ビデオがなくとも吸収する熱さ [TV]
「過去」が長くなるとつい、むかしを語ってしまう、どうしましょ。
温故知新、そういって振り向いている。
50年ちかく前の話。
「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?」
三菱ダイヤモンド・サッカー
大阪では毎週金曜の夜10時30分からの放送だったように思う。
これしかイギリスやドイツのサッカー「技術」を盗むことは不可能だった。
ビデオもDVDもなく、この番組だけを見て、ワザを真似た。
今では考えられない「後半は次週」という構成だった
岡野俊一郎さんの地味ぃ~だけど、適切な解説が良かった。
いま風のシステム云々を言わなかったが、逆にシンプルで良い。
金曜の夜、こっそり見るのだが、頑張れば11PMまでイケる。
しかし、土曜の午後や日曜には練習と練習試合があるので夜更かし禁止。
録って出し、ではないが、TVで見たのをその翌日に披露するのがカッコイイ。
ギュンター・ネッツァーが40m以上のクロスボールを胸でトラップ。
それをすぐに試合で使ってトラップ失敗、でも、相手のディフェンスの頭越え。
お笑いのように抜いてしまったけど、少し自信になったりした。
まだ「キャプテン翼」のない時代。
「赤き血のイレブン」だけだから、技術向上には物足りない。
バナナシュートとサブマリンシュートだけは、身につけたのだった。
ご近所で咲いているのだけど、すぐに風で揺れて写せない。
これは何ですかと問うために、3日つづけて写しに行った、変態じゃん。
時間とともに、これは「ねむの木」でしょうかと思えるようになった。
日本代表の、グループリーグ突破を祈念して!
渾身の、ビヨウヤナギ(と思われる)でっせ。
なぜ渾身かと言うと、揺れる揺れるの中でゲットですから。
ファイト!