『魔力の胎動』 [東野圭吾]
ちょっとしんどい、疲れた、あー疲れた疲れた。
そんな風に思うのは、気候の変化に慣れない自分なのかしら。
これと言って何か特別なことをしているわけじゃないんだけどね。
札幌市北区新川に住んでた頃は、カラスが恐くて運動不足になっていた。
こちらは江戸側の土手があり、自転車があり、雨さえ降らなきゃ大丈夫。
目先の雑務と事務作業を、さっさと終わらせよう。
『魔力の胎動』 東野圭吾/角川書店(2018年3月23日 初版発行)
内容紹介 映画化『ラプラスの魔女』前日譚 / 自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。
5つの短編からなり、始めの4つは登場人物が共通する。
だから、連作短編のような一話完結で読み、楽しめた。
映画では広瀬すず演じる円華の能力は、子どもの世界の痛快さだ。
始めの4つは、「小説 野生時代」に掲載されたようだ。
最後の「第五章 魔力の胎動」は『ラプラスの魔女』につなげる書き下ろし。
『ラプラスの魔女』で扱う事件が登場してくる。
思い起こしながら、あれ? そうだったよなと。
何となくだが楽しめて、本格ファンの辛口のように高飛車にはならない。
三女には、立ち読みで一瞬に読み切れる作品だった。
やっぱり、しっかりとした長編を読みたいな。
「夜学」と言うと、何か立志伝中の人物になった気がする。
苦手だった「会社四季報の読み方」という講座に参加している。
授業料は高額だが、自分の弱点が克服できるので気に入っている。
勉強はワクワクしながらするのがいい。
昔からそうだけど、やらされてやる勉強は嫌なものだ。
知らなかったことが分かりかけて、ちょっと調子こきそうである。
・・・と、いずれ教え子を呼んで、語るかな。
というより、彼らの会社を調査させてもらおう。
聞くだけだから、インサイダーでもあるまいし。
ファイト!