少女は跳ぶことが出来る [子育て]
幻想の死は 究極の悲しみ (A・ケストラー)
休日の少女は雪道を、お稽古事に向かう。
大人たちには見えない物が見え、さらに話すことも出来る。
そんな時、立ち止まって少女は、世界に居る。
教師はいつでも傍線を引いて、それは何故かと問いたがる。
少女よ、決してその問いに答えてはならぬ。
ひとたび答えてしまえば、もう、答え合わせの世界に引きずり込まれる。
正解を押しつけられてしまう、ということだ。
薄汚れた教師に、出会うことがありませんように。
見えない世界が見えたり、聞こえたり。
そんな不思議な純情を、真っ直ぐに持ち続けて下さい。
少しでも長く、そんな自分でいてください。
ファイト!