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『女神の見えざる手』   [映画]





実に面白い映画を観た。
長女が今月初めに「良い作品でした」とコメントを出していた。
ちょうどWOWOWでやっていたので、録画して見た。


もちろん夫婦で集中して見て、良かったねぇーと満足した。
推理小説なみに伏線が張られていて、最後にグッサリ。
あと味も良く、楽しめたと思う。




『女神の見えざる手』
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■作品データ
原題/Miss Sloane
制作年/2016
制作国/フランス/アメリカ
内容時間(字幕版)/133分
ジャンル/ドラマ・サスペンス/ミステリー

■解説  「恋におちたシェイクスピア」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のジョン・マッデン監督が「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンを主演に迎え、天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。大手ロビー会社の花形ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。卓越したアイデアと大胆な決断力で難局を乗り越え、勝利を目前にした矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈してしまう。さらに、予想外の事件によって事態はますます悪化していく。共演に「キングスマン」のマーク・ストロング、「インターステラー」のジョン・リスゴー。


ロビー活動は予見すること
敵の動きを予測し 対策を考えること
勝者は敵の一歩先を読んで計画し
敵が切り札を使ったあと 自分の札を出す
敵の意表を突くこと 自分が突かれてはいけない


映画の冒頭で主人公の女性がアップで映ったまま、上のセリフを語る。
何かのインタビューかと思ったら、聴聞会での質疑練習だった。
そこから始まるのだが、そしてそのセリフの通り、彼女はやり通すのだ。

ドロドロした舞台ではあるが、追い詰められていく中でも、痛快な逆転が良い。
ポスターに、彼女はアメリカを「毒」で正す、とあるがその通り。
こういう女性は、日本ではまだまだ出てきそうにない。

続編が出来そうな映画だった。
おそらく最近見た中で一番の出来だと思う。
1970年代の「スティング」のアップテンポ版だなと思った。




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いわゆるハリウッド映画ではなく、フランス・アメリカ合作がミソだと思う。
ドンパチ、カーチェイスではなくても、十分にテンポよく映画は進んでいく。
シナリオは十分に計算され、伏線が張られており、観客の錯覚も利用する。

見ながらも、頭の中で修正を加え、同時に、主人公と一緒に追い詰められていく。
P・ニューマンとR・レッドフォードの映画「スティング」と同じ爽快感。
やっぱりこの映画は、面白いとしか言えない。







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足立sunnyさんの宣伝もあり、日本テレビの朝の情報番組「バゲット」を録画。
早送りで見たら、sunnyさんが写りこんできました。
この人なんだよと、妻に教えてあげるのはまだ実行せず。

妻にも見せようかどうしようか、思案中。
不思議な映像だったし、カワセミがビュンビュン飛んでて、それこそ驚き。
水元公園では暫く話題となり、sunnyさんも有名人の仲間入り。




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