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菜の花ロード   [旅]



義母様が無事に介護施設に入所され、ホッとひと安心している。
振り返れば3週間という時間も、あっという間の夢の中、朧げな時間だった。
とんでもない経験もしたけれど、恨みごとはない。

毎日は緊張して密度の濃い時間に思えたが、穏やかな時間が大事だと痛感した。
大騒ぎの後は、ドイツの長女とのSkypeにも参加して、楽しんでくれていた。
あれは一体、何だったんだろうなと未遂事件を思えば、ドキドキしてしまう。

義母様の精神状態が安定すれば、穏やかな時間を過ごすことが出来る。
施設の方への申し継ぎも終わり、平穏な時間を過ごしてもらえたらと思う。
そして施設では、話し相手も出来たようで、ひと安心している。




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左手は、まだフライパンが持てないので、晩ごはんづくりも手抜きである。
博多から取り寄せのもつ鍋なんかで、適当に誤魔化すのだ。
ぼちぼち、本当に少しずつ、お料理番も復活したい。




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義母様の入った施設は車で5分ほどの場所。
妻の職場と自宅の間にあり、妻は仕事の帰りに寄るという日常が始まった。
去年と変わらない生活が始まったけれど、不安が減少したのは事実。

施設の方に任せて、疲弊をまぬかれる。
重要なことだと以前から言い、何と言われようと、生活を死守する。
出来ないことをして自滅するよりは、この選択に悔いはなし。




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義母様を送った日も、車を降りるにあたり、丁重なお礼をされた。
少し意外な気もしたが、精神的にも落ち着いていたのだと思う。
しにたいと言い出す不安もあるけれど、常に激励をしていたい。




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実は、どっと疲れが出てきてしまって、ボーっとしている時間がある。
今週は心を強く、生活を改善し、修復し、日常を立て直す。
元気があるふりをしながら、元気になっていくことにしている。


鴨川まで愛車を駆って、気分転換をしてきた。
菜の花畑が広く、10年目の菜の花ロードだそうだ。
畑に近づくと、ミツバチの羽音が集まって、ブーンと、ものすごい音がした。

菜の花畑の中に入っても良いのだけど、深く入るのは憚られた。
大量のミツバチたちの大合奏が、威嚇に聞こえるほど凄かった。
コロナが収束すれば、近場のドライブなら連れ出せそうな期待をしている。





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