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たたくとあざ残る   [新聞から]




人の痛みが分かる人間になると言いながら痛み止めを打ってくれていた。
熱心な担当医だったが、頭を抱えて、ボクの手には負えない。
そう言って彼は、東京歯科大学 市川総合病院 整形外科に紹介状を書いた。

左肩へのヒアルロン酸注射は暫く期待が持てたけれど。
メルボルンから帰ると、また痛くなってきたよと、今日は精密検査。
老いては医者に従え、と我が格言集に言う。




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「たたくとあざ残る」8歳長女の両手縛り水風呂





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2人は長女に対し、「うそをつかない」「わがままをいわない」など10項目にわたる誓約書を書かせ、それを破ると水風呂に入れていた。数時間にわたるときもあったという。[新月]捜査関係者によると、2人のスマートフォンから、長女が水風呂に入れられた状態の動画を押収。母親が撮影したとみられる。[新月]県警によると、2人は1月下旬にも、長女の両手首をひものようなもので縛り、無理やり水風呂に押し入れてけがを負わせたとして2月21日に逮捕されていた。    (読売新聞/2019年3月14日 14:00)





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間違った知識には注意せよ。それは無知よりも危険である。
                (バーナード・ショー)


誰が教えたのだろうか、「しつけ」という錯覚。
鬼畜の行為を撮影録画できる悪趣味が、既に狂気だと思う。
8歳の子どもに書かせた「誓約書」に何の意味があると思うのか。

ほぼ確実なバカが、子育てを偽装している。
肩の痛みは「紹介状」を希望に、まだ耐えることが出来る。
だがなあ、この8歳の少女がどんな未来を生きるのか、胸が痛い。



さて、今日は大阪・宝塚遠征から長女が帰ってくる。
鮭の炊き込み御飯と、甘塩の鮭の切り身をふっくら焼いてやろうと思う。
私も長女に、長く厳しい「しつけ」をし、すでに何度もゴメンと手を合わせている。




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