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どうなんだろう   [日常]


スーパーコンピュータ富岳のシミュレーションによる解析を見て。
2番じゃダメなんですか、と民主党の寝ぼけた印象操作を思い出す。
ミサイル弾道を計算する国防兵器なんだよ、天気予報もね。

やっぱりすべてはマスクに尽きる。
飛行機やタクシーでの飛沫の気流を見て、マスクだマスク。
GoTo を騒ぐ前にマスクが大事、とアベノマスクはイイ線突いてたんだ。




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ノンビリ勝手に好きにやらせてもらってはいるが、マスクなしは不安。
ゴミ出しにも最近は、マスクしないとなぜか不安になる。
まあそういう臆病さが、きっと今は大事なのかもしれない。




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にらまれても困るんだけど、オレはマスクしてるし。
そっちが問題やねん、と思っても通じはしないだろうな。
何が気に食わないのか、通り過ぎずに睨まれてしまう。

最近、何か意地悪したかなぁ、した覚えはない。
猫の多頭飼育を批判的に喋ったことはあるけど、キミじゃない。
暫くの睨み合いの後、ネコくんが行きすぎるのを待つオレ、猫怖い。




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何だかイイ加減な感じだけど、チケット売ってたぞ。
東京の真似して千葉も販売中止って、噂だけなのかな。
チーバ君がカッコよく納まってるから、記念に取っておくかな。




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ま、少し忙しい日々に、感謝。
志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなった時は大ショックだった。
その後、新型コロナの様子がおかしい日本、その正体は不明。

世界と違った状態を感じているんだけど、どうなのかな。
出て来る数字で振り回されてるんだけど、それでいいのかな。
未だによく分からないだけど、マスクとうがいと手洗いは忘れない。




ファイト!





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『小さな村の物語 イタリア』   [TV]


基本的にTVは録画して、CMカットで早送りで見ている。
毎週見ているものがいくつかあるが、例えば『小さな村の物語 イタリア』。
BS日テレで毎週土曜日の夕方に放送されている紀行・ドキュメンタリー番組。

毎回小さな村を訪れて、そこに住む人々の生活を垣間見る。
コロナ禍で、10年ほど前に訪れた村を現地スタッフが再度、撮影に行く。
牧草地の広がるのどかな村や、山岳地帯の村、湖畔の村を訪れる。

21日に放送されたのは北イタリア、山に囲まれた湖畔の村モルヴェーノ。
第335回 モルヴェーノ / トレンティーノ・アルト・アディジェ州
2009年の初訪問から11年ぶりに、村で生きる家族のその後を見つめる。




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ドロミテを間近に見る展望台前の山荘を、半世紀前に建てて家族で経営。
11年前の訪問では、山荘経営者のエットレ・サルトリが語る。
孫に、「お爺さんからあれもこれも教わったと言って欲しい」と。

この夏訪問した時、エットレはすでに亡くなっていた。
しかし彼の生きた証はすでに孫の中にあり、孫の成長が頼もしい。
孫は山荘のレストラン料理人として、頼られる仕事をしていた。

10年幅の時間で人が消えていく哀愁はある。
しかし土地に根付いて、家業を我がものとして定着していく姿は凛々しい。
ゆっくりとした時間の中で、単調な中にも意味を見出す姿が素晴らしい。

そしてレストランでのもてなしも暖かく、酒も料理も美味しそうだ。
ランチの後、目の前の展望台からの眺めを楽しむ老夫婦がいた。
空気も澄んでいる、こういう場所で食後の散歩をしたいと思う。


番組のテーマは、美しく生きる、気候や風土に逆らわず、共存しながら暮らす。
先人たちが築き守ってきた伝統や文化を誇りに思いながら生きる。
静かで大人しい番組だけど、心に響いてくる、次回はトスカーナ地方の小さな村。




