芸術で食欲の秋 [趣味]
読書するとは、自分でものを考えずに、代わりに他人に考えてもらうことだ。
(ショーペンハウアー)
毎週土曜日にBSテレ東で、「新 美の巨人たち」を録画して、日曜の朝に見る。
先週はクリエイティブディレクター佐藤可士和だった。
国立新美術館の「新」のデザインをした人である。
先週の番組で、黒川紀章による国立新美術館の建築にも触れていた。
そんな記憶が覚める前に、友人から手紙が来た。
日展に13度目の入選を果たしたので、作品を見に来てほしいと誘われた。
じゃあ、あの風変わりな店でランチを食べることにして、行くかと。
昨日は朝から、妻と出かけたのだった。
土曜ということもあり、あちこちの人出が多いと感じた。
この赤い「新」の字、変わったデザインだなと思っていたら、佐藤可士和だった。
ユニクロやTポイント、楽天のロゴをデザインした人。
すこ~し、私は引きつけられてしまう。
日展の位置づけはどういうレベルなのか、分からない。
自分なりには国体みたいなものかなと、思ったりする。
娘が10年連続で北海道の代表になったが、友人はそれを遙かに超える日展。
跳んだり跳ねたり走ったり泳いだりする国体より、秋だし、日展がエラく見える。
物凄い数の日本画、西洋画、彫刻、書であった。
製作者たちの意図するものを、全て受け取ったわけではない。
ニュース速報を見ると、ショーン・コネリーが亡くなったという。
好きな俳優さんで、90歳、でもねぇやっぱり寂しいな。
いちばん好きな映画は、オードリー・ヘプバーンと共演した「ロビンとマリアン」。
いずれにせよご冥福を祈る。
こんな頑固で渋いオヤジでありたいと思う。
そのうち特集が組まれるだろうから、「ロビンとマリアン」はまた見るぞ。
書の展示室は満杯感が半端ない。
絵画のようにただ、どっしりと展示されることはない。
ぎゅうぎゅう詰めだったけれど、掘り起こしながら、見た。
ランチは不思議な円錐形のてっぺんにあるレストランで食べた。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ である。
ランチのセットメニューを頼んだが、美味しかったぞ。
さて今日から11月、この月もやることが多く、充実するのだと思う。
10月はあっという間に過ぎてしまったが、これでいいのだろうか。
残る2か月も加速して、祈りの正月を迎えるのか。
北海道のコロナ感染者数が増加傾向にある。
ここは注意して見ておこうと思う。
今のところ大丈夫、外出する機会が増えたので、用心用心ご用心。
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