルを壊すのですから、やる気が起きないのでした。それでもいくつかのお別れ会を終え、過去を断ち切る旅に出ました。(お別れ会と言っても行きつけの4軒の飲食店にご挨拶をしに行って飲んだだけなんですがね。)


 そして伊東に移動して1週間が経ちました。泳ぎ込みだけは毎日続け、それなりの成果は出てきました。電動自転車を休んで、昨日は、買い物ついでに海を見に行きました。往復8000歩弱。しかし帰りは坂道を登るので脚力の鍛錬になります。いよいよ、今週からは海岸散歩が出来そうです。



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 一日の流れをまだ作り上げていませんが、ベッドも届いたし、思いのほか広かったリビングには従来のテレビじゃ駄目だなと、75型を購入し、小さな映画館も出来上がりました。週に1本は映画を見るようになれば、少しは落ち着いたと言えるのでしょうか。





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 朝は4時頃には起き、ただ、疲れてしまって5時になることもありますが、朝の散歩の後に温泉です。温泉には一日2回入り、朝と晩と言うことでしょうか。風呂上りには「美酢 カラマンシー」を1杯飲んでいます。




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 今月いっぱいは減量と基礎体力作りを念頭に生活を設計しています。食事は豆腐、納豆、野菜ジュース、ヨーグルトという味気ない朝食に始まり、あれこれ工夫を凝らした簡単食事です。女子力の高い生活が始まったのかもしれませんが、夜寝る1時間前には、プロテインを飲んで体をいたわっています。





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 毎日1時間の水泳、それにサウナで汗を流しています。筋トレのためのジムもありますが、機械の使い方がよく分からないので、わかるやつだけコッソリやっています。娘が来た時に、機械は使い方を習おうと思っています。本格的に体をいじめるのは来月以降で、今月は、ゆるり、基礎体力作りと、基本的な生活習慣、食生活の管理が主眼です。




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 たくさんのモノに囲まれて圧死しそうな人生から脱出し、フットワークを軽く、今日を生きる始まり。かなり思い切った決断だけど、この変化を呼び込めなくては前進も、成功もないでしょう。ギリギリいっぱい精一杯、それでも笑って生きて行けるだけの余裕があるのだと、明日への希望を持ちます。


 今日は妻が寛ぎに来ます。私の鍛錬は勝手に進めながら、彼女にはゆっくりしてもらおうと思っています。プールの使い方を教え、マッサージ器やジムの扱い方も説明して、各自で。ただ、ランチは伊豆太郎で寿司を食おうねって。

 始まったばかり。好発進といたしましょう。




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新しい日常   [日常]


New beginning - Luke Faulkner を聴きながら。
いま、ここ、家、何処なのか、何となく不思議な気分でいる。
あと数時間で日曜になる、土曜の夜、山の中腹からは都会ではない夜景が見える。

昨夜、夜中を過ぎた時間に、ひとり大声を上げて叫んでいた。
誰もいないし、誰が来るわけでもない、そんな場所で心の叫び。
自分が決めてここに来たのだから、きっと正しいのだから、前へ。

伊東の街に知り合いはなく、居酒屋の彼女と、不動産屋の彼を知るだけ。
実は私はこういうものでと、言い訳をせずに、独り決めたことをやり通せる環境を得た。
失った人間を思い出す環境からの脱出、動き出したのだ。




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伊東にだってアジサイは咲き、人の営みがある。
お気楽なのか悲愴なのか、それは人それぞれ。
だから我関せず、荷解きを終え、業者さんの作業も終わった。

室内プールがあるので泳いだ。
娘なら壁を蹴り、ひとかきもしないで壁に届くサイズのプール。
それでも、老いた私レベルの運動にはちょうどいい。

夕食前に小一時間、ただ闇雲に泳いで、サウナに入って汗を出し切る。
その後、温泉に浸かって、からだの疲れ具合いに満足する。
まだ始まりなのだから、無理はしない。




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引っ越し準備の時、妻に言ったのだ。
古い昔の半ズボンが紛れ込んでいて、これが夏の終わりには穿けるように。
ちょっとした目標になって、8月までには穿けたらと思うの。