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イタリアの小さな村の番組では、必ず老人が述懐するように語る。
いつも普通に、笑顔で、当然のように渋いことを言う。
人生って毎日をきちんと生きること、そうじゃなきゃ死んじゃうでしょ。




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いつも富士山を撮りに行く里見公園は自転車で15分。
そこからも空気が冷えて快晴なら、筑波山もよく見える。
でも、ガマガエルが見えたことはなく、本当にいるのだろうか。




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登山口は無視して、ロープウェイで女体山に登った。
最後の山頂までの山道は、15分ほど息を切らして登ったの。
車で途中まで、そしてロープウェイ、仕上げは徒歩よ。




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銚子へ行った時の展望台に看板があり、筑波山が記されていた。
縄文時代の筑波山周辺は海であり、波を防ぐ堤防の役割を果たした、説。
「つく」は「尽く」で「崖」を意味し、「ば」は「端」を意味する、説。




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三連休の人出が面白おかしくニュースで放送されていた。
本当は、自宅待機した人も大勢いたはずだが、放送はされない。
そして、何となく自粛ムードが高まり、混迷を増す。

インフルエンザの罹患者が例年比、圧倒的に少ない現実。
コロナ罹患者が、欧米に比べ圧倒的に少ないという現実。
なおかつ、国内の罹患者が急激に増えてきたという現実。

今日まで罹患しなかったように、今後も上手くやる。
マスク、うがい、手洗い、人のいないところへ外出する。
何としてでも生き延びて、北イタリアの村の山荘ホテルに泊まるんだ。




ファイト!





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『ウィスキーと二人の花嫁』  


何だか世の中いろいろと騒がしいけれど、三連休、家庭内自粛。
お金に困るわけでもなく、時間もあれば、常に人さまの裏をかく。
ドライブも旅も、皆さんが働いている時間を利用して、GoTo


あれこれ心理的に追い詰められている三女を激励に行った。
大学院で真面目に研究生活をすれば、それなりに精神疲弊はありうる。
で、先週の日曜、つくば市内にホテルを取り、娘の息抜きに付き合った。

人のいない神社で黄葉を楽しみ、客のいない店でぶりしゃぶを楽しんだ。
筑波山は、車がふもとまで数珠繋ぎ、もちろん辞めて、登ったのは月曜日。
人混みを避けて、マスク着用、検温と消毒をする店を利用する。




『ウィスキーと二人の花嫁』
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■ 作品データ
 原題/Whisky Galore!
 制作年/2016
 制作国/イギリス
 内容時間(字幕版)/99分
 ジャンル/コメディ

■ 解説 第2次世界大戦中、スコットランドのとある小島を舞台に、ウイスキーをこよなく愛する島民たちが繰り広げる珍騒動を、実話をもとにユーモラスに描いた愛すべき人情喜劇。◆第2次世界大戦中、スコットランドの小島では、戦局の悪化によりウイスキーの配給がついにストップ。ウイスキーが“命の水”たる島民たちにとって、それは何とも由々しい大問題。くしくもそんな折、大量のウイスキーを積んだ貨物船が島の近くで座礁するという事件が発生。かくして彼らは、これぞ天からの恵みと、沈没寸前の船からウイスキーを救出する大作戦を開始することに…。かつて実際に起きた事件をもとにアレクサンダー・マッケンドリック監督が1949年に映画化した、本邦未公開の名作喜劇の再映画化作品。



einstein さんに勧められて、見た。
事実を元に作られているところがミソ、島ぐるみのコメディだった。
さて、einstein さんの意図は不明だが、面白い映画を教えていただき、観てお得。

二人娘がいよいよ結婚する、その父親の哀愁は理解できる。
私も三姉妹の父、しかし、娘たち学究にいそしみ、その哀愁はまだ近づかない。
映画に出て来る厳格な親の真似はせず、子どもを支配も拘束もしない。

そもそも厳格すぎる支配を嫌って大阪を飛び出したくせに、子を支配はせぬ。
すでに生きるすべは与えてあるし、三姉妹には美貌と可愛さまで与えてある。
皇族のどのお方よりも美しく、しなやかに、そして風変わりに育ててある。

