また虐めかよ

愛の花アガバンサスも終わりかけている、雨。
去年とは違って、本当に私が嫌う梅雨が、ジメジメとまとわりつく。
雨が降る合間に市川駅前の空中庭園で、アガバンサスを写した。



愛の花であるアガバンサスを写しておきながら、湿った話。
何かいいことないかいなと思う心を、落胆させるような話だ。
大人が救えた若いイノチを、また失ってしまった。

■女子生徒に返事、担任は「いじめ」認識…中３自殺

　岐阜市のマンションから飛び降りたとみられる市立中学３年の男子生徒（１４）が死亡した問題で、担任の男性教諭は、女子生徒から渡された手紙に書かれていた男子生徒に対する嫌がらせについて、「いじめ」との認識を示していたことがわかった。教職員がいじめの情報を得た場合、速やかに学校の組織的対応につなげることが義務づけられているが、校長らに手紙の情報は共有されていなかった。　　（読売新聞／2019-07-07）

「私も一緒に戦います。先生、力を貸してください。よろしくお願いします」
「任せてください。完璧にいじめです。指導します」

　担任は、３年の学年副主任に手紙を見せて相談し、名前のあがっていた同級生２人と面談。しかし、その際の指導や、男子生徒との面談を踏まえ、問題は解決できたと判断し、学年主任や校長には、手紙については報告しなかった。手紙は、担任が廃棄した可能性が高いという。

上司に報告しなかったことが問題ではない。
嘆願に、任せてくださいと言って、履行しなかったことの責任が大きい。
面談や指導というが、いじめに必要なのは、「阻止」でしかない。

担任は重要書類となる、女子生徒からの手紙を残していない。
「個人情報が含まれていたため、シュレッダーにかけたかもしれない」
命より個人情報を選ぶのかと、言われることを想定してよセンセイ。


指導したと、サラリーマン先生は必ず言う。
虐めちゃダメですよ分かった？　ハイ分かりました。
この程度のことで「指導」という教師、多いよなぁ。

授業だってコピーみたいな話だけで、イノチガケじゃないもん。
そんなの授業じゃないよ対話もないよ、そして、それでも指導という。
本気を見せなきゃ、こんな同じことを繰り返すだけだぞ。

６、７人の同級生から顔を殴られたり、つばを吐きかけられたりしたほか、トイレで土下座させられていたという。総額約２万円を支払わされたりしていたとの情報もあった。

これは犯罪で、いじめなどではない。
やった奴らを引きずり出すほどの迫力と勢いで、「指導」しておくれ。
もう虐めるのはイヤになるほど、徹底的に「指導」しておくれ。

どうする教育委員会！
どうする文部科学省！

ファイト！