しかし妻は言う。
伊東に置いておくスカートを選びながら、20年前のだけどまだ着られる。
あら、結婚前のスカートがあるわ、まだ大丈夫だわ。




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食材を買うのだけど、さすが静岡県、山わさび納豆。
食ったら今までにない味で、こりゃ美味い、さすがワサビ大国の静岡。
と、でも発売元の「おかめ納豆」は茨城県だけど、ね。




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魚釜 日本橋横山町店に行き「焼きサバ釜飯定食」を食べた。
HOTCOOL さんの記事で、味の想像がつかず食べたかったのだ。
彼の紹介するものは、今のところ自分の、食の好みに合っている。

確認と言うか、妻と行った。
かっぱ橋道具街へ行く前に食べようと妻を誘う。
伊東で使う大根おろし器と、ピーラーを買いに行ったの。


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妻は、「蛸釜めし定食」を食べて、おいしいわぁと喜んでいた。
お裾分けを貰ったが、さっぱりし過ぎて好き好きでした。
私は、懸案の「焼きサバ釜飯」を注文し、炊けるまでの待ちを回収する美味さ。

鯖を箸で切り、それだけで食っても旨し。
ぐじゃぐじゃに混ぜて食っても、旨かった。
ほどよい脂っぽさがあって、しかし魚臭さはなく、上出来。



コロナ騒ぎも下火になった。
鍛錬生活が軌道に乗るまで伊東に籠るのだけど、市川に帰る時の楽しみを作る。
せっかく帰るのなら、積極的に東京探訪をし、美味いものを食うぞと心躍る。




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引っ越し   [趣味]


昨日、家の前の公園で花を写してみた。
ビョウヤナギとアジサイは分かるが、名前の分からない花もあった。
紫色の顔をして、タンポポの親戚のような不思議な花に興味が湧いた。


落ち着かない日々だけど、大きく動く。
今日は私の荷物を中心に、2t車に荷積み、伊東への引っ越しだ。
人生をやり直すことは出来ないが、生まれ変わる。

激しめの気分転換、環境激変を導入した。
落ち着くまでは月に一度だけ、義母様支援で市川に帰ってくる。
それまでは、伊東で自分改造に没頭する。




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2021年は最悪の年だった。
正月明けから飛び降り自殺に付き合って、自分も落ちてひどい目に遭うし。
自分なりに応援した元同僚、大切な現役教師が亡くなって、呆然とした。

晩年に得た親友、と称していた現役大学教師が全身にガンが転移して亡くなった。
二人で東京五輪を楽しみにしていたが、もう声も聞けない、酒も飲めない。
そこに身内の裏切りに遭い、肉体が引きちぎられる思いであった。

2021年を引きずって生きていくことは出来ない。
幸いに東京進出で買ったマンションが、2割上昇していたので売った。
全部捨てて、伊東のリゾートマンションで、頭と心と体を鍛える。

このままでは狂ってしまう、と思っている。
変えてしまわねばと、思っている。
自身の、人生最後の成長期に期待したのだ。




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自分が何をしたいのかは分からない。
しかし、やるべきことは決めていて、いくつかのことを極めるつもりでいる。
他の人が簡単にできることでも、自分には難しいことを、鍛えてみるつもり。




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朝の海岸散歩、室内プール、フィットネスジム、勉強、組み合わせる。
夏までに、自分の単純な生活を作る、成長戦略だから、野心がある。
勉強は全てオンデマンドで出来るようにしたし、教材も揃えた。




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とても大切な人を3人うしない、重大な裏切りで傷つけられ、舵を切った。
大きな喪失感と挫折と傷心が、私に舵を切らせたのだろう。
重大な決断を、1月から実行に移せたのは、私の運の良さだろう。

新しい成長生活に慣れるまで、暫く忙しくなると思う。
妻も月に数回は、からだを休めに伊東に来る。
別居生活にはなるが、新鮮に、妻よ刮目して見るべし。




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自分には、あとどれぐらいの時間があるのかは分からない。
それでも今回の決断は、正しいことだと思っている。
忌まわしい2021年を切り捨てて、前に進むためだから。

美味いものを食う、楽しい場所へ行く、大事な人と時間を共有する。
限りある時間で、それらを満喫するためにも、頭と心と体を引き締める。
ウミガメにも会いに行くし富士山にも登る、全ては鍛錬だと思って移動!