なんて親バカは、必ずロカビリーに娘をかっさらわれるのだぞと、エール。
楽しい映画を見て思うことは、やっぱりウイスキーがなければ気力が失せるのだ。
島の酒が枯渇した後の、島民の愛くるしい団結が見ていた楽しかった。




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つくば市の別雷神社、恥ずかしながら「わけいかずち」と読めずにいた。
川沿いのあまりにも細い道を新車で進撃し、乗りこむ。
誰もいない、誰も訪れない秘められた神社、蜘蛛の巣が多くて怖かった。


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創建が承平元年(931年)と驚きの年代だけど、さて。
お賽銭と言う寄付は当然するのだけど、寄進して、補修の足しにでもと思う。
だが、社務所には誰もおらず、近づくと蜘蛛の巣が私を拒絶していた。

しかたなく、それでも黄葉の中の紅葉を楽しんだりした。
やっぱり秋はこれでなくっちゃ。
神宮外苑も行きたかったけれど、電車はできるだけ乗らないの。




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もう一か所、科学万博記念公園に行った。
広大な敷地に外気ゆえ、マスク着用で十分かと。
インド、パキスタンの方が多いのには驚いた。

カレー屋さんが多いから当然、経営陣も家族連れで楽しむ。
そういう図式なんだろうけれど、留学生も多い街。
イイ感じで娘の慰労が出来たかもしれない。




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北勝富士を秘かに応援している。
笑顔が可愛くて、早くアデランスのCMに採用してあげてほしい。
いよいよ千秋楽、まずは愚直な突き押しで貴景勝に優勝させたいな。

今場所の照ノ富士の怪力、剛腕に驚き見違える強さ。
照ノ富士も応援したけれど、今日は、日本人力士を応援。
コロナ騒ぎは専守防衛で、身を守り抜き生き残りますわ。



ファイト!





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『東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver. 』   [東野圭吾]



紙媒体の新聞はペーパーナイフで切って、1p ごと残している。
切り取る箇所は赤ペンで囲み、1pを折りたたんで積んでおく。
また、じっくり読んだら捨てる物も、1p 折りたたんで積む。

朝刊なら10分ほどで処理を終え、主夫の生活に戻る。
まとめて読んで処理をするので、ニュース性の期待はなく、考え事のネタ。
11月9日(月) の読売新聞夕刊、p10が残っていて、神代植物公園の特集。

その裏面にもチェック箇所があり、「ウラ」と記入してある。
そこは「本 よみうり堂 トレンド館」で、書籍の推薦があった。
『独学大全』という本で、「学び続ける人へ指南書」と魅惑的。


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早速、駅の書店へ行くと、確かにひら積みであった。
そして鬼のように分厚く、安直に片手に持って立ち読みするのは困難だ。
背筋を伸ばして両手に持って立ち読みするしかない。

絶対恩師が生きていたら、おそらくこの本をネタに議論をしただろうなと思った。
いいトシをして、こんな本を手に取ってワクワクする自分がおかしかった。
800㌻はさて、2,800円はさて、いいトシをしてさて、残り時間はさて。





『東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver. 』
  東野圭吾/講談社文庫(2020年7月15日 初版第一冊発行)
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立ち読みに行って、東野圭吾コーナーをチェックして、欣喜雀躍。
新しい文庫が出ており、ファン必携の書だから買った。
25周年版公式ガイドに新作の自作解説を加えた、アップ・デート版かな。

彼自身の各作品への思いや背景が記された、公式ガイドブックみたいなもの。
読んだ作品を思い出しながら、ニタニタしている。
25周年ガイドブックは妻にあげたし、また余生のお楽しみ。

巻末の「全部読んだか?」チェックリストがあり、重宝する。
いくつかの短編を除外して、ほぼ読んでいる自分を再確認。
読者1万人が選んだ第1位は『容疑者Xの献身』と、長女が喜ぶ。






