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生きる力   [子育て]



生きる力を育む、なんて教育の「ねらい」があったりする文科省。
現場の高校教師は、何をさせるのやらと、文句をこらえる。
雪の夜に放り出して、生きろ! とでもやればチカラはつくのだが。

20年くらい前から職業教育というのが幅を利かせた。
インターンシップだとか、教科指導より力を入れる先生、重宝された。
踏まれても持ちこたえ、工夫を重ねて難関を乗り切る、それに尽きるのだが。


三姉妹を見ていて、どこで生きる力を身に付けたのか。
まあそれれぞれが、驚くほどに自分の世界をもって生きている。
面白いなぁと、パパは見てるだけぇー。

次女は私が知っているだけで3つほどの副業を持っている。
覆面ライターとか、調査員とか。
あるいは覆面を脱いで優しい水泳個人レッスンの先生。

休みなく全力で遊び、全力で働きまくっている。
ランチをご馳走してもらって、あるビルのロビーで待機したパパ。
次女なりの、ひと仕事をしてきたみたい。




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ロビーで待機中、新聞を読んでいたら、熱心な作業嬢がいて観察した。
丹念に葉っぱを拭き、根本を掃除し、水をやる。
あまりに懇切丁寧な仕事なので、おもわず声をかけてしまった。

怪しく見えるでしょうが、怪しい者じゃありません。
ひとつのロビーだけで作業は2時間以上かかるとか。
これも仕事ですからと、植物を大切にする姿勢に脱帽でした。




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神楽坂を上るのはしんどいなと、五十鈴のどら焼きを買いに行く途中、休憩。
くりこ庵で季節限定の白玉入り鯛焼き、溶けた白玉が熱かった。
鯛焼きよりよく焦げた次女、仕事も遊びも充実中とか。


まあ、親に言えない秘密の一つや二つ、あるだろう。
親に言っても仕方のない苦労や悩みもあるだろう。
いずれにせよタフに生きており、バトンタッチは終わったと思っている。




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