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強制的な歩行   [仕事]



     (写真は3枚とも江戸川土手にて/市川)


あなたの今日のミッションはこれ。
妻にそう言われ、三女の小型スーツケースを新木場まで運んだ。
早朝の京葉線のラッシュで、スーツケースとリュックは無理だと宅配。

もちろん万歩計のカウントを楽しみにね。




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昨日から水泳の日本選手権が始まった。
三女は、東京辰巳国際水泳場の最上階でビデオを撮り、ストローク数をカウントし。
全レースの泳法分析と、データ解析を手伝っている。

自分自身の研究と少しは接点があり、手伝いも勉強。
筑波からは始発でも間に合わないので、新木場のホテルから通うのである。
ただ、前日はホテル代が出なかったので、拙宅から早朝出勤。




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三女の後輩が決勝に残り、交通事故で去年を棒に振って以来の、再起だった。
不運を乗り越える知り合いの朗報は、嬉しいものである。
辰巳の観客席、声援がこだまする場内、塩素の匂い、懐かしい。

新木場の駅を降りたのは何年前かと、娘のスーツケースを運びながら思う。
東京国体の時、車椅子の妻を、このエレベーターで降ろしたなと思い出す。
辰巳は、三女の引退レースを見に行ったのが最後だった。




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新木場駅を降りて、プールとは反対側に、スーツケースを引きながら歩いた。
まだ19歳だった妻が運転する車で、木場に迷い込んたことを、ふと思い出した。
そう言えば東野圭吾の小説で、木場界隈を舞台に殺人事件があったように思う。

娘は早朝の宿舎を出て、レース後の分析などを終え、夜遅くに帰る。
何となく父さんは心配になるんだけど、少林寺の有段者だから護身は可能か。
スーツケースを部屋に届けて、むかし妻の運転で迷い込んだあたりをぶらつく。

本当に何もない、時間帯によっては、人の気配のない街になるのだろう。
水泳の日本選手権は、初日に一つ日本記録が出た。
2日目はどんなレースになるのか、TV観戦かな。



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