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往生際の悪さとは同居したくない。
かと言って、アメリカ地図を赤と青に塗り分けて無駄な話もしたくない。
趣味としては、東野圭吾や村上春樹の筆遣いと、世界観を楽しみたい。

世界が共産党に呑み込まれそうな今、久々に書店で楽しい時間を過ごした。
なぜか三島由紀夫のコーナーがあって、ブームのようである。
彼との初めての出会いは、『仮面の告白』だった17の夏。




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明後日の予想最高気温が、東京では25℃という。
地球温暖化と言い始めてどれだけの時間が経ったのだろうか。
新型コロナの第3波と言い、同じように騒いでいるだけのマスコミ。

こんどの3連休は引き籠るとして、自衛のみ。
マスクは全てのカバンに配置し、忘れたという失態はない。
ここには十分に金をかけて、出来ることをやる。




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最近の乗り物は自転車か、車だけだ。
近くは歩き、近場は自転車、そして車を使って走り回っている。
新車購入後1か月余りで、2000㎞を越えた。




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中央道の帰路、山梨側から見る私たちの富士山。
高い山が近くにあるのだけど、その背後に顔を出す芙蓉峰。
やっぱりこの山が見えると、嬉しくなって、サービス・エリアに入ってしまう。

富士見の展望塔を用意したSAでは、もちろん写真を撮る。
江戸川越しに見る私の富士山とは、また少し違った顔が見える。
小学2年生の夏に、山頂まで登山をさせてくれた両親に感謝。

妻は登ったことがないようで、そこんところ、秘かに優越感。
最近、主夫業がうまく行かず、鬱になりそうなの。
それでも、サンルーフを開けて走る赤いマイカー、気分は上げ上げ。



ファイト!






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御射鹿池   [旅]


毎週土曜の夜にTV東京で「新美の巨人たち」が放送されている。
美術系教養番組と定義されていて、録画しておき日曜の朝にノンビリ見ている。
先月の半ばに放送されたのは、東山魁夷『緑響く』に関する内容だった。

八ヶ岳の御射鹿池が絵のモデルになっているということだった。
その池に、シシド・カフカが訪れ、名画に秘められた物語を解説していた。
鏡のように静まり返った池の面が生み出す幻想的な世界。

実在するその池は、実に不便な山の中にあった。
中央道諏訪インターで降り、山道を走りその池を訪ねた。
時間があり、温泉宿があり、車を試したかったので、妻と訪れた。




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三脚を据えた方が何名かいた。
女子の旅人がスマホを掲げて、インスタ映え用に写していた。
カメラを逆さにして映しても通用する、明鏡止水。




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看板には農業用の、ため池だと書かれている。
酸性の多い水質で魚が棲めず、そのことで透明度が高いという。
風さえなければ、実に明鏡止水、こころ穏やかに吸い込まれそうになる。




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寄り道をしながら辿り着いたのだが、午後を十分に過ぎた時間。
山の中は陽の翳りが早く、道に迷いたくはない。
宿泊予定の明治温泉でも、早く来いと指示されている。

温泉宿に続く最後の一本道も、車1台が精いっぱいの坂道。
外灯もなく、真っ暗な崖路を車で走る度胸はない。
まだ明るい時間に到着し、御射鹿池を十分に楽しんだ。




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夜明け前、温泉に浸かり、防寒服で池に行く。
駐車場の車の窓にも霜があり、零度を下回る気温だった。
朝の散歩は、ちょっとした登山で、池まで車で行けばよかったと後悔した。

誰もいないだろうと思った朝の6時前、すでに何台かの車が止まっていた。
関西からの車もあり、たかがため池でも、私も含めてそそられる場所なのだろう。
東山魁夷の絵のような白馬は現れないけれど、出てきても不思議ではない光景だ。