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ジンギスカンと散歩  



妻に付き合って札幌に行ってきた。
ママさんバスケットの仲間と会うと言い、くっついて行く。
女子たちの盛り上がり激しく、恒例行事に昇格したと言う。

コロナ騒ぎも3回目のワクチンを打ち終え、4回目の待機。
2年余りの我慢も、雪解けとなるのだろうと希望的観測。
少しずつだらしなくなりながらも、飲食店の活気を期待する。




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いま北海道にいる。
そんなコメントを入れても通用し、やっぱり北国だねぇと笑える写真。
しかしこれは一昨日、金曜夕方の、こんなの初めての光景である。

一天にわかにかき曇り風雲急を告げる、バラバラバラ、雹が落ち、雷だ。
天候、空模様の急変に驚いたが、30分の後、道が氷で埋まっていた。
夜のニュースも土曜のニュースでも市川がたびたび映り、局地的なのか。






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北海道に行き、新千歳空港に着いたら一番に、かま栄の販売店に出向く。
ひら天を1枚、ここで食べる、と購入。
向かいの酒類販売店で、北海道限定を謳うCLASSICを買い、再会を喜ぶ。




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土曜は、女子会とミニ同窓会に分かれて宴。
私は、40年近くぶりに、かつて少年だったオッサンに会い、絶句する。
3秒ほどの沈黙、髪の毛が、相手を傷つけないように、よお、と、しかし声が震える。

厳密には35年とか36年という時間は、人の変節を強いる。
身体的特徴の激変は責めてはならぬ、お互い様だ。
相手も気を使ってくれていて、感謝のこころ、呑もうぜ。

居酒屋に6時間も長居してしまった後、次、次から次。
粘っこいハシゴ酒を繰り返し、実に久しい、朝帰り。
いい年して、ススキノで吐き出される若者に混じって、北の朝帰り族。




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ホテルにこっそり帰り、瞬時の仮眠そして、さあ朝の散歩だ、絶好調。
路地裏で面白い建物を見つけたり、旅先の散歩の醍醐味。
ただ、やっぱり北海道の道幅は広く、歩くのが心地よい。

妻との朝食は、二条市場で。
観光客に混じって海鮮丼は食べず、焼き魚定食さ。
市場の朝ごはんは焼き魚定食、海鮮丼にあらず。




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旅に出て、誰と、何を食べ、何をするか。
人に会うための旅だから、観光ではなく、お見舞いにも行き激励をする。
庶民的に、北海道でしか食べられない「みよしの餃子」でCLASSIC、旨し。

ススキノを3日間放浪して、ジンギスカン店が多いことに驚く。
牧場経営者の店に入りCLASSIC、驚いたことに値段の高い肉から売り切れる。
北海道時代に食べていた松尾ジンギスカンとは、世界が違った。

恒例行事に昇格したので、来年は早い時間に来て、希少部位を食いつくす。
行列のできる店でラーメンを食ったし、本州では食べられないアップルパイも食べた。
美味すぎる焼き鳥も食ったし、次回もススキノは攻めまくる。




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二条市場のそばに創成川がある。
一級河川に分類されるけれど、人工河川。
ここにアンダーパスを通し公園も作られたが、現役時代は車で通過するだけだった。

川岸を歩くことなどなかったが、食の旅人として帰り、初めて歩いた。
驚いたことに、おそらくC国の方々が捨てたであろうトランクが並んでいる。
いわゆる浮浪者が、路上生活者が確保したのだろうか。

30歳を過ぎた教え子と歩きながら、ちょっと怖いねと言った。
彼女は母親を養いながら、仕事をし、さらに国家資格もやっと受かったと言う。
正社員であり、アルバイトもし、副業も始めると言い、正しいと伝えた。


気になる人と会い、歩き、語り、呑み、笑う。
楽しい時間を過ごしながら、しあわせだと思った。
先生に会うと元気が出ます、と言われたけれど、元気になるのはこちらである。




ファイト!





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