乗り間違い [笑われ噺]
ボーっと生きてんじゃねえよ!
また、チコちゃんに叱られる。
立石に用事があった。
ちゃんとネットで調べて、市川真間から京成電車に乗った。
青砥で予定通り乗り換えた。
次の駅が立石で、・・・あれ?
止まらない、それどころか4つばかり駅を飛ばして、押上に着いた。
スカイツリーが馬鹿デカく見えて、焦りまくった。
北海道では私鉄に乗ることが全くなかった。
自分を救う言い訳は、乗り慣れていない私鉄に困惑しているのだ。
特急券がいらないんだから、恐れ入る。
よく焼けたでしょ。
でもまだ心は、燃え尽きていないよ。
ただ、ちょっとしたことが、うまくかみ合わないんだ。
近所の防災公園で、アイスバーグと言う花が、慰めてくれた。
娘のいるドイツの花で、「氷山」という意味らしい。
別名シュネービッチェンは「白雪姫」だって。
そうかきっとオレ、毒リンゴを食べて、ボーっとしてたんだな。
しっかりしなきゃ、せっかく紙に書いたんだから。
次の指令は、羽田空港まで行くんだからね、乗り間違えないように注意。
ファイト!