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朝食前に温泉に入り、朝食後また、妻と朝の散歩をした。
ある意味で、この池を見るための宿泊で、妻と不便を楽しんだ。
宿の窓の下には、おしどり隠しの滝があり、一晩中、川のせせらぎを聞いた。

ハレオくんには心地よい時間が流れており、車を買い替えて良かったと思っている。
山中の不便の中には不思議な時間が流れていて、妻とそれを楽しんだ。
今日も快晴が予想されており、筑波山に向かって小さなドライブの予定。


北海道や大阪で千葉でコロナ感染が過去最多という。
やるべきことは自衛、消毒とマスク、よく食べよく眠り、どこでもマスク。
あわせて、うがいをする、手を洗う、そんなところかな。




ファイト!





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『クリミナル・マインド15 FBI行動分析課』   [ドラマ]



『クリミナル・マインド』
シーズン15が終了したと言うことは、15年という時間が過ぎたのだ。
始まりは長女と見て、彼女は中学か高校に通っていた。
アメリカは怖いね、怖くて行けないねって見ていた。





『クリミナル・マインド15 FBI行動分析課 ザ・ファイナル』
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シリアルキラーの次なる犯行を防ぐべくプロファイリングで犯人像を推理するFBIのエリートチーム、BAU。その活躍を描く大ヒット犯罪捜査ドラマがついにフィナーレ!全米最大の犯罪捜査機関FBIに実在する、シリアルキラー(連続殺人鬼)を追うプロファイラーチーム“BAU(行動分析課)”。その活躍を描き続けてきた人気犯罪捜査ドラマが、同じ全米CBSネットワークで放送された「CSI:科学捜査班」同様、計15シーズンというロングランヒットに到達しつつ、惜しくもついに幕を下ろす。


プロファイリングという言葉が、世に出回り始めた初期だったか。
さすがにここ数シーズンは退屈と言うか、おかしな回もあった。
それでも登場人物のキャラ設定が宜しく、キャストの人間関係も楽しめた。

1話完結だけど、ときおり「to be continued」があり、ありゃりゃとなる。
長女はDr.スペンサー・リードのファンで、会いに行っている。
学生時代、その役者さんが来日した時、会いに行って記念写真に納まっていた。

これだけ長くシーズンが続くと、過去の生活の思い出と共に懐かしむ。
日本の映画並みに金をかけて作っているので、迫力のある場面作りだった。
ただ、視聴率の低下やギャラ、製作費が合わなくなって終わったんだろうなと推測。

毎週、毎年楽しみにしていた番組の終了は少し寂しい。
それでも、ユニークな視点を手に入れて、これで良し。
TVっ子のまま、いつか自分も終わっていくのだろうから、精選しなくちゃ。




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1週間前、確実に快晴だと判断できたので里見公園に赴く。
富士山を撮るためだが、知らないおじさんが「いい場所」を教えてくれた。
東京タワー、スカイツリー、富士山を並べて見られる場所。


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新宿のビルも見えるので、今までとは違う視点だった。
むかし、初任校の書道教室から、いつも利尻富士が見えた。
毎日、動かないものを見続ける「ふるさと感」が好きだった。




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里見公園には小さな薔薇園がある。
噴水の周りに、手入れされた薔薇の園。
すでに散り始めて、秋も深まりを見せていた。


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散ったばかりの花弁が浮遊する水面。
8時前になると噴水が始まるので、その前に写さなくっちゃ。
最近、映り込みにハマっている。




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ぼちぼちまた働き始めなくっちゃ、と呑気なことを想っている。
お金を作るという意味での働きで、職に就くわけではない。
ネットでアンケートに答えると、「無職」しか選択できない身の上。

童話作家と言うには未だ入選せず、投資家と言うには一桁違う。
結局は、「無職」を選ばされて、なんだか寂しくなる。
自分が役立たずみたいな気分になって、寂しくなる。

神社仏閣で常に世界平和を祈り、お賽銭を献上する。
しかし、自分の能力では地球を救うことはできそうにもない。
自分に出来ることと言えば、家族と一緒に幸せになることぐらい。




ファイト!





