Himさんが鬱を発症する [ひと]
昨日の朝は気がつけば大雪で車が埋まっていた。
早朝の除雪も婦唱夫随で、解決した。
午後からは快晴となるも、良からぬ報せを受け取る。
Himさんと呼んでいる、先輩が居る。
2つ年上だが、元同僚でガンガン鍛えられた。
高いところから物を言い、決めつけ押し込むので、敵も多かった。
それでも「改革」への馬力が凄い教師で、彼にはなぜか可愛がられた。
やがて管理職になり、その道へ誘われたが、丁重に断った。
彼は校長で定年を迎え、天下って、私立で校長をしていたはずだ。
その、ブルドーザーのような男が、昨年末に入院したと聞く。
鬱病になったらしく、あの彼がと、驚きである。
三女も、当番校長として、賞状を渡されたりしている。
私自身も、再再就職先が見つからず、凹んだこともある。
自己推薦文を書いて、何もない自分が情けなく思うこともあった。
日曜体育館の管理者面接で落ちた時も凹んだ。
マイナスの状態を、少しでも、良い方向へと考えるようにもした。
凹みすぎて、精神を病まないように、前を向き続けた。
しかし、再就職で安定しているHimさんが、今さら鬱になってしまうなんて。
鬱病に激励は良くないと聞く。
ラグビーの教育大OBチームに誘ってくれて、14番を任せてくれた。
小うるさい男だったけど、時間を作って会いに行くかな。
やっぱり仲間が病とあらば、会いに行くかな。
来月の、再再就職試験が終わって、受かれば、自分へのご褒美で、旅だ。
会いに行って、試合後のように、腰を指圧してやるかな。
心配の種は摘んでおきたいからね。
私も自分のことを自分で処理して、前へ。
明大ラグビー1点差に泣くが、前へ。
Himさんにも前を向いてもらおう。
オレの気色悪い笑顔で、話を聞いてやろうじゃないか。
ファイト!