次女様がやってきた [@Home]
離婚したわけではなくて、子どもたちが巣立ったのだ。
だから、新しい「実家」に子どもたちは帰ってくる。
子どもが来ると知れば、落ち着きなく、粗相なきよう焦る父。
子どもはただいまと言って帰り、行ってきますと言って出ていく。
お帰りと出迎え嬉しくなり、行ってらっしゃいと見送り寂しくなる。
やっぱり家族がいいんだと思うのだ。
これ当たったやつと、お裾分けで持ってきた次女。
父はマンゴーが好きで、次女も好きだという。
でもな、もったいなくて食べられそうにないかな。
妻は午前中からお団子屋さんへ行き、団子と草餅を買ってくる。
次女が和菓子好き、あんこ好きだからね。
次女の、あんこには負けるけど、日に焼けて少し色づく小麦色のマーメイド。
お父さんはね、次女の大好物の大トロを買ってくる。
本マグロも好きだから買ってくる。
どうぞお召し上がりください、次は肉がいいかい?
お好み焼きが食べたいと、次女の話を聞いて指定された模様。
お好み焼き用の乾燥エビを、業務用の店で、たっぷり買ったので贅沢に使う。
大トロとか、豚バラとか脂ぎったのが好きな次女様。
ほろ酔いの妻が、まあキレイな空と言い。
酔っぱらった夫は、バルコニーに出て望遠を構える。
たしかに、夕焼け空は真っ赤っかだった。
楽しい時間は幸せな眠りへといざなう。
あっという間だったけど、来週末もスィーツの旅を誘われた。
カレンダーに予定を書いてくれたので、父、喜ぶ。
ファイト!