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『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』   [ドラマ]


札幌時代、ホームステイの受け入れをしていた。
ブレイン&メアリー元夫婦も、何度か滞在しに来ていた。
ブッシュの時は、あんな男が大統領だなんて恥ずかしいと言っていた。

ブッシュはただの酔っぱらいで、何も考えていないと、ボロクソだった。
その後オバマになり、長女も呼ばれて大統領就任演説を聞きに行っていた。
そしてトランプ、ブレインたちはおそらく暗黒の4年間を過ごしたのだろう。


長女曰く、オレゴン州ポートランドは、数か月前から落ち着かない様子だと。
ブレインさんからのメールに、アメリカの闇を感じたという。
「週に2、3回の銃声が聞こえるだけで、他州よりは安全」だということだ。




『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』
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前編  96分
後編 116分

トランプ大統領から解任された元FBI長官による暴露本を映像化。ヒラリー私用メール問題、ロシアゲートなどアメリカを揺るがす政界スキャンダルの舞台裏を描く。◆ オバマ政権下の2013年にFBI長官となったが、2017年、新大統領ドナルド・トランプに解任されたジェームズ・コミーが現政権の実体を暴露し、全米ベストセラーとなったノンフィクション「より高き忠誠 A HIGHER LOYALTY 真実と嘘とリーダーシップ」(光文社刊)を映像化。9月27日に全米放送される前後編の最新ドラマを、3日に米大統領選がある11月の1日、WOWOWは日本最速で連続放送する。◆コミーが目撃した政界スキャンダルの舞台裏を再現し、全米放送によって物議を醸すであろう本作を、大統領選の直前に日本初公開する。出演は、映画『オデッセイ』、ドラマ「ニュースルーム」のJ・ダニエルズ、ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のM・ケリー、映画『ピアノ・レッスン』で第66回アカデミー賞などの主演女優賞を総なめにしたH・ハンターなど豪華な顔触れ。監督・脚本を務めたのは映画『リチャード・ジュエル』の脚本家、B・レイ。


<ストーリー>
 前編=2013年、2期目の米大統領に就任したオバマは、民主党員の自分と異なる共和党員だが、真面目で仕事熱心なコミーをFBI長官に任命。コミーは立場上、大統領と“距離を置く”ことをオバマに約束してFBI長官に就任。多くのFBI局員に支えられつつ、長官として活躍した。

 後編=2015年、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、公務のためのメールを私用のメールアカウントで送受信していたことをコミーは問題視し、ヒラリーを捜査対象に。しかし、一連の捜査が翌年の大統領選に影響を与えると批判を受ける。そして2016年、大方の予想を覆して共和党のドナルド・トランプ候補が大統領選で勝利し、翌年1月、大統領に就任。だが、実は当選前からこの大統領選にロシアが干渉していたという情報をもとにFBIは捜査していたのだった……。


ニュース映像を交えながら、ソックリさんが演じるドラマ。
すでに発行されていた暴露本、おそらく大統領はこんな感じかもしれない。
子どもみたいな人で、よく大統領として4年間もったな。

何が本当かは分からないのだが、きっとこれは事実だろう。
それでも、嘘でも、否定し続ければ、それが真実となる。
お行儀が悪いの一言で、全てが収まるのかな。

見ていてスッキリすることはないが、内実は知ることが出来た。
選挙直前にこういうのをTVで流せる強さが、アメリカの自由と民主主義なんだな。
もちろん再選はないだろう。






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銚子へドライブをしてきた。
大型車による大渋滞が、3か所で発生した。
房総半島を西から東へ横断する道は、不便で走りにくかった。

圓福寺の五重塔が目立った。
このすぐ近くの銚子観音下の「さのや」で今川焼を食べた。
地元の人気店で、行列が出来ていたのと、大量購入の客が多かった。




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生マグロ専門店の久六、ここでの食事が今回の目的。
いわゆる漬け丼になるのだが、美味しかった。
中トロの串カツは、運転してなきゃ飲めるぜ、と再訪を誓った。




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小学2年生の夏、家族で来ているはずだけど、灯台に登った記憶がない。
アホと煙に属する家族だから、行けば上ったはずだけど景色の記憶がない。
利根川の水郷で船に乗った記憶はある。

コンパクトに利根川と銚子を攻めたはずだけど記憶にない。
ただ、泳いだ記憶はあるのだった。
浜に出て泳ぎ、暫くしたら私がのたうち回った記憶がある。




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結果的には虫垂炎で、千葉の鉄道病院まで戻り、散らした記憶がある。
国鉄職員の子だから、病院は鉄道病院を選ぶのか。
電車の中で、殆どのたうち回った記憶がある。

おそろしいことにその時、父が私の腹をさすりながら般若心経を上げたのだ。
恥ずかしいというより、そうやってさすられている間、痛みを感じなかった。
自分の中にある、闇のような記憶が、私の銚子なのだ。




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半世紀ぶりに銚子遠征をし、科学の子、食べ歩きを堪能した。
過去の病的に忌まわしい記憶を解き放って、妻と次女の3人の時間を確保した。
旅先の病で、家族の時間を奪った後ろめたさは、子どもなりに感じていた。

マイナスの思い出は引きずる必要はない。
空と水平線を眺めながら、旅の時間をこれからも楽しむ。
闇の中のアメリカ国も、早く落ち着いて、暴走国家C国を何とかしてほしい。



ファイト!





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『リチャード・ジュエル』   [映画]



大阪で住民投票があって、結果が出た。
大阪市民じゃないから、どちらに転んでも関係はない。
しかし、自民党と共産党が組んでいる姿を見て、怖いなと思った。


先日、国立新美術館へ行った帰り、最寄り駅の地下鉄・乃木坂駅まで歩いた。
美術館のすぐ隣りに、日本学術会議の大きな建物があって驚いた。
そう言えば、学術会議の学者さんも共産党幹部と一緒にこぶしを突き上げていた。


ところで乃木坂という名前、初めて知ったのは梓みちよの歌だった。
今は、女子グループの名前で乃木坂が使われている。
個人的には欅坂が好きだけど、今は櫻坂に変わってしまっている。




『リチャード・ジュエル』
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■ 作品データ
 原題/Richard Jewell
 制作年/2019
 制作国/アメリカ
 内容時間(字幕版)/131分
 ジャンル/ドラマ・サスペンス/ミステリー

■ 解説 果たして彼は、英雄か、それとも事件の犯人なのか? C・イーストウッド監督が、1996年、アトランタで起きた爆破事件の知られざる舞台裏の真実に迫った実話ドラマ。1996年、アトランタ五輪の会場近くの記念公園で、警備員のR・ジュエルが不審な物体を発見。彼の迅速な通報と行動により、爆破前に多くの人がその場から避難し、ジュエルは一躍、英雄視されるようになるが、現地の新聞社とTV局が彼を事件の容疑者であるかのように報じ、FBIも徹底捜査を開始したことから、状況は大きく一変。そんな中、彼の無実を信じる旧知の弁護士ブライアントが、真相究明のために立ち上がることに。


SNS時代の今ならこの事件がどのように展開していたか、と思った。
捏造ではないけれど思い込み捜査から、彼が犯人でしかないと方向づけられる。
スクープが欲しい記者が、ヒントを貰って憶測記事を書く。

記名式の思わせぶりな記事が既成事実化して、無実の人間が犯人扱いになる。
裏が取れているのか、それは事実か、そういう単純作業の手抜き。
官製の冤罪、踊るマスコミが牙をむき、市井の人の生活が破壊される。

今でも起きていることだけど、濡れ衣を払拭する困難はつらいだろうな。
さて、C・イーストウッド、今年90歳だとか言うけれど、老いて益々。
88歳でこの映画を作ったとは、どうしよう、オレも頑張るのかなそこまで。




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秋薔薇が終わるころだから、里見公園に行った。
もやもやした空だけど、富士山が見えたので長めのズームで写した。
しかし、富士山らしい雪にはまだ少し足りないと思った。




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東京都の陽性率が上がっているけれど、それを報じず感染者数しか出さない。
札幌市の感染者数は確実に急上昇したが、どう身構えるべきか。
結局はよく食べて良く寝て、三密を避け、うがいと手洗い、外出にはマスクしかない。

長女が住むドイツも感染増加傾向にあるらしく、パパは心配する。
ユニクロのマスク3枚組を2袋、航空便で送った。
送料240円には驚きながら、娘の健康と無事を祈る。




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アメリカの大統領選、投票権がないので傍観している。
どちらが勝っても、お年寄り大統領ということで、ある種の不安しかない。
C国の侵略と、K国の横暴を止めるのは、自助・共助・公助では物足りない。

新しい米国大統領が、日本の安全を保障してくれるのだろうか。
専守防衛のニッポン、色んなものが盗まれてるのだけど、じっと我慢。
きっとアメリカが助けてくれるって信じるしかないけど、憲法9条があったか。



ファイト!





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芸術で食欲の秋   [趣味]



読書するとは、自分でものを考えずに、代わりに他人に考えてもらうことだ。
(ショーペンハウアー)



毎週土曜日にBSテレ東で、「新 美の巨人たち」を録画して、日曜の朝に見る。
先週はクリエイティブディレクター佐藤可士和だった。
国立新美術館の「新」のデザインをした人である。

先週の番組で、黒川紀章による国立新美術館の建築にも触れていた。
そんな記憶が覚める前に、友人から手紙が来た。
日展に13度目の入選を果たしたので、作品を見に来てほしいと誘われた。

じゃあ、あの風変わりな店でランチを食べることにして、行くかと。
昨日は朝から、妻と出かけたのだった。
土曜ということもあり、あちこちの人出が多いと感じた。




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この赤い「新」の字、変わったデザインだなと思っていたら、佐藤可士和だった。
ユニクロやTポイント、楽天のロゴをデザインした人。
すこ~し、私は引きつけられてしまう。




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日展の位置づけはどういうレベルなのか、分からない。
自分なりには国体みたいなものかなと、思ったりする。
娘が10年連続で北海道の代表になったが、友人はそれを遙かに超える日展。

跳んだり跳ねたり走ったり泳いだりする国体より、秋だし、日展がエラく見える。
物凄い数の日本画、西洋画、彫刻、書であった。
製作者たちの意図するものを、全て受け取ったわけではない。




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ニュース速報を見ると、ショーン・コネリーが亡くなったという。
好きな俳優さんで、90歳、でもねぇやっぱり寂しいな。
いちばん好きな映画は、オードリー・ヘプバーンと共演した「ロビンとマリアン」。

いずれにせよご冥福を祈る。
こんな頑固で渋いオヤジでありたいと思う。
そのうち特集が組まれるだろうから、「ロビンとマリアン」はまた見るぞ。




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書の展示室は満杯感が半端ない。
絵画のようにただ、どっしりと展示されることはない。
ぎゅうぎゅう詰めだったけれど、掘り起こしながら、見た。




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ランチは不思議な円錐形のてっぺんにあるレストランで食べた。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ である。
ランチのセットメニューを頼んだが、美味しかったぞ。




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さて今日から11月、この月もやることが多く、充実するのだと思う。
10月はあっという間に過ぎてしまったが、これでいいのだろうか。
残る2か月も加速して、祈りの正月を迎えるのか。

北海道のコロナ感染者数が増加傾向にある。
ここは注意して見ておこうと思う。
今のところ大丈夫、外出する機会が増えたので、用心用心ご用